【映画】ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序…暫定高評価

（一時）

明日から夏季休暇です
しかも私にとっては近年稀な5連休（今のところ…）。
呼び出されないといいなぁ



さて、本日も映画の鑑賞記録。アニメです。



「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」
（総監督：庵野秀明、監督：鶴巻和哉、摩砂雪、声の出演：緒方恵美、三石琴乃、山口由里子、林原めぐみ、2007年邦画・アニメーション）

TSUTAYAさんで「俺たちフィギュアスケーター」、「神霊狩／GHOST HOUND（1巻）」と一緒にレンタル。
「神霊狩／GHOST HOUND」は全部観終えて気が向いたら記事にしますね（現在、4巻12話まで鑑賞しております）。
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」は、2008年8月2日（土曜日）に鑑賞しました。



ストーリー
「新世紀エヴァンゲリオン」のリメイクシリーズ全4話中の第1話。
世界を壊滅させた「セカンド・インパクト」と呼ばれる未曾有の災害から15年後の世界。14歳の少年碇シンジ（声：緒方恵美）は父であり特務機関ネルフの最高司令官碇ゲンドウ（声：立木文彦）に呼び出されネルフの本拠地ジオフロントがある第3新東京市に赴く、同じ頃“使徒”と呼ばれる謎の巨大生物が第3新東京市を襲う。ネルフの葛城ミサト二佐（声：三石琴乃）と合流したシンジはゲンドウからエヴァンゲリオンと呼ばれる巨大人型兵器にパイロットとして乗り込むよう命じられる。
詳しくは…








ピロＥＫ的感想＆点数
10数年前の私はエヴァンゲリオンという社会現象に大きく呑み込まれていた一人
会社のオタク同僚共とエヴァの展開、先々のストーリーの予想について熱く語り（もう30歳前という年齢だったというのに…）、解説本や設定本、はたまた特集を組んでいる書籍を買いあさり、（旧シリーズの）劇場版が公開されるや喜んで映画館に行ったものです（騙されて二度もね）。
で、そこまでやった結果はというと、あの劇場版の最後のシーン見て…アメトークの“エヴァンゲリオン芸人”世界のナベアツの云うところの“否（ピ）”の感想を抱いて今に至っております。
…てな訳で、未だ補完されていない私な訳です

この新シリーズは映画館に行っておりません（何故か息子が昨年観にいきました…小さいころに変な刷り込みしたせいかも…と反省するピロＥＫ）。
今回のＤＶＤ鑑賞も、当初の予定では「四部作が全部終わって、信頼に足る“賛（サン）”なオチだと分かってから鑑賞しよう」と決めていたのですが…なんだか評判いいんだよねこの焼き直し。息子も面白いと言ってたし…う～ん…結局、未だ二作目（二話目）も公開されていない事なんかにも心配は感じつつも…結局TSUTAYAさんで借りてしまいました。


旧シリーズの第一話～ヤシマ作戦までを焼き直ししているのがこの映画。
ここまでの段階で、大まかなストーリーだけだと殆ど旧シリーズのままなのですが、細かいところの意味合いが違っていたりしますし、映像は大幅なグレードアップをしております。

TV版前半一番の感動ポイントとも言えるシーン
第6使徒ラミエル（TVだと第5使徒）を倒した後の綾波レイが笑ってシンジと打ち解ける（？）シーン。あれもゼーレだかネルフだかのシナリオどおりだったなんて…ストーリーは面白くなりそうな展開ですが、この殺伐としたアニメの中で数少ないホッとする部分を全部失くしちゃうつもりなんですかねぇ今回は…

まあ、後は概ね賛否の“賛”

使徒の番号が旧シリーズとズレてるってだけでも新たな謎を呼んでいい感じ

セントラル・ドグマのアレをミサトも“リリス”と認識してるし…昔いろいろと語られ解決した謎については、蒸し返す気が無いみたいですね…今のところ

最後に月面と思しき場所に、早くも渚カヲルが登場、後ろに謎の巨人が（アダム、リリスに対抗してイブか）
しかも、渚カヲルの周りには人間サイズの棺桶（？）風の箱がずら～って、
もしかして、今回倒した3体の使徒にも14歳の子供達が乗ってたってことなのかい
となると、ゼーレの使徒と、ネルフのエヴァは同等な存在な存在という設定もしかしたら…でも次の予告にはエヴァ六号機なるものが出てたし…単純な話では無いんですかねぇ

ミサトの「エヴァ」の発音が「エヴァ～」じゃなくなってるのも個人的には“賛”

予告も次を観たくなる作りで…だって知らない情報ばっかり出てくるからねぇ…ガンタンクみたいなエヴァンゲリオンとかね…とても単純な焼き直しとは思えない内容の予告

等々…結局テンションがアップ気味になっちゃった私
新たな謎の提示に期待は高まっておりますが、まだまだ警戒は解いておりませんよ…現段階では、最後の最後に三度騙されてしまう可能性は全く以って減っておりません。


ということで点数は暫定４点（５点満点中）。
４点では無くて、暫定４点。
割と自分の中では盛り上がりました…でも、4部作の最後まで観ないと正しい点数は付けられません。

あと、普通にダメ出しもしときますと…やっぱりダイジェスト版な映画なんだよね。話がブチブチ切れてるなんてことは無いのですが、旧シリーズを観たことが前提のつくりになってしまっている感じはします。
急にこの「新劇場版」から観た人が何もかも理解できるのかというと…いまひとつ難しいんじゃないかな



補足・蛇足
最近はかつてのエヴァ層じゃない人たちの方がエヴァを熱く語っています。
パチンコの話ね…。会社でもアニメとか観ないタイプのオジサン達が「シンジが～」とか「セカンドインパクトが起こって」とか物騒な話を…うちの会社ではプリンターを“○号機”と番号で呼んでるんですが、先日も上司が「2号機が…云々」と、真剣に話していたのでトラブルでも起こったのかとマジメに聞き入っていると…プリンター2号機の事では無くて“エヴァンゲリオン弐号機”のことだったり…てな具合。
…パチンコとかパチスロでエヴァはどれだけもうけたんでしょうねぇ
…っていうか、この映画はその収益から作られてたりするのかな



では、今日はこのあたりで





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（※「ヱヴァンゲリヲン」は“わ行”ですよ）

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