小山 青巖寺

三重県津市一志町小山にある真宗高田派のお寺です。

父の三回忌&祖父の十七回忌

2012年06月30日 | 日記

 今日は、前住職である父の三回忌、および前々住職である祖父の十七回忌でした。

 世話方六十名、聞法会や月例法座に来てくださっている方々二十名、親戚二十数名、および、この日のために来てくださった方々、総勢百名以上で、前住職&前々住職の年回法会を盛大に勤めさせていただきました。お越しいただきました方々、本当にありがとうございました。

 また、この日のために、前日から総代さんをはじめ、いろんな方々が準備してくださいました。さらに、親戚を初め、多くの方々から、お花やお供え物をいただきました。本当にありがとうございました!

 おかげで、無事、つつがなく、年回法会を厳修することができました。ありがとうございました。

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仏教の授業

2012年06月28日 | 高田短大

 今日は、高田短大で授業でした。

 短大へ行くと、非常勤講師の講師控え室に入ります。

 いつもは他の先生もいらっしゃるのですが、今日は、数学の先生と二人きりでした。

 数学の先生とは、去年はいろいろお話ししていましたが、今年は挨拶だけで、あまり話していませんでした。でも、今日は、その先生が、話しかけてこられました。この学校の学生さんたちはいい子ですね、という話でした。

 「この間、『あなたたち、高短に来て、よかった?』って、学生に聞いたら、『うん、仏教もあるし、先生にも会えたし』って! 『先生にも会えたし』なんて、私にまでお上手を言って!」

 学生たちは正直です。本当に数学の先生に会えたのが嬉しかったから、そう言ったのでしょう。また、それを「お上手」というように謙遜されておっしゃるような先生だからこそ、学生たちに好かれているのでしょう。

 「仏教なんて」と数学の先生はおっしゃいました。「若い子たちが好んで聞くようなものではないと思うのですが、それをちゃんと聞いていて、本当に素直な子たちですよね」

 「本当に、そうですよね」と私。

 「私は、三重大でも数学を教えていますが、クラスの雰囲気が全然違いますね。この短大の子たちは本当に素直で、いい子たちですね。先生が仏教を分かりやすく教えてくださっているから」

 「いえいえ、仏教の教えそのものが素晴らしいからですよ。私も、別の大学でも教えていますが、その学生たちも熱心に聞いてくれていますよ。でも、『先生にも会えたし』って言ってもらえるのって、教えている側としては嬉しいですよね」

 「本当にそうですね。そういうことを口にできる子たちって、本当に素直でいい子たちですね」

 などなど、そんな話をしていました。

 確かに、高田短大の学生さんたちは、素直で、いい子たちです。卒業したら、自信を持って、社会に出て行って、活躍して欲しいと思います。

 そして、仏教の教えを学んでいることを、他の先生にも誇りを持って言ってくれているのが嬉しかったです。ありがとう!

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青巖寺旅行

2012年06月25日 | 旅行

 昨日、青巖寺旅行の募集を締め切りました。

 ただ、まだ、定員には余裕がありますので、まだこれからでも(えっと、そうですね、前日の7月1日の午前中までなら)、申し込みを受け付けます。

 お申し込みの方は、青巖寺まで、申し込み用紙と旅費をもって、お越しください。

 あるいは、事前に青巖寺(059-293-2177)まで、電話連絡いただいても結構です。

 行き先は、親鸞聖人の幼少期をめぐる旅で、三室戸寺・法界寺・青蓮院への日帰りです。旅費はお一人様6700円です。

 ご都合のよろしい方は、ぜひ、ご参加ください。

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掃除

2012年06月24日 | 日記

 今日も、掃除をしていました。

 昨日刈った山の斜面の草を、今度は山の上から、サライで引き上げていきました。昔刈って今は枯れてしまっている草も一緒に引き上げて掃除していきます。

 ただ、今日は、その掃除の合間合間に、年回のお勤めがあり、その都度中断しては、再開するということを繰り返していました。

 また、今日は、玄関や境内の庭木の剪定もできました。梅雨の時期なのに、雨が降らず、おかげで作業ができて、ありがたかったです。

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掃除

2012年06月23日 | 日記

 6月30日は、父の三回忌&祖父の十七回忌です。

 そのため、今日は午後から空いていたので、子供たちにも手伝ってもらい、書院の庭の掃除をしました。

 まず、庭砂一面がうっすら苔むしてしまっていたので、その苔を剥ぎ取りました。表面を削っても取れないので、ある程度深く掘り起こす必要があり、気分的には庭を耕しているような感じです。

 次に、長靴と防水ズボンが一緒になったものを履いて、池の中に入り、山の斜面の草を鎌で刈っていきました。急な斜面をよじ登り、よく研いだ鎌で刈っていきます。その刈った草を子どもたちが一輪車に乗せ、運んでくれました。

 その後、池の中をザブザブ歩いて、池のまわりに伸びてきた草を刈っていきました。これも、池に浮いた草を子どもたちがサライで掬って、一輪車に入れてくれました。ありがとう!

 ただ、そのうち、子どもたちはどこかへ行ってしまいましたが。

 最後に、池の泥すくいをしました。しかし、泥はちょっとくらい掬ったところで、どうしようもなく、また時間が空いたときに、三週間くらいずっと続けないと、透明にはなってくれないでしょう。

 やがて日も暮れて、池から出ましたが、防水ズボンの下に履いていた普通のズボンも湿っていました。防水ズボンとはいえ、長時間池に入っていると、ジワジワ湿ってくるようです。

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伝説上のブッダ

2012年06月22日 | 日記

 今日は、ブッダの伝説について、授業しました。

 今までは、なるべく史実に基づく話をしていましたが、「龍谷ミュージアムに行くとまず仏伝画がドーンと展示されてますよ」と聞かされたので、見学へ行くまでにブッダの伝説(仏伝)を教えておいた方がいいだろう、と思ったからです。(^^ゞ

 まず、白い象がお腹の中に入ってくる夢を見た母マーヤーが懐妊したこと。

 そして、ルンビニーの花園で、マーヤーが手を伸ばしたら、赤ちゃんが右脇から誕生したこと。

 その赤ちゃんは、生まれ落ちるやいなや、いきなり立ち上がり、七歩、歩いたこと。

 そして「天上天下唯我独尊」と宣言したこと、などなど。

 授業後、出席カードの裏に書かれた感想には、「これほど多くの伝説が語られるブッダはやはりすごいと思った」という感想が多く寄せられました。

 けれど、その中に、こういう感想もありました。

 「都市伝説と考えるべきか、事実と受け入れるべきか」(笑)

 事実として考えるには無理がありますが、かといって、都市伝説と言うのはちょっとどうかと。(笑)

 その伝説によって、何を後世にまで伝えようとしたのか、ということを受け止めていただければ、と思います。

 ただ、本音で語るなら、仏伝を理解するより、ブッダの教えそのものをしっかり聞いて欲しいな、って思っていますが。

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新しい制度

2012年06月21日 | 日記

 今日は、来年度から新しく始まる制度について話し合う会議に出席していました。

 今まで無かったものを作り上げるのは、やはり大変だなぁと改めて思いました。

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ホトトギス

2012年06月20日 | 素敵な文章・言葉

 織田信長 「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」

 豊臣秀吉 「鳴かぬなら 鳴かせてみせよう ホトトギス」

 徳川家康 「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」

 織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三武将の性格の違いを表した言葉として、有名な俳句です。

 ところで、今日、読んだ本に、こんな話が書いてありました。

 晩年の松下幸之助さんが、「あなたはどれにあたるか」と問われたそうです。

 すると、幸之助さんは、次のように答えたそうです。

 「鳴かぬなら それもまたよし ホトトギス」

 三武将の句はすべて、ホトトギスが鳴くことを前提としています。でも、鳴かないホトトギスがいてもいいですよね。いろんなホトトギスがいて、構わない。それぞれがそれぞれに尊い姿です。そういうことを教えてくれる幸之助さんの句ですね。

 「みんなちがって、みんないい」(金子みすゞ)

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台風4号

2012年06月19日 | 日記

 今日は、京都で授業の日でした。

 しかし、台風4号が近づいていました。

 龍大では、京都・大阪・滋賀で、暴風警報が出たとき、全学休学となります(厳密にはもう少し細かく区分されてますが)。

 午前中、天気予報を見てみると、三重や愛知、和歌山、兵庫、四国などでは警報が出ているのに、京都・大阪・滋賀には警報が出ていません。

 参ったなぁって思っていたら、ようやく大阪に暴風警報が出されて、ホッとしました。

 授業という意味では、久々にゆっくりできてよかったです。

 ただ、今回は、三重県直撃でした。みなさんのところは、被害はありませんでしたか?

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灌仏会

2012年06月18日 | 高田短大

 今日は、高田短大で、灌仏会がありました。

 灌仏会とは、お釈迦さまの誕生をお祝いする仏教行事です。

 花御堂の中の誕生仏に甘茶をかけてお祝いします。その誕生仏に甘茶をかけることを灌仏と言います。

 学苑長、学長に続き、私も本日の講師として、学生とペアになって、灌仏させていただきました。

 ただ、学生さんはしっかり作法通りに動いていたのですが、私は全く作法を分かっていなくて、てんでバラバラな行動ばかりしてました。 しっかり練習してきた学生さんとしては、ペアを組んだ私がダメダメでさぞ歯がゆかったと思います。ホントに、ホントに、ごめんなさいでした。

 その後もずっと、先生と学生がペアになり、灌仏していきました。みなさん、上手に灌仏されていました。

 高田短大の仏教行事は、一般の人も参加できます。その一般代表として、お二人、灌仏されたのですが、そのお一人が、青巖寺の前総代長の野垣内定生さんでした!

 今回、遠いのに、青巖寺のお檀家さんが3人、聞きに来てくださっていたのでした。そのお一人であった野垣内さんが、灌仏する代表者に選ばれたようです。私にとっては、嬉しいハプニングでした。

 その後、お花で飾られた舞台で、講話させていただきました。聞いてくださったみなさん、ありがとうございました。

2012kanbutsue

 

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