日本に戻る前日に、
東京のスポーツクラブで開かれたトレーナーセミナーに参加しました。
2部構成で、
○筋膜リリース
○チェーンリアクショントレーニング理論
なんのことでしょう!?
と思われるかもしれませんね。
『筋膜リリース』とは、
身体の一番外側にある“筋膜”という組織をほぐし、
身体の調子を整えるワークです。
カラダは、一つひとつの組織が組み合わさって、
そこに各パーツの肉付けをされて形を作っています。
その一番上に、全身タイツのように覆っている膜が
この“筋膜”というものです。
どこかの部分に不均衡な部分が出ると、
そこを中心に余波が全身まで伝わる一つの原因にもなりえます。
いまではいろいろとリリース法があみ出されていると思いますが、
まずはその仕組みを知ってから。
筋膜リリースに関しては、以前から興味がある分野なので、
今回も楽しみでした。
カラダの組織は非常に興味深い。。。
と勉強した後、
後半は、『運動』についての勉強です。
『チェーンリアクション』とは、
つながりの動作を意味します。
カラダを動かす時、一つの動作を生み出すために
全身は連動しながらその目的の動作を行ないます。
スポーツに関しては、スピードやパワーの出力を瞬時に行ないながら
その力の中でカラダをその動作にもっていきます。
その時に起こっているカラダの動きを考えることで、
パフォーマンスを向上していくための体作りをするという理論です。
トレーナーとしての仕事をしていて、
様々な角度でカラダを観ることは当然のことながら、
さらに数多く存在する理論や手技(トレーニング方法)を学ぶのは
とても刺激になります。
ただ、
多くの理論の中心にある、軸になっているもの(人の体)というものは
基本的に同じです。
(もちろん個人差はありますが)
自分流トレーニング理論を組み立てるために、
多くを知って原点に戻る、進化させる。
それをたえず行なっていきたいと思いました。