『みちしるべ』 by 阪神間道路問題ネットワーク

1999年9月創刊。≪阪神道路問題ネット≫交流誌のブログ版。『目次』のカテゴリーからの検索が便利。お知らせなども掲載。

『みちしるべ』**新年の夢 ひとこと**<2004.1. Vol.27>

2006年01月10日 | 芦屋道路問題ネットワーク

新年の夢 ひとこと

芦屋道路問題ネットワーク 池浦康子

 “車が走れば走るほど都会の空気をきれいにする”という新聞記事の「技術最前線」を読んだ。ダイハツエ業の材料技術部主担当員は『不老不死』の自動車触媒を開発した。貴金属の原子をセラミックスの分子構造の中に練り込んだ結晶を開発し触媒にした。今は排気ガスに含まれる炭化水素・一酸化炭素・窒素酸化物を99%以上除去出来れば理論的には排ガスは都会の空気よりきれいになるという究極の触媒を開発中ということ。

 楽しみながら歩ける美しい街路樹のある歩行者専用の道、自転車専用道路、車道があり、車は静かに空気清浄機の役目を果たしながら走っていく、夢の実現を・・・・・

 車社会の発展は目覚ましく、国道43号線建設の時は沿道の人たちの人生を変えるような酷い公害が起こることは想像しなかったのでしょうか。約30年の長い間苦労を重ねてきた尼崎の公害訴訟は国などと和解が成立したが、大型車の規制が実現出来ず、今年の10月排ガス規制を施行すると報じられた兵庫県条例も実現していない。「うちは道路をつくるのが使命。人の健康を考える必要はない。」と言い放った人物がいるとか。共生の心を忘れず心豊かに生きたいと願う。

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