セグメントゲームズ

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2013年を振り返ってみる = プレイゲーム編(ランキング)

2014年01月03日 07時34分39秒 | 【旧】ブログ関連や私的なこと
2012年と同様、「任天堂ゲーム機」と「ソニー・マイクロソフトゲーム機」の2部門に分けて、順位を付けさせていただきました。
2013年に遊んだタイトルの一覧は、こちらからどうぞ。



●= 2013年にプレイしたゲームソフト 個人的ランキング TOP5 =●

2013年に”遊んだ”タイトルであって、”発売した”タイトルではないので、ご了承下さい。
※主観強めのランキングなので、インプレッション記事で付けた点数と順位の関係は、必ずしも合致するわけではありません。




◆== 任天堂のゲーム機部門(DS・3DS・Wii) ==◆



◆== 5位 ~ 3DS『ソリティ馬』 ==◆
競馬のゲームと、トランプの”ソリティア”を掛け合わせた、世にも不思議なゲーム。
かの『ポケットモンスター』シリーズを手掛けてきたゲームフリークからは予想もできないような作品でしたが、時間をかけたというだけあって、1つのゲームとして見事にまとまっていました。
GI(ジーワン)レース全制覇はそうそう簡単に達成できないので、運と根気が必要な部分もあったりしますが、なんだか何回も楽しみたくなるような中毒性の高いバランスは素晴らしいです。

ま、そんな私は今のところ、GIレースを半分ほど制覇したところ。ちょっと”中だるみ”な段階なので、プレイ頻度はガクンと落ちていますが、それでもわりとプレイしたくなることは多いので。ま、そのうち全制覇できるといいですね。

関連記事:
3DS『ソリティ馬』 インプレッション(2013/12/25)




◆== 4位 ~ 3DS『新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女』 ==◆
昔っぽい硬派な難易度やシステムと、今どきのデザインで構成された3DダンジョンRPG。自由にキャラクターを作成できた過去の『世界樹の迷宮』シリーズと違い、固定のキャラクターが登場し、ストーリーへの比重が少し大きくなりました。プラス、初代『世界樹の迷宮』のリメイクも収録。

過去に、初代『世界樹の迷宮』と『世界樹の迷宮II』をプレイしたものの途中で断念した私。でも今作は、シナリオクリアまでモチベーションを落とすことなく楽しむことができました。
合う合わないはあるんでしょうけど、個人的には固定キャラの存在があるおかげで、楽しみやすくなったと思っています。自由にキャラクターが作れるというのは、考えようによってはけっこう重たく感じるシステムなので、意外と万人向けではないんですよね。
一方で、何だかんだで歯ごたえの高さは健在ですし、これまでのシリーズらしさは損なわれていません。マッピングも相変わらずですが、こういうのが冒険心をくすぐるのです。

関連記事:
3DS『新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女』 ファーストインプレッション(2013/06/29)
3DS『新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女』 シナリオクリア後のセカンドインプレッション(2013/07/16)




◆== 3位 ~ 3DS『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』 ==◆
22年越しの続編となる『ゼルダの伝説』シリーズ最新作。
前作にあたる『神々のトライフォース』の世界観やカメラ視点を準拠しつつも、全く新しい謎解きやシステムが盛り込まれています。

最近のシリーズ作品は、ガッツリと楽しむ3Dアクションとしての展開が主ですし、一方でDS版ではタッチペンのみでの操作にこだわるなど、意外とひとクセあるところがあったように思います。
もちろん、それはそれで楽しませてもらったんですが、たまには昔のような「楽しみやすいゼルダの伝説」もいいよな~って。そう思えた作品でした。
ただ、そのわりに3位っていう順位にしたわけですが、その理由として「思ったよりは新鮮さが少なかった」というのがあります。何ていうのかな…。「懐かしさが大きい」ぶんだけ「新鮮さが薄い」という感じだったのかな~と。くわえて、謎解きに今までほどは詰まらなかったので、全体的になんとなく”楽しみやすすぎた”のかな~なんて思うところもあります。

ま、詳しい話はまた、セカンドインプレッションとかでお話します。あと、せっかくなのでハードモードにも挑戦したいですね。
色々言いましたが、待った甲斐はあったと思っています。

関連記事:
3DS『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』 ファーストインプレッション(2013/12/27)




◆== 2位 ~ 3DS『逆転裁判5』 ==◆
証拠品を集め、法廷で無罪を勝ち取る『逆転裁判』シリーズ久々の最新作。成歩道・王泥喜・希月、3人の弁護士を中心に、様々な法廷劇が繰り広げられます。

3位とすごい迷いましたが、2位にしました。インプレッション記事では色々細かいことや文句を言いましたが、やっぱり私にとっては思い入れの強いシリーズなので。『4』の評判が評判だけに、オドロキくんの動向が一番気になっていたわけですが、そのオドロキくんも今作では目覚しい活躍を見せてくれましたし、オドロキくんの関係者や関連するストーリーも登場しましたし。個人的には、ナルホドくん以上に目立っていた気がします。
その甲斐あってか、公式での人気投票では1位になったとかどうとか。

ともあれ、いずれきっと出てくれるであろう『逆転裁判6』も楽しみにしています。

関連記事:
3DS『逆転裁判5』 インプレッション(2013/07/30)




◆== 1位 ~ 3DS『モンスターハンター4』 ==◆
結局、これが1位なんですよね。

何だかんだでたっぷり(といっても他のプレイヤーと比べたら大したことない)楽しませてもらいましたし、高低差やジャンプ攻撃、乗り状態という概念が『モンスターハンター』シリーズに間違いなく新しい風を運べたと思っています。さらに、インターネット通信もできるようになりましたしね。
この新しい要素やインターネット通信がなかったら、50時間程度で終わっていたかもしれませんね。今の私にとって『モンスターハンター4』は、”大剣で乗り状態を狙うアトラクション”のような感覚で楽しんでいます。ちょっと、本来の楽しみ方とは違う気がしますが(苦笑)

今作は3DSにおいて約400万本を売り上げ、日本においてのサードパーティ販売タイトルで一番の影響力を持つであろう『モンスターハンター』。今年の展開は?次なるタイトルは何か?その活躍ぶりに期待しています。

関連記事:
3DS『モンスターハンター4』 ファーストインプレッション(2013/09/17)



なお、6位から10位は、以下のような感じです。

6位 ~ DS『風来のシレン5 ~フォーチュンタワーと運命のダイス~』
7位 ~ 3DS『スチームワールド ディグ』
8位 ~ 3DS『ルイージマンション2』
9位 ~ 3DS『AIレース:スピード』
10位 ~ 3DS『ガンマンストーリー』

ダウンロードタイトルでも、良質な作品ってけっこう増えてきましたね。というか、6~10位にランクインしたダウンロードタイトル3本のうち、2本がフライハイワークスの作品だったりします。
なんか、1~2年前のポイソフトを思い出します。こういった小規模なメーカーが、コストパフォーマンスの高い作品を提供できるのに感心しています。ちゃんと食っていけているかは心配ですが…今年の活躍も期待したいです。






◆== SCE・マイクロソフトのゲーム機部門(PS3・PSP・Xbox360) ==◆



◆== 5位 ~ PS3『インファマス 悪名高き男』 ==◆
電撃を操れるようになった男、コール。なぜ電撃を操れるようになったのか?自らを襲った”謎の出来事”の真相を追うために戦う、海外制作のオープンワールド作品です。
電撃を操っての様々なアクションと、高いところにもホイホイ登っていける自由度の高さが魅力のアクションアドベンチャーとなっています。

従来の海外製オープンワールド作品にありがちな”どっしり感”が少なく、ファンタジーっぽさを取り入れることで、縦横無尽かつ軽やかに広大なフィールドを駆け巡れるのが、本当に気持ちよかったです。
移動が少し面倒だったり、クエストが単調だったりといったところもあり、おそらくゲームとしての完成度は、続編であり私も途中までプレイしている『インファマス2』のほうが上なんでしょうけど、やっぱりファーストインパクトは強いということで。こちらのほうをランキング上位にしました。

関連記事:
PS3『インファマス ~悪名高き男~』 インプレッション(2013/05/07)




◆== 4位 ~ PSP『勇者30 SECOND』 ==◆
「30秒で世界を救うRPG」のシリーズ第2弾。RPG以外にも様々なジャンルで楽しめた前作と違い、今回はRPGスタイル1本に絞り、ドット風のデザインでより壮大な物語をサクッと楽しめる内容になっています。エンドレスモードや、ステージの自作&共有も楽しめたりします。

購入前は、RPGシリーズ一本化ということで、前作以上に飽きやすくないか?などの不安がありましたが、そんな心配は全くの杞憂(きゆう)でした。
ドット絵風デザインでありながら、熱いストーリー展開と壮大な音楽・感動的な演出の数々で、アドレナリン放出しまくり。飽きることなく楽しめました。ある種の「クライマックスRPG」って感じでした。特に音楽については、かなりの著名サウンドクリエーターが集結しており、しかもその人その人の特徴を余すことなくさらけ出した曲ばかり。好きなサウンドクリエーターがいたら、感動できるハズです。私も、下村 陽子さんの曲が好きなので。

物語的に考えると、おそらく続編は発売しそうにないのですが…なんか、もったいない。本当にその一言。まさに隠れた名作でした。

関連記事:
PSP『勇者30 SECOND』 インプレッション(2013/02/03)




◆== 3位 ~ PS3『テラリア』 ==◆
ドット絵風の2Dアクションアドベンチャー。家を建ててみたり、地中を掘り進めてみたり、敵やボスと戦ってみたり。ほどよい自由度のなかで、冒険心たっぷりのアクション&探索と、創造性を刺激するクリエイションが楽しめます。

なんか、こういう作品を遊んでいるとホッとするのです。親しみやすい2Dグラフィックの世界で、システムもわりとシンプル。でも、それを取り巻く要素はたっぷりということで。とにかく冒険心が終始、刺激されっぱなしです。必要ないと分かっていても、鉱石を見ると、なんか掘りたくなるのです(笑)
くわえて、ブロックなどを配置して家なり文字なり自作ダンジョンなり、努力次第で自由な空間を形作れるのも楽しいです。デジタルゲームの世界で、レゴブロックを触っているような感じでしょうか?そんな童心をくすぐられます。

今年はPS Vita版も発売予定。
携帯機としての利便性はもちろんのこと、ズーム機能などの新機能もあるそうですし、PS3版より安いですし。PS Vitaを持っているのであれば、是非楽しんでみて欲しいです。
私はだいぶプレイ頻度が落ち着いてきましたが、PS Vita版と同時期に実施予定の大規模アップデートで、またテンションが上がるかもしれません。ま、その時を楽しみにしていましょうかね。と言いながら、まだチマチマプレイするでしょうけど(苦笑)

関連記事:
PS3『テラリア』 インプレッション(2013/12/20)




◆== 2位 ~ PS3『メルルのアトリエ ~アーランドの錬金術士3~』 ==◆
”錬金術RPG”という独自のジャンルを築き上げる『アトリエ』シリーズ。今作は、PS3で3作目にあたる作品で、錬金術士に憧れるメルル姫が、錬金術で王国を発展させていくという物語です。錬金だけでなく、採取のために危険な国外へ出て、様々な強敵と戦ったりするというRPG要素も存分に盛り込まれています。

2位にランクインさせたわけですが、それほどにビックリだったんですよね。その完成度の高さに。
シリーズを重ねることで洗練されてくるというのは、どのシリーズにも通ずるものがありますけど、今作はまさにそれを象徴している出来。決して規模が大きいわけではないメーカーでも、これだけハイクオリティで、長く楽しめる作品が作れるということに、ゲーム開発への情熱と培ってきた経験の豊富さを感じます。私、PS3でのシリーズ作品は今作が初めてだったので、余計にビックリが大きかったのかもしれません。

今作も含め、昨年は『アトリエ』シリーズを4作品もプレイしました(現時点でクリアしたのは2作品だけど)。このシリーズに思い切って手を出してみて、良かったと思っています。
今後も機会があれば、楽しませてもらいたいものです。というか『アーシャのアトリエ』をクリアしないとね~。

関連記事:
PS3『メルルのアトリエ ~アーランドの錬金術士3~』 インプレッション(2013/10/09)




◆== 1位 ~ PSP『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』 ==◆
”コロシアイ”を強いられた学園生活。殺人が起きたら”学級裁判”が開廷され、様々なモードで真実を追究して”クロ”を見つける。絶望渦巻くアドベンチャーゲームです。

前作で高い評価を得たシリーズ。次回作で背負うプレッシャーは相当なものがあったでしょうけど、その期待に見事応えられる内容でした。
1作目で強いインパクトを見せた作品が、2作目でも勝るとも劣らないインパクトを保ち続けられる。しかも、アクションゲームとかならまだしも、アドベンチャーゲームですからね。そうそう出来ることではありません。
唯一気をつけて欲しいのは、前作のネタバレがどっさり入っているので、できれば前作を先にプレイして欲しいということです。前作をプレイしなくても話には付いていけますが、2→1という順番でプレイできるとは思わないほうがいいです。

昨年はPS Vita版も発売しましたが、いつ、どのゲーム機で次の”絶望”が繰り広げられるか?多くのユーザーが待ち望んでいることと思います。
まあ、次回作があるかどうかは分かりませんけどね。次回作にしても、この遺伝子を受け継ぐ新作であるにしても、この強烈な個性を持った数少ないアドベンチャーゲームを、これからもアピールし続けて欲しいです。

関連記事:
PSP『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』 インプレッション(2013/09/03)



なお、6位から10位は、以下のような感じです。

6位 ~ PSP『タイムトラベラーズ』
7位 ~ PS3『アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~』
8位 ~ PS3『インファマス2』
8位 ~ PS3『龍が如く5 夢、叶えし者』
9位 ~ PSP『イースI&II クロニクルズ』

『タイムトラベラーズ』も個人的にはけっこう印象に残ったんですよね。メインテーマ曲は素晴らしいですし、話の展開も楽しかったですし。なんか”つじつま”の合わないところがあるな~とか、そんな細かいところをあまり気にしないなら楽しめるはずです。
今作にしても他の作品にしてもそうですが、何だかんだでサウンドノベル形式のアドベンチャーゲームが多くランクインしているんですよね。ネタバレによるダメージの大きいジャンルだったりすることもあり、どうしても下火になりつつあるジャンルですが、やっぱり魅力溢れるジャンルの1つであることには変わりないわけで。どうか、頑張って欲しいです。

その他のランクインタイトルも上々の出来。なんか、昨年にプレイしたプレイステーション系の作品は、良質なものが多かった気がします。
まあ、”昨年に発売したタイトル”がほとんどない=前評判をある程度見ているから良質な作品を選べた、ってこともあるんですけどね(苦笑)




以上です。2013年もたくさんのゲームと出会えたことに、感謝します。
今年もまた、きっと面白いゲームたちと巡り合えるであろうことを、楽しみにしています。


関連記事:
2012年を振り返ってみる = ゲームプレイ編(タイトルリスト)(2012/12/29)
2012年を振り返ってみる = ゲームプレイ編(ランキング)(2012/12/30)

2013年を振り返ってみる = ゲームプレイ編(タイトルリスト)(2012/12/29)
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