雲ひとつない青空。風もほとんどなし。気温は20度前後。これぞ完璧な秋晴れというお天気の日でしたので、家にじっと居るのはもったいないと思い、万博記念公園を散歩してきました。
昔は仕事の同僚と連れだって、花見に来たり、梅がまだ幼い頃はスーパー戦隊ヒーロー物のショーがあったのでそれを見に、エキスポランドに来たりしたのですが、最近は足が遠のいていたなあ~と。10年ぶりくらいかな。エキスポランドはものの見事に姿を消していましたが、公園自体は今でもきれいに手入れされていました。
ゲートをくぐると、太陽の塔がお出迎えしてくれます。今見てもやはりこの大きさと存在感。圧倒されますね~~。「芸術は爆発だぁーー!」
太陽の塔の足元はきれいに芝生が植えられており、マリーゴールドの花もこんな風に。
今回の目的はコスモスを見に行くことでしたので、このような森の中を1キロほど歩いていきます。日陰に入ると少しひんやりしますが、歩くのにはとても気持ちの良い体感温度です。ジョギングしている人も多かったですね。車は来ないし、地面は土だし、あちらこちらから鳥の鳴き声やせせらぎの音が聞こえてくるし、緑のいい匂いがするし、五感で自然を体感できるのはやっぱりいいですね。うちの近所などを散策してもストレス発散するどころか、余計にイラッとしますからね。
足元の木漏れ日、キラキラ。
どうやらここが目的地のようです。
まずは全景をば。青空、緑、ピンクがいいバランスで撮れたでしょうか。
もうちょっと寄るとこんな感じ。満開から少し盛りを過ぎた頃かと思いましたが、ええ、充分楽しめました。
平日なので、空いているだろうと思ったら、結構沢山の人がカメラを持ってきていました。ほとんどが高齢の方々でしたが、幼稚園の遠足も沢山見かけましたね。
ベンチに座って、コンビニで調達してきたおにぎりやサンドイッチを頬張っていると、二人掛けのベンチの私の隣部分になんと4人のおばちゃんたちが。もちろんどうぞと言いましたが、
4人は座れんやろ~~と心の中で思ってましたら
「皆でちょっとずつ腰掛けたらええやん。私ら、細いから大丈夫やって。ホンマにすみませんねえ。」と、何度も頭を下げられ、ホンマに4人が一人分のスペースに座ってました。
大阪のおばちゃん、厚かましいんやら、腰が低いんやらようわからへん状態でした(笑)
こちらは珍しい薄い黄色のコスモス。「イエローキャンバス」という種類でメキシコ原産なのだそうです。これも群生しているとなかなか美しかったです。
こんな風にオレンジが混ざると、これはこれでまた違った雰囲気が出ますね。
で、今度は太陽の塔の裏側まで戻ってきてこんなショットを。裏側も爆発してますよ。岡本太郎氏!!
この日のお天気がいかに素晴らしかったかがわかる一枚です。時々、カラスがカーと鳴いて飛んで行くのがまたのどかです・・・。
オブジェその1。近くに寄り過ぎて全景が入りきらないの図。
オブジェその2。むーーー。
マンホールには懐かしい万博のシンボルマークが。もう40年以上前なんですよね。ひゃあ。
オブジェその2の近くにもこのマークが。私は万博当時は福岡に住んでいて、万博そのものには行った経験がないのですが、友達は結構親や親戚なんかに連れて行ってもらっていて、それがすごく羨ましかった記憶があります。父だけが会社の旅行で行ったのもずるい!ずるい!って散々駄々をこねたことも。今にして思えば幼い弟達(一番下はまだ2歳)を連れて、ディズニーランド以上の待ち時間でしょう?無理ムリムリムリ~~!!
で、当時外国からのお客様に是非とも見ていただきたいと造った日本庭園。
ここは四季折々の表情が豊かですし、かなりの迫力がありますので、見ごたえがあります。
紅葉の時期に来たらもっと雰囲気があるかも知れませんね。
万博公園は初春は梅、初夏はアジサイ、秋はコスモスや紅葉といろいろ楽しめるスポットがあるので、いつ訪れても楽しめるのを今回初めて知りました。
っていうか、とにかく広いんですね。だから本当にいい運動になりますし、小さな子どもさんからお年寄りまで誰が来ても、楽しめる憩いの場ですね。
大阪市もこれくらいの規模の公園を市内中心部に作ればいいのに!と、思いました。
緑や芝生があるだけで、どれだけ人の心が健全になるか・・・。
心地よい疲労感を感じながら帰ることができました。本日これまで。