番匠屋畑尾根を登りきって、少し迷ったが、やはり紅葉谷を下って白石谷を登り返すことにした。
その下の大ゴルジュ右岸への踏み跡には、相変わらずボロいロープ、と言うより細引きが張られていた。こんなヒモ張ってイイの(?)
踏み跡はここで途切れて、一旦谷筋に下るが、ワタクシのルートはこのままガレと小ルンゼを横切り、先の踏み跡へ這いあがる。
白石滝上の堰堤は、大きく上へ迂回する道がよく使われていたが、堰堤の横を直接通過する道に戻っていた。大きく上に迂回した後、谷に戻る箇所が崩れていたので、自然とそうなったのだろう。
ガリーの上部を左手へ横切る。右岸側側壁には、またまたボロいトラロープが垂らされていた。
白竜滝の上の左岸側に付けられた道は、土砂崩れで途切れている箇所が1ヶ所、崩れそうなのが数カ所。
谷筋を登った方が安全かも知れない。滝が1ヶ所あるが簡単に登れるし。
上部の二股。左右どっちにもペンキの印がある。実際どっちも正解なのだが、知らない人はどうするンだろう。迷惑な話だ。
ワタクシは右俣の堰堤を越え、谷を詰めてから尾根に上がり、左俣上部へ出る道を登ることにしている。左俣は小堰堤が数カ所あって面白くない。
最後の急登はヒイヒイゼイゼイ、写真を撮る余裕なし。
フラフラになって登りきると、ホッとする熊笹の道、後もう少し。
ドライブウェイ横の広場に神戸市の腕章を嵌めた人が、二人。ロープウェイの駅で見てから3時間ぶりのニンゲンだった。
何故か一軒茶屋は閉まっていた。15時以降に着いた事は、今までも何回かあって、開いていたのに。
天気パッとしないので早目に閉店されたのか。
有馬温泉駅を11時半過ぎに出て、一軒茶屋15時過ぎ着。これは5年前とほぼ同じペース。変わりなく、ヨカッタ、ヨカッタ。