膳-Sai

料理サロン Tomoko's Tableのご紹介。
食にまつわる、日々の暮らしを・・・

クーカルin奈良 「Fujiya1935」藤原シェフ

2009-11-12 21:57:19 | 食道楽ランキング
昨晩、またまたクーカルのシェフズダイニングに行ってきました。
この日のシェフはFujiya1935の藤原シェフ。
以前から是非一度は行ってみたいお店、と思っていました。
大阪は私にとって、近くて遠いところ。なかなか行く機会がなく、グズグズしてたら、クーカルに参加されることがわかり、これはありがたい!
予約開始日に早速予約を入れました。

昨日のテーマは五感で楽しむというものだったよう。
まず、お料理が始まる前にメインダイニングの四隅にワインクーラーが置いてあり、そこに窒素を入れていきます。そう、スモークたいてるんです。なんとも驚きの演出。
お料理は、出されるごとに説明つきです。

メニュー
軽く燻製にした蘇のコロッケ
スパイシーな栗
乾燥させた黄色い紙
レモングラスのタブレット
オリーブのパン
「石」
あまご、掘り立ての結崎ネブカとラディッシュ。
気泡を沢山含ませた栗のパン
フィルムに包んだ熱い松茸と大和牛のエキス トリュフ風味のカプセル。
ピュアなオリーブオイルとトマトのスープ
マッケロー二、丹波黒豆とトリュフの凝縮した卵のソース
鴨胸肉ロースト、舞茸と鴨のジュのソース
軽く仕上げたティラミス
あんぽ柿のペクチンのケーキ
小さく丸めた桃
巨峰の果肉のソーダ
木のえだ
以上です。
とても品数が多いように思われますが、一口サイズのものもあるし、多くはありませんでした。


 
   
先ずは箱。箱がテーブルの中央に置かれます。
箱を開けると燻製のけむりがふわーっと出てきます。
中にはイチョウの葉っぱとかわいいコロッケ。
濃厚、クリーミー。
  

    

「石」は写真のような石。
左はホンマモン。右側が食べる方。マッシュポテトのなかにサラミのみじんぎりがはいってます。

    
   

 

アマゴのお料理でやっと普通のお料理らしいお料理が出てきました。
でも付け合せがちょっと面白い。ラディッシュが掘り立てに見えるよう、黒い土のようなものをまとわせてあるんです。


      


この日一番美味しかったお料理、松茸と大和牛・・です。フィルムの中でお料理がクツクツ沸騰してるのです。フィルムの上部を切り取り、そこにトリュフのカプセルを入れると、周りが溶けて、トリュフのペーストが溶け出ます。松茸、牛、トリュフの三位一体、素晴らしい!

デザートの前には、またお部屋の四隅に、今度は香りつきの窒素を入れて、香りのスモークです。メロンソーダのような香り。シェフ曰く、駄菓子屋さんの匂いだそうです。面白い!
最後のデザートも箱です。この中に小さいお菓子が入ってます。


     


箱で始まり、箱で終わりました。

とにかく楽しい!こんなに笑いながら、作業しながらいただいたお食事は始めて。

五感に訴える、素晴らしい食空間でした。
楽しかった!!



       


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