獅子鼻の大下り。それほど難しくはないんですが、ザレてたりスラブが滑りやすかったりするので急がないことです。
梯子は岩とくっついて足が入らない場合がありますので、3点支持でしっかり手でも梯子を持ちます。
CL-Y氏の鎖懸垂。
振り返って獅子鼻(南岳南壁)。
これから向かう長谷川ピーク。こちらからはそれほど危険には見えません。
頂点に立った時には両側がスパッと切れ落ちてるのでビビりました。スラブが斜めになってるのもいやらしいですね。かといって岩を跨いでしまうとかえって危ないです。ザックのバランスが崩れて滑落に繋がるかもしれません。
その後飛騨側に降下しますが、足場が見当たらなかったりで厄介なところです。
鎖場を経てテラスに出るとすぐにA沢のコルです。大抵ここで小休止するようです。
振り返ってHピーク。あの頂点を越えてきたのですね。
ヤセ尾根もできれば通りたくない箇所です。
難所とされる飛騨泣きですが、しっかりとステップが切ってあるのでそれほど大変ではありません。写真では韓国の方々がチェーンを片手で持ってますが、格好悪くても両手で持ち岩と正対した方がいいでしょう。
そんな岩場にも花は咲いてます。コメバツガザクラとクモマスミレ。キバナノコマノツメより唇弁が細長いのが特徴。
南岳。こうしてみるとなかなかキレイな山です。
イワツメクサとウサギギク、ミヤマリンドウ、ミヤマダイモンジソウ。
左上;滝谷。北ホまであと200mの標示が出てからの急登が堪えました。後続の韓国の団体をやり過ごすためにザレ場へ逃げてついでに休憩してましたが、誤ってザックを落としてしまうこともあるかも。