『みちしるべ』 by 阪神間道路問題ネットワーク

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『みちしるべ』**『みちしるべ』第90号を次号にひかえて**<2015.5. Vol.89>

2015年06月07日 | 藤井隆幸

『みちしるべ』第90号を次号にひかえて

世話人 藤井隆幸

 戦後70年の節目。唯一、戦場でなかったアメリカが独走した時代。しかし、相対的経済力低下と、爛熟し腐敗した資本主義の再編成を迫られる時代となりました。

 トップ維持を目論むアメリカは、各地で謀略による戦乱を起こし、新たな混乱を体現しています。イエメンではアラブの王国連合に戦争を任せ、アジアでの混乱には自衛隊を投入すべく、安倍政権に国の在り方の変更を急がせています。

 身の危険を感じたロシアのプーチン政権は、アメリカに対抗できる唯一の能力である核戦力の使用も辞さないと言う。中国は大国になったが、文化大革命(1966~1976)の間、教育機関が閉鎖され、指導年齢層の教育レベルの低さが腐敗を生んでいる。

 ヒトの活動は巨大化し、グローバル化どころか、宇宙に飛び出すほど肥大化しています。ある意味で人類史上、最も興味を持てる時代に遭遇しているのかもしれません。それは破滅なのか? 新たな発展の序章なのか? いずれにしても、今生きる我々の選択肢と言えるのでしょう。

 さて、話は『みちしるべ』の節目に戻して、次号で第90号を迎えることになります。説明すべき理由はないのですが、30号と60号の発行後に、祝賀レセプションを行いました。そこで、次号(第90号)を発行した後に、それなりに祝賀のパーティーを開こうということに、一月例会で決まりました。

 道路建設当局と、住民がガチに衝突していた頃は、多くの住民団体からの参加がありました。首都圏では、未だにその状態が推移しているところも多くあります。特に、東京五輪の勢いで、原発事故はなかったことにして、昭和21年の都市計画決定を、あちらこちらで持ち出しているようです。阪神間の道路建設は東京に盗られているようです。それが悪い事か良い事か? と言った状況ですが、今回は60号の記念パーティーの半分くらいは集まりたいですね。

 第90号は7月号です。8月は恒例でお盆休みが多く、9月頃にレセプションということになろうかと考えています。西宮勤労会館にて、会費制(一部持寄り)にてというのが、前例ですが。拘る事も無いので、みなさんのお知恵を拝借したいものです。それに、財政活動という側面も加味して頂ければ、大変助かるのですが……。

 とは言いながら、7月号がショボクレては意味がありません。筆を休めておられる方も、まだ書いたことがないという方も、この際、記念の記事を投稿して頂けるよう、よろしくお願いします。余り大上段に振りかざすと、収まりがつかなくなりますので、そこは程々に。とりあえずは記念号ですから。

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