パリの日記 パティシエ卵の話

フランスでの留学生活・パティシエ生活・画家生活を綴ります。夫(アゼルバイジャン人)と息子も登場します。

サスペンス、ホラー、恐怖映画

2009-08-27 22:19:08 | 日記
ここずっとね、暇さえあれば彼と二人で映画を観ているのですが、いつも見るのは決まってサスペンス、ホラー、恐怖もののフィルムです、、。


彼は、ホラーものは嫌いだったのですが、どのジャンルの映画を観るかという時に、私がいつも「ホラー、、、ホラー、、」って呟いていたので、それからというもの、ジャンルはいつもサスペンス、恐怖系で定着しています。怖がりの彼もはまっているようです、、。週末の夜は恐怖三昧で過ごします。平日も観る余裕がある時は観ています。


毎回ビデオを借りているの?ということですか、借りてはいません。アメリカで上映されている新作等の映画をネットで見れるのですよ!フランスではまだ未公開作品とかもあるので、なんかお得感もありで、、、。


ですが、このサイトはトルコ人向けなので、字幕がトルコ語でして、、、。たまにトルコ語の吹き替えもありまして、、、。なので、私たちが観る時は、吹き替えされていない英語のままのフィルムを選んでいます。彼はトルコ語が分かりますが、私は全く理解できないですから、、、。


というこで、どんなサイトなんじゃ?という方、トルコ語も英語もわからないけど、新作映画が観たい!という方、まさに英語の勉強中だ!という方、とりあえずクリックしてみたい!方はこちらをどうぞ
→http://direkizle.net/


ちなみに、トルコ語はアルファベット的な感じなので、右のバーのジャンルの表記は大体推測できるかと思います。あ、私の好きな恐怖系はKORKU-GERILIMと表記してあります。毎日1,2本の新作も追加されます。


でもこのサイトにアップされている映画でね、今公開中だからって、映画館で盗撮したでしょ!、っていうフィルムも時々ありますから、その場合は音声が非常に悪いです。


映画の紹介の下に、3つのパーセンテージがありますが、これは視聴者が投稿した評価によって決まってるようです。左の数字は良い、真ん中は普通、右は良くない。です。選ぶ時の参考にどうぞ。
といっても、パーセンテージについて個人的に感じたことがありまして。このサイトは基本トルコ人向けなんですね。なので、視聴者の多くはイスラム教なんですね。ということで、映画が下品的エロチックなものや子どもの虐待的なものの評価はとても悪いです。

なので、評価がいまいちでも、そこまで悪くない的な映画もありますよ。


さぁ、ホームシアターを存分にお楽しみください。


ちなみに、私、日曜日の夜にホラー映画を観たせいで、そのあとの夢の中で更に2本もホラー映画ならぬ、ホラー夢を観たのであります、、、。夜、私があまりに唸
っていたもので、何度も彼にこずかれました。



みなさまも、観過ぎには起きお付け下さいね。


ラマダン

2009-08-24 09:21:27 | うちのアゼルバイジャン人

ラマダンに入って今日は3日目です。イスラム教徒がラマダン中にすることと言えば→「断食」。(ラマダンとは、第9月を指し、断食という意味ではないそうです。
詳しくはこちらを→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%80%E3%83%B3)
ラマダン中は日が出ている最中は食べ物や飲み物を一切口にしません。日が昇る前と沈んだ後に食事を摂ります。彼曰く、ラマダン中の夕食などは普段と比べても豪華になるそうです。
そうそう、去年のラマダン中は、夕方になると、アラブ系のパティスリーなどではいつもより多くのお菓子が売られていたのを記憶しています。そして、それを買う人も普段よりも多く見かけました。


彼がイスラム教徒だと知っている人は、私もラマダンを一緒にやるのかと聞いてきますが、彼も私もやっていません。
(彼の国アゼルバイジャンでは、イスラム教徒が95%です。(シーア派70%、スンニ派30%))


彼と知り合う前は、イスラム教徒はみんな断食をするものだと思っていたのですが、意外とそうではないようなのです。
一日5回のお祈りも断食もそれは強制されてするものではなく、自らの信仰によって行われるものということなのです。

ちなみに、彼の実家では、断食をするのは唯一お兄さんだけのようです。お兄さんは信仰が厚いので、一日5回のお祈りも欠かさないようです。ご両親や彼はしてません。家族の中でも、このように信仰のレベルが異なるって興味深いですよね。


彼に、「あなたは、本当にイスラム教徒なのですか?お祈りしないし、断食もしないし、単なる豚肉を食べない人ではないですか?」と聞いたところ、、、「もちろんイスラム教徒だよ!」ですって。


このように、一口でイスラム教徒と言っても信仰のレベルによっては、行いも全く異なるのですね。


生活の中で、イスラム教の教えから来たものなのかしら?と感じる部分もありますが、正直なところ、、、私にとっての彼は敬虔なイスラム教徒というよりも「豚肉だけを食べない人」なのでして、、、。
楽といえば、楽ですね。はい。



些細な喧嘩

2009-08-21 14:18:32 | うちのアゼルバイジャン人

パリは先週から30度とか35度とか、ずーーーーと猛暑だったのですが、今日は久しぶりに涼しい一日です。天気も曇りですが、やっぱり涼しいといろいろと活動できるし、体もとても楽。


ところで、昨日はね、久しぶりに彼と喧嘩しました。といっても、可愛い方で、些細なやつです。もともと私たち穏健派だから滅多に喧嘩することはないのです。



でも昨日は、彼がキレてました。「もう君と二度と話したくない!」(→離したくない、じゃないよ。)なんて言われましたよ。自分の耳を疑ったのですが、、、。
あいつ、今、なんて言った?「私と二度と話したくない」ですって?耳を疑ったのは、フランス語が頭でちゃんと訳されているかどうか的なものでして、、。


そんなこと言われたの初めてだったのですが、聞いたとたん顔がニヤケテ笑ってしまったのは、彼に気付かれてないはずです、、。


彼の初ギレを見て、こうやってキレるんだ、と初めてみる姿を観察しておりました。
しかも、もう口をきかないって、、、あんた、、それは単なる勢いで口からでまかせじゃないの。なんて。


結局どっちが悪いっていうかね、それは文化の違いか性格のせいか、大抵どちらかなんだけどもね。ほんと些細なやつでして。



そして、お互いはいつも譲りません。なので、私がいつも家を出ていくパターンなのです。そそくさと、着替えて出かけようとしたとたん。さっきまで、もう口を利かないなんて言っていた彼が「なんで、小さい問題が発生するといつも出かけるのですか」と行く手を阻むのです。
私はいつものごとく、、「頭を冷やしに散歩に行くだけ。そしてついでにあんたも頭を冷やせるでしょ。」と。
彼は、「僕は頭を冷やす必要はないから、君はこの部屋で窓から頭だけ外に出して冷やせばいいじゃない。」ですって。

「30分で帰ってくるから心配しないで、どうせ、戻る部屋はここしかないんだし。」と言えば、「散歩は土曜日に行こうよ。今日はもう遅いから、5分で帰ってきてね」ですって。


私たち、というか彼は本当に穏健派なのです。



いつも些細な喧嘩の原因は文化の違いか性格のせいですが、お互いに微々たるものしか譲りません。そのため、解決しているのかは不明ですが、個人的にはお互いの不一致を発見する時こそ、相手への理解が深まると時だと思うのは私だけでしょうか、、、。といっても、不一致を発見しすぎると軽い目まいとストレスも溜まりそうだから、小出しにお願いしたいものです。



ちょこっとフランス語 1

2009-08-15 22:56:10 | 日記

フランスに2年も住んでいながら、フランス語ってね、なんて語れるほど身についていませんが、興味のある言葉がでてきたら載せてみようと思います。新しく「フランス語」というカテゴリーを作ってみましたが、2回目はあるのかは不明です、、、。汗



今日はmanquerという動詞をご紹介します。


「あなたがいなくて寂しいわ」なんていうフレーズを使いたい方はこの動詞を使いましょう。早速、この手のフレーズ登場です。


英語だと I miss you.(Iは私、missは(人がいなくて)寂しいと思うという動詞、youはあなた→直訳:私はあなたがいなくて寂しいと思う)

これがね、フランス語だと  Tu me manques.(Tuはあなた、meは私に、manques は不足している、欠如しているとう動詞→直訳:あなたは私に不足している、欠けている)


となるのです。ここでの英語とフランス語の違いは、ずばり主語と目的語が逆転しているところにあります。


そのため、直訳では、「あなたは私に不足している」となりますが、頭の中では「あなたが私の中で欠けていて寂しいわ」とハートまでつけてしまいましょう。


このフレーズだと、英語よりもフランス語の方が「寂しいわ感」がアップしてる気がするのは私だけでしょうか。だって、「不足している」って寂しいよりも切実じゃない?。さらに、日本語で「あなたがいなくて寂しいの」というよりもフランス語で「私の中であんたが不足しているんじゃー!早く帰ってこいー!」と余分なフレーズまで飛び出してくる感じがするのは私だけでしょうか。


そしてね、フランス語でもしこのフレーズを言ったあとに、相手が「toi aussi」(英語だと you too の意味 訳:君も)と返してきても驚かないで下さいね。
なぜ「moi aussi (英語だと me too  訳:僕もだよ)」じゃないの!?と。



それは、manquerという動詞を使う時は、主語と目的語が英語とは逆転しているため、君も僕に不足していて寂しいよ。と返されるのです。つまり toi aussi (you too →君も)となるのです。



私は今まで「toi aussi」と言われて、何度となく「はっ!?」って返したことでしょう、、、。おほほほほ。




彼のバカンスと私の時間

2009-08-15 14:42:38 | うちのアゼルバイジャン人

実は、、、数日前から、彼がモンペリエに行っておりまして(家出じゃないよ)、、、わたくし、例の如く好き勝手に過ごしております。


「モンペリエに一緒に行く?」と聞かれたけど、私はバカンスがないので夏はずっとパリです。いや、詳しくは家の中でして、、、。お店と家の往復です。いいのよぉ~、家好きだものぉ~。



彼は、モンペリエに友達がたくさんいるので、ルンルン気分で出かけて行きまして、昨日は、海に行って溺れそうになったと電話がありました。泳げないのに、、。このように束の間のモンペリエ滞在を楽しんでいるもようです。いいな~。



でもって、私のほうも、予期せず「彼がいない間に好きなことをする!第二弾」がやってきたのです。


本当はね、今週末、久々に彼と一緒に13区にある中華街のアジアショップで日本食材の買い出しに行きたいなぁ、と思っていたのですよ。と言っても、メインはお米10キロだったんですが、、、。
でも、それを提案したらね、「アジアショップは臭いから行きたくないので僕がいない時に、一人で行ってください」と言われまして、、、。「あの匂いは、中華独特の香辛料なんだけど。」と説明しても、匂いに敏感な彼を誘う事はできませんでした、、。ということで、私、今から行ってきます。


お米→1キロに変更
わさび
ソース
焼きそばの麺
醤油
生姜
油揚げ
もやし


を買ってきます。
あ~、そういえば、納豆と味噌汁は1年以上も食べてないなぁ。売ってるのかしら。





そして、もちろん、明日はバスティーユのマルシェですよ!