ソウルエアーショー ＫＡ－１

ＫＡ－１はKT-1を元にしたCOIN機で主翼に計4箇所のパイロンがあり、
増槽、爆弾など各種武装を装備できます。見たところ機銃は装備されて
いないようです。練習機のカラフルな塗装から、迷彩柄の塗装に変わると
精悍に見えます。

ソウルエアーショー ＫＴ－１

KT-1「雄飛」は、大韓民国で開発された基本練習機で1999年から、韓国航空宇宙産業
（Korean Aerospace Industries）で量産が開始されました。
エンジンは950軸馬力と強力で パイロット課程の初学者にとっては性能が高度すぎる
前段階の初等訓練では他の機体を使用しています。
　全長：10.26m
　全幅：10.60m
　最大速度：574km/h
　最高高度：11,000m以上

ソウルエアーショー KFーX

KFーXのモックアップをぜひとも見たくて今回のエアーショーを見に
来ました。
　kFーXはF-5Eが老朽化し後継機として開発が急がれています。開発に
あたって米国より25項目の技術移転要請に対し２１項目は技術移転
が認められましたが、4項目が認められず、自主開発とニュースに載って
いました。
　何とかめどが立ったようで、KF-Xの試作1号機を2021年上半期に完成
させ、2022年上半期から飛行試験を開始。2026年までに開発を完了し、
同年中に空軍へ数機を納入するという最新目標を発表しています。
予定通り進めばF-5Eの2025年退役に何とか対応できそうです。

大きさはF-22とＦ-35の間位で、形はＦ-22に似ているような気がします
　ＫＦ－Ｘ　全長１６．９０ｍ
　Ｆ－２２ 全長１８．９０ｍ
　Ｆ－３５ 全長１５．６７ｍ

Ｆー２２



Ｆ－３５



ＫＦ－Ｘ

ソウルエアーショー F-5Eタイガー

F-5は、アメリカ合衆国のノースロップ社が1950年代に開発した戦闘機です。
韓国のF-5Eは大韓民国初の国内で組み立て生産された戦闘機で、1980年から
1986年まで68機が生産されました。構造が単純で整備性の高い機体も相まって
高い稼働率を実現しており、抜群の機動性で国を問わず広く使用された戦闘機
です。
　韓国では継続的な維持および補強作業を介して、この機種の機体寿命の二倍
に近い期間、機体を運用してきていますが、生産から40年近くたち機体疲労が
すすみ退役が間近になってきています。

ソウルエアーショー Ｔ－50地上展示

Ｔ－50練習機は2005年から運用されています。日本のＴ－4練習機
とほぼ同じ大きさですが最高速度は1.5倍です。
　Ｔ－５０　　全長１２．９８ｍ　　最大速度　Ｍ１．５
　Ｔ－4　　　 全長１３．００ｍ　　最大速度　Ⅿ０．９０７