空き家問題から高齢化問題や障がい者問題を考え、皆さんが楽しく活躍できる社会を提案する大田区の会社 PHCのブログ

当初空き家問題から高齢・障がい者問題に繋がっていきました。そういう問題、皆が活躍できる社会にしていくためのブログです。

空き家が子育てママのつながる場所に

2016-11-30 18:19:42 | 空き家活用
みなさん、こんにちは。
大田区空き家管理・活用の会社PHC(プレシャスハウス)です。

今日の記事はこれです(京都新聞11/30付)
子育てママ、つながる場に 同大生が京都・亀岡の空き家に拠点

京都府亀岡市河原林町の空き家を活用し、育児中の母親たちが集い、悩みや不安を共有する拠点を、同志社大(京都市上京区)の学生らが新たに作った。子育てのしやすいまちづくりを掲げ、移住や定住促進を目指す・・・ということです。

子育てママの方々はいろいろな悩みや不安・疑問などを抱えている方が多く、でもそれをどうやって相談すればいいかわからない方が多いと思います。そういった不安や悩みを、みんなで話し合いって分かち合っていく・・・そういった場を空き家で利用するというのは、とてもいいアイディアかと思います。私もそういった悩みを持った子育てママの支援には興味があり、「空き家を使ってそういう話し合いの場を設けられないか?」を考えたこともあります。そういう場を設けることによって子育てママが互いに悩みを共有し、少しでも解消すれば子育てにとって、もっといい環境になるのではと思います。

空き家を使って保育園施設を作るのもいいけど、こういった悩み・不安を少しでも解消できるような使い方もいいのではないでしょうか。

中古物件に補助金

2016-11-28 11:23:37 | 空き家活用
みなさん、こんにちは。
大田区空き家管理・活用の会社PHC(プレシャスハウス)です。

今日の記事はこれです (産経新聞2016.11.27付)
広がれ中古住宅 補助金・金融商品…国交省、空き家解消を後押し

国土交通省が中古住宅の流通促進に向けた後押しを本格化させている。取引に携わる業者がタッグを組んで品質維持に取り組めば補助金などで費用負担を軽減するほか、購入資金を調達しやすくする金融商品の開発も促す。高品質の中古住宅が“商品化”で出回れば、少子高齢化による空き家増加の歯止めとなる可能性があり、官民一体の取り組みが進められている。国交省は認定団体によるサービスの開発・普及に上限2千万円を補助するほか、サービスで品質を維持管理すれば、リフォーム費用として1戸当たり最大100万円を支援する。というものです。

日本の中古物件は築20年以上経過すれば物件に価値がなくなり、土地のみの価格になります。逆に中古物件があるが故に、土地の価格が下落することもありますので、所有者はお金をかけて更地にした方が高く売却できるので家を壊して更地にし売却する。他にも古い家は耐震設計などが今に比べると弱く、大きな地震が全国で起こっている今、非常に不安に感じますのでだったら耐震のしっかりとした家に・・・ということで中古物件が売れなくなっているのです。だったら補助金でリフォーム代を出して空き家を住めるようにして、少しでも空き家を減らそうというのがこの趣旨なのです。

確かに新築物件や新築マンションなど乱立して、中古物件は売れ残っています。日本の中古物件は欧米に比べ市場に出回っている数も圧倒的に少ないです。ただ欧米は地震が日本ほど起こらないのです。やはり日本の中古物件は耐震がしっかりした設計にするべきなのです。そのためにも国の補助金で耐震構造をしたリフォームをすべきだとい思います。そうなると物件の中身もリフォームしたくなるので100万円の補助は正直少ないのかなと感じてしまいます。

日本の中古物件の価値を高めるためにも、もう少し補助金を出して綺麗にリフォームして売却する・・・そうすれば空き家の再生も可能になり空き家の数も減少していくのではないでしょうか・・・。

アパート飽和状態

2016-11-25 07:00:35 | 空き家活用
みなさん、こんにちは。
大田区空き家管理・活用の会社PHC(プレシャスハウス)です。

今日の記事はこれです(Business Journal 11/22付)
新築アパートが7カ月入居者ゼロ…賃貸住宅、建てすぎで「大余剰」の危機的状況突入

ここ最近は、現物投資である不動産投資も人気で賃貸住宅が建設されています。加えて、2015年から相続税の基礎控除額が従来の60%に減額されるなど、相続税が実質増税となったこともあり、相続対策としての不動産活用から土地を所有するオーナーも賃貸住宅を相当数建設しています。すでに世帯数を上回る数の賃貸住宅があるにもかかわらず、新たな賃貸住宅が勢いよく建設されています。そうした賃貸住宅のなかには、賃貸需要は二の次にして建てられた賃貸住宅も出てきます。今後このような賃貸住宅の空き家が今の空き家問題の上乗せになるのではないかと心配になる・・・とのことです。

税金対策ということで、新築なのに7か月経った今でも入居者ゼロのワンルームアパートの事例を載せています。駅から徒歩12分で相場より安い賃料にもかかわらず、入居者がいないので家賃交渉でも柔軟に対応し、いろいろ特典をつけても見学すらない状態で「その地域に少なくともワンルームの需要がない」と言われています。そんなこと不動産屋さんに聞けばすぐわかることだと思うのですが・・・。そして面白いのが、そのワンルームアパートの並びにもう2棟新築アパートの建築中とのことで、需要に関係なく賃貸住宅が建てられるのです。

税金対策でアパートを建てるのですが、そのアパートも飽和状態になり空き室になるのをわかっていて建てる・・・、そんなことをやっていればいくら空き家を減らす努力をしても意味がないような気がします。空き家を減らす時代に逆行している税金対策のやり方だと思うのは私だけでしょうか?

雪対策

2016-11-24 11:30:49 | 空き家活用
みなさん、こんにちは。
大田区空き家管理・活用の会社PHC(プレシャスハウス)です。

首都圏は今日、雪が降りました。東京では54年ぶりに11月に初雪が観測され最も早い初雪となりました。東京も本当に寒く凍えるような体感温度になってます。今回は積もるほどの雪ではありませんが今日いっぱいはみぞれ交じりの雪になり気温も上がらないとのことです。東京は雪に大変弱く、積もるほどではないのに雪の影響で交通がすでにマヒし始めるなど影響が出ています。

これから冬のシーズンに入り、雪が降る機会が増えてきます。昨冬も数回大雪が降りました。以前、埼玉では体育館の屋根が雪の重みで倒壊するなどの被害もありました。空き家のお持ちの方は、もし管理を怠っていれば家の柱が腐っている可能性があり、その屋根に雪が積もれば倒壊の恐れがあります。そうならないためにも日頃の管理が必要になります。家は管理をしなければ徐々に劣化していきます。強固になっていくことはないのです。大雪が降りそうだからその時だけ様子見に行ったりするだけでは、もはや手遅れなのです。リフォームすれば、ある程度強固になりますがお金がかかります。それよりも日々管理することが劣化のスピードを落とす最大の手立てなのです。屋根や塀、木など雪で倒壊する恐れがあり、近隣住民の方に迷惑をかけるどころか、思わぬ大きな事故が起こり、取り返しのつかないことにだってなることもあります。

そうなるためにも日々しっかりと管理することが大切です。それができないのであれば弊社のような管理サービスといったところに早めに相談することをおススメします。

首都圏、さらにこれから深刻化?

2016-11-22 10:31:39 | 空き家活用
みなさん、こんにちは。
大田区空き家管理・活用の会社PHC(プレシャスハウス)です。

今日の記事はこれです。(PRESIDENTO Online 11/21付け)
実家問題の本丸は首都圏! 逃げるなら今のうちである理由

都市部に住んでいる方にとって空き家問題は、地方で問題になっているものと思っている方が多いが7~8年後、特に首都圏近郊で爆発的に空き家が増えると予想しています。都市部から1~1.5時間以内で行くことができる都市部近郊では、爆発的に空き家が増える現象が起きる。親がそういった近郊部に家を買ったものの、その子供たちは夫婦共働きで通勤が楽な都市部に近いタワーマンションを購入するため、近郊部にある実家をそのまま放置した状態になり空き家になる・・・ということを記事にしています。

その空き家も、子供世代がしっかりと管理をすれば劣化しにくいのですが「めんどくさい」や「また今度」と思い、実家の空き家を放置したままにすれば一気に劣化が進み無残な姿になってしまいます。実家が「負の遺産」になる前に早く売却すれば、空き家問題から解消されるとこの記事では書いてます。

空き家は「負の遺産」と定義されていることが多いですが、空き家も街カフェや古民家旅館、ギャラリーなど街の活性化として再利用されているケースも多く見られます。私がよく言います「しっかり管理」をすれば必ず再利用など需要も高いと思います。「空き家=負の遺産」ではなく、「空き家=再活用」で地域の活性化につながっていければいいのではないでしょうか。