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アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

米空母、朝鮮半島近海へ 北朝鮮をけん制 ロイター報道 (時事通信)

2017年04月09日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
米空母、朝鮮半島近海へ 北朝鮮をけん制 ロイター報道
(時事通信 2017/04/09-10:05)

 【ワシントン時事】

 ロイター通信は8日、米海軍の原子力空母カール・ビンソンがシンガポールから朝鮮半島近海へ向かうと報じた。弾道ミサイル発射の挑発行為を繰り返す北朝鮮をけん制する狙いがあるという。

 米当局者はロイターに対し、北朝鮮の懸念される振る舞いを受けて「(軍事)プレゼンスの強化が必要だと感じている」と語った。北朝鮮は5日、東部から日本海へ向けて弾道ミサイル1発を発射。近く核実験を実施する可能性があると韓国政府も認めている。


米空母打撃群、朝鮮半島へ 米軍が確認 空母カール・ビンソンなど (AFP BBNEWS)

2017年04月09日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
米空母打撃群、朝鮮半島へ 米軍が確認 空母カール・ビンソンなど
AFP BBNEWS 2017年04月09日 11:03 


 【4月9日 AFP】(更新)米国が北朝鮮の核に対する防衛を強化しつつある中、米軍は8日、海軍の空母打撃群が朝鮮半島に向けて航行していることを確認した。

 米太平洋軍(US Pacific Command)のデーブ・ベンハム(Dave Benham)報道官は、西太平洋(Western Pacific)の即応態勢とプレゼンスを維持するため、原子力空母カール・ビンソン(USS Carl Vinson)を中心とする空母打撃群を北に向かわせていると述べた。

 同報道官は、この地域の第一の脅威は「無謀で無責任かつ状況を不安定化させる」ミサイル試射を行い、核兵器獲得を目指している北朝鮮だと述べた。

 朝鮮半島近海に向かっている空母打撃群にはカール・ビンソンの他、空母航空団、誘導ミサイル駆逐艦2隻、誘導ミサイル巡洋艦1隻が含まれている。オーストラリアに寄港する予定だったが、予定を変えてシンガポールから西太平洋に向かった。

 北朝鮮は昨年実施した2回を含め過去に5回の核実験を行っており、衛星画像から6回目の実験を準備している可能性があるとみられている。(

習近平主席とトランプ大統領が中米首脳会合を開始 (新華社)

2017年04月09日 | 米中紛争と東アジア
習近平主席とトランプ大統領が中米首脳会合を開始
(新華社 発表時間 2017-04-08 11:09:33 新華網 編集 郭丹)

 新華網米国マーアーラゴ4月8日(記者/周效政、陳贄、朱東陽)現地時間の6日、中国の習近平国家主席は米国・フロリダ州の高級別荘マーアーラゴ(Mar-a-Lago)で米国のトランプ大統領と中米首脳会合を行った。両国元首は深く、友好的で長時間にわたって会合を行い、双方は中米関係が歴史的な進展を得たことを高く評価し、新たなスタート地点で中米関係がより大きな発展を遂げられるよう推進し、よりよく両国の人民と各国の人民に恩恵をもたらしていくことで合意した。

 会合で、習近平主席は次のように指摘した。一定期間にわたり、私は大統領と緊密な連絡を維持し、何度も通話し、書簡をやりとりしてきた。私は大統領の招きに応じて今回の会談を開催できたことをとても嬉しく思う。私は大統領と中米関係や重大な国際と地域の問題について深く意見を交わし、より多くの共通認識を達成し、新時期の中米関係の発展のために方向を明示していきたい。

 習近平主席は次のように強調した。中米両国関係が良好であることは、両国と両国人民にとって利となるだけでなく、世界にとっても利となる。我々には中米と良い関係を保つための1000の理由はあっても、中米関係を壊す理由は1つもない。中米関係正常化から45年にわたり、両国関係は多大な苦労を経てきたが、歴史的な進展を遂げ、両国人民に大きく実質的な利益をもたらした。

 米中関係は今後の45年間にどのように発展するか。我々は深く考える必要があり、両国の指導者が政治的決断を下し、歴史的な担いを持ち出す必要もある。私は大統領と共に、新たなスタート地点で中米関係がより大きな発展を遂げられるよう推進することを望んでいる。

 習近平主席は更に次のように指摘した。協力は中米両国の唯一の正しい選択で、我々は素晴らしいパートナーになることが完全に可能だ。次の段階では、双方は両国の上層部の往来計画をしっかりと立てる必要がある。

 私は大統領が年内に中国を公式訪問してくださることを歓迎する。双方はさまざまな方式を通して、引き続き緊密な連絡を保つことができる。そして、新たに構築した外交・安全保障対話や全面的な経済対話、法執行及びネットワークの安全保障対話、社会と人文対話という4つのハイレベル対話の協力メカニズムを十分に活用するべきだ。

 また、協力のケーキを大きく作るには、重点的な協力リストを策定し、早期収穫の獲得に努めねばならない。二国間の投資協定の交渉を進め、双方向の貿易と投資の健全な発展を推進し、インフラ整備の展開やエネルギーなどの分野における実務的協力について検討する。敏感な問題を適切に処理するには、建設的に食い違いを管理・コントロールするべきだ。

 双方が重大な国際と地域の問題における意思疎通と協調を強化するには、関連地域の注目問題を適切に処理し、解決するよう共に推進し、核兵器拡散防止、国際犯罪の取り締まりなどの世界的な課題となる協力を開拓して、国連、20カ国・地域グループ(G20)、アジア太平洋経済協力会議(APEC)などの多国間メカニズム内での意思疎通と協調を強化し、世界平和と安定、繁栄を共に守らねばならない。


 トランプ大統領は習近平主席のマーアーラゴ訪問に対し再度歓迎の意を表した。トランプ大統領は、米中両国の世界の大国としての責任は重大だ。双方は重要な問題について意思疎通と協調を維持するべきで、そうすることでいくらかの大事を共に成し遂げることができるだろう。私は今回の米中首脳会談に期待感でいっぱいで、習近平主席と良好な協働関係を築き、米中関係がより大きな発展を得られるよう推進することを望んでいると表明した。

 トランプ大統領は習近平主席が申し出た訪中の招待をこころよく受け入れ、またできるだけ早く実現できるよう期待の意を示した。

米中両国の元首はそれぞれが現在進めている内外の優先議題について紹介し、また関連地域の注目問題について意見を交わした。

(新華社より)