空き家問題から高齢化問題や障がい者問題を考え、皆さんが楽しく活躍できる社会を提案する大田区の会社 PHCのブログ

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移住者増へ 寄付の空き家、篠山市が改修し貸し出し

2017-03-23 10:13:29 | 空き家活用

みなさん、こんにちは。
大田区空き家管理・活用の会社PHC(プレシャスハウス)です。
今日の記事はこれです(神戸新聞3/23付)

移住者増へ 寄付の空き家、篠山市が改修し貸し出し

 

兵庫県篠山市は、所有者から寄付された空き家を改修し、移住や起業をしたい人に貸し出したり、売却したりする制度を4月に設ける。人口減などで増え続ける空き家の有効活用を巡っては、移住を希望する子育て世代や、農業やものづくりといった事業を始める人らにとって改修費の負担が壁となっている。市が改修を手掛けることで活用を促したいという。対象は土地付きの建物や、土地。寄付の申し出があった場合、市の協議会のメンバーでもある建築士、県宅地建物取引業協会三田・丹波支部所属の会員らが、傷み具合などから改修や活用が可能かどうかを精査する。市は3千万円で基金を創設して年間2軒程度の改修を実施し、空き家の家賃収入や売却益で改修費を回収する。同市に移住を希望するのは子育て世代や工房を探す職人、新規就農者が多く、改修費を金融機関から借り入れるのが難しいケースも少なくない。市は「制度創設により移住者増のほか、改修の受注で地元工務店に仕事が生まれ、歴史的な景観の保全も期待できる」とする。・・・ということです。

 

空き家活用にしましては、例えば古民家カフェや宿泊施設などさまざまな方法で行っております。都道府県など行政については空き家バンクを通じ格安で販売したり、子育て世代を応援するため補助金を出して安く住んでもらったりするよう促すことをやっておられました。ただ空き家所有者から寄付したい申し出に関しましては、管理するのに費用がかかるなど問題も多くほとんどの行政では断っていたのが現状でした。今回、篠山市では調査を行った上で改修し、貸出することで利益を生み改修工事費を回収するという民間的なやり方を行うとのことです。このやり方は新しいやり方かと思います。空き家処分に困れば行政にお願いしに行くことは数多くあると思います。ただ行政も費用が掛かることから断ってきたかと思いますが、このように先にお金をかけ改修し、利益を生んで改修費を回収することは、空き家が減り人が集まってくる・・・その街にとっていいことだと思います。

 

今後は行政も空き家活用のひとつとして行うべきかと思います。いい行政の事例かと思いました。

 

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