光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

立派な菊だと思う菊、ホトトギス。

2010-10-23 18:56:56 | 植物・花(秋)
  小さなチョウでも、少し大きめのチョウでも、花に止まっていて、あるいは葉っぱ
に止まっていて、その間にシャッタを押す。この回数が大きくなって、なんだか時間が
止まったとかも思うし、チョウは花の蜜を吸って、葉っぱの場合はわからないが、恍惚と
していると思う自分がいて、私も恍惚となっている。それではっと自分に帰るという思
いは何度もある。なんだかねー。

  菊は、小菊が多い。鉢に植えられた展覧会用のと思えるものは最近は見ない。それ
で、小菊にも、いろいろなものがある。アスターかと思ったら、調べてみると偶然似
ているものが出て、ムギワラギクという聞いたことない、ものに出会ってこれだとか。

  順番でゆくと、赤味の増したピラカンサが最初。



  この赤い実を見て、それが多分初めてだと思うが、4年くらいはたっただ
  ろうか。このブログを始めて初めて知ったものだから、まる4年ではない
  か。4年目。




  ここのいえだと、赤いというのはモチノキの実で、他にはアオキも赤い実
  を付けるが時期が違う。
  モチノキはこの辺りに多く、またこの実をつつく、食べるヒヨドリも多い。




  程ほどの日の当たり方。秋も午後になると、真夏の日の照り方はなくな
  る。でも結構コントラストの強い画像になった。
  これは大きな花で、小菊ではないような感じ。 




  なんとなく妙なという感じがあるが、これは縦位置で撮っていて、でも
  画像は横になる。というかわざと横にならないように設定している。そ
  れをそのまま載せているが、違和感がいいのではと思ってそのまま。




  見事な菊なので、接近もして、またトリミングもした。




  ホトトギス。鳥にもあって、他にも出てくるが、花。このときもゆるい
  風が吹いていた。柔らかなというものだろうか、ホトトギスも揺れた。 




  あまり目立たなかった。で、いきがあれば、帰りもあって、その帰りに
  ようやく、ホトトギスだ、その花だと思って、それで秋だとも思う。
  鳥のホトトギスは春だろうが、花は秋ででもあまり茶色くならなかった。
  そこがよかった。




  周りが水色かあるいは、草の明るい緑という感じのホトトギスというの
  を写真で見たことがあって、でもそうゆう風にならない。ここではなら
  ないのは当然だが。不思議。




  せめて明るいという、状況でのホトトギスの花。


  ハートレイ彗星(103P/hartley)というのが太陽に近づいて、また地球にも接近
して、もしかして明るくなるという可能性があって、期待された。グズグズっと適度
に天文ファンを長く続けて、ほとんど普段は何もやらないが、彗星とかが明るくなる
というと、条件がよければ!見たくもなるもので、それが、今回のハートレイ彗星に
も当てはまるか、というところだ。が。

  いい条件とは何か。ハートレイ彗星(103P/Hartley)、位置というのも、これは
時間、あるいは時刻といった方がいいか、大いに関係していて、まずは彗星は夜でな
いと見えない。昼でも見えるというとこれは困るということもあって、夜でよく、しか
も少し前は秋の星座であるペルセウス座に、その後は移動して今はぎょしゃ座、この先
はふたご座にあることになっていて、ちょうどいい時間、真夜中でもないというとき
に見ることが出来る。ただし見えればの話しで、それが問題だ。

  で、少し前晴れたので、カメラでその像が写らないか、やってみたが、だめだっ
た。その後は、晴れない曇りとかのお天気で、写る可能性もあるが写らないだろうな
と思うときが続いた。条件には月が出るか、近くにあるかないかというのもある。月明
かりは彗星を見るのに、写すのにはいらない。この月がきのうはあった。でも、彗星
が明るくなれば、月の明かり、なんのそのということになる。
  いい時間であった。午後の11時前。ちょうど、ぎょしゃ座が北東の空にある程度
高く見える。その少し南の位置に、ハートレイ彗星はある。月がかなり明るい。月が
明るいのは当たり前だが、空も明るい。雲がある、あるいは靄か、その他大気もある
と、月の明かりは空を明るくする。でも彗星が明るければ、それが写るはずだ。

  結局のところ、今日になって調べたが、残念ながら、簡単な撮影方でハートレイ彗星
は写らない。まったくそれらしいものもない。これは前回とのときと同じ。空がやけに
白っぽいというのが目立った。もちろん、その後に撮った、空の白さは同じようだが、オ
リオン座の大星雲はちゃんと写っている。
  彗星というのは見えるようで、見えなく、また明るいという人もいれば同じなは
ずだが「見えない」という人もいる。
  この辺りが面白い、ともいえる。



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