黒住先生を偲んで
天道町 木下幸三
黒住先生の存在を初めて知ったのは近くの医院の待合室に置いてあったネパールの写真集であった。神々の住むヒマラヤの写真と共に麓の村落での医療活動が書かれていた。誰もが出来ない地道で暖かいボランティア活動に感銘した。
山幹武庫川架橋反対運動に参加するようになって、黒住先生を見かけるようになった。町会長だったようだが、いつも控えめで温顔、実に真面目に運動に参加されていたのが印象的だった。本当に市の勝手な行動に腹を立てておられたのだと思う。
芦屋での先生を偲ぶ集いでは会場に溢れる人を見て、先生の医者として、人間として如何に人望があったかが分かった。
本当に惜しい人を亡くし残念であるが、ご真福を祈るばかりである。
武庫川架橋も殆ど完成、これから通行となれば、いよいよ目が離せなくなる。
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