空き家問題から高齢化問題や障がい者問題を考え、皆さんが楽しく活躍できる社会を提案する大田区の会社 PHCのブログ

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入国したのに宿泊しない? 消えた訪日客ここにいた!

2017-02-13 07:24:44 | 空き家活用
みなさん、こんにちは。
大田区空き家管理・活用の会社PHC(プレシャスハウス)です。
今日の記事はこれです(NIKKEI STYLE2/11付)
入国したのに宿泊しない? 消えた訪日客ここにいた!

日銀と内閣府で国内総生産(GDP)統計を巡る論争が熱を帯びたのは昨年のこと。それと同じことが、観光でも起きている。国の訪日外国人数と宿泊の統計が一致しない。訪日客数ほど宿泊者数が伸びていないのだ。どこへ消えたのか。JR東京駅(東京・千代田)。京都行きを告げる夜行路線バスに午後10時、フィリピン人の5人家族が乗り込んだ。大阪滞在後に夜行バスで東京に入り、東京ディズニーシー、東京タワーなどを巡って再び関西へ。日本に10日間滞在するがその間、ホテルや旅館には泊まらない。遠回りしながら夜行バスと民泊を組み合わせて旅費を抑えている。家族の1人、20代女性は「バスでも快適に眠れる」とうれしそう。清水寺に思いを巡らし夢の旅路に就いた。スペイン人男性(22)も「朝、目が覚めると目的地に着いている。時間を有効に使える」と恋人とともにバスに乗った。ウィラーアライアンス(東京・新宿)の夜行バスは東京~大阪間3900円程度。シートも快適なことから宿の代わりに使う訪日客が増えている。2016年の訪日客の利用は13万人と5年前の約4倍まで膨らんだ。延べ宿泊者の数値が訪日客を上回ってきたが、16年春に逆転の傾向が出てきた。宿泊統計に含まれるのはホテルや旅館などに限られる。ラブホテルは一部しか入らない。民泊に流れているが「それ以外にも“泊まっている”」と聞きつけたのが、取材のきっかけだ。日本経済新聞社がまとめた都内の主要ホテルの客室の平均稼働率が16年2月、11カ月ぶりにマイナスに転じたのだ。各ホテルは料金を強気で引き上げ、15年に全国ホテルの客室平均単価は10%以上上昇。英国の欧州連合(EU)離脱問題で円高が進み、昨夏、訪日客の足が大都市のホテルから遠のいた。「訪日客はどこへ消えたのか」と都内ホテル幹部はみな首をかしげていた・・・ということです。

以前は日本に来られた観光客はホテルに泊まって観光して帰る・・・、というスタイルが主流でした。それが民泊登場後は日本文化に触れることができることと、ホテルがなかなか取れない、また取れたホテルが高いとのことで少しずつ民泊を使う観光客が増え、今は移動手段の夜行バスを使うことによって価格が抑えらえ、また移動もできるとのことで朝からアクティビティに動くことができるとのこと。またLCCの登場で夜中に空港に到着し、空港で用意された毛布に包まることができ宿泊料を抑えることができ、しかも快適。関空は京都が近く宿泊料を浮かしたお金でお土産などをたくさん買えることができるのです。そういった次の日本の楽しみ方にシフトしていっているのではないでしょうか。

ホテル業界も民泊とああだこうだと議論している間に観光客は新たな日本のスタイルにシフトしてしまうので早めの対策を取らないと、それこと共倒れになってしまうのではないでしょうか。とにかく早い議論が必要だと痛感する記事でした。

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