「十分に進歩したテクノロジーは、魔法と見分けが付かない」
アーサー・C・クラーク
「では、生まれたばかりの赤ん坊はいったいなんの役に立ってますか?」
電磁波で有名なマイケル・ファラデーが、「科学は一体なんの役に立ってますか?」と聞かれたときの答え。
1.点の記: http://www.tsurugidake.jp/
とにかく行ってみなはれ、いまだ剣岳を知らぬ人には景色を見るだけでも見る価値はあります。
ここ何年も映画と言えば機内でしか見なかったので、金払って劇場で見るのは久しぶり。 近くの豊洲ララポート内ユナイテッドシネマへ行きました。 ふ~ん、最近の劇場は、でかいのやら、小さいのやら、いろんな客席があんだね。 原作を読んでいる人には、物足りないところがあるかも。 でも、まあ、淡々とした映像、淡々とした柴崎測量官の演技、何気ない剣岳の映像・・・よい出来だと思います。
何回か剱に登ったことがある人には、でかい地図でもバーンと画面に大写しして、彼らがどのように剱周辺を測量し、登頂への道を模索したかがわかるようにすると、その苦労が忍ばれたかも。
去年のお盆時期剱は天候不順でまったくクライミングができずに真砂沢に停滞。 お開きになったその日、OPANDAは「やけのやんぱち日焼けのなすび」状態で、真砂沢-長次朗谷(ちょうじろうたん)左俣-北方稜線-剣岳山頂-剣山荘と全装備担いで登ったのでありました。
その時の記録→ http://pub.ne.jp/MX2225749/?daily_id=20080819
今年、原作読んでて「一体どこから登るんだろう? どうも今の一般道はカニの縦バイ付近で断念したようだし・・・」 ”雪を背負って登り、雪を背負って降りる”・・・行者様の言葉・・・ピンと来ましたね。 こいつは雪渓のことを言ってるに違いない。 万年雪となっている雪渓が、剱には幾筋もある。 問題はどの雪渓か? 案内人は「長次郎」・・・決まりだ! 長次郎谷に違いない!! 全くの偶然、去年やけのやんぱちで登った長治郎谷で正解でした。
その思いもあり、映画では長治郎谷から眺める八ツ峰等懐かしい思いで一杯でした。
また、夕日の紅さも、剱沢付近を彷彿とさせるに足る映像だったと思います。
ただ・・・・・・今年、この映画を見た中高年登山者(別に中高年じゃなくても)が剱を目指すは必定。 きっと早朝からカニの縦バイで2時間待ち、カニの横ばいで3時間待ち・・・凄いことになるでしょう。 クライミング主体のOPANDAが目指すチンネ周辺もただでは済まぬ・・・・よって今年は剱中止と決めました。
この映画を見て、剱を目指す皆さま、どうぞ、安全登山で楽しんでらして下さい。
映画以上に素晴らしいところです。
2.The departed(デパーテッド): http://wwws.warnerbros.co.jp/thedeparted/
今回の武漢出張(日食観測?)機内で見た。
くだらん。 作りがザツすぎる。 時間の無駄。 今HP見てなっとく。 どおりでアカデミー受賞してるわけだ。 マッドデイモンはともかく、この若造(デカプリオ)相変わらずダメだな。 「Catch me if you can」では好かったのに。 別のチャンネルの「バック ツー ザ フューチャー」でも見りゃよかった
3. ワルキューレ: http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id332656/
7/20成田-北京の機内で見た。 1944年の同月同日、ヒットラー暗殺計画が実行された。 いわゆる「ワレキューレ」計画である。 まったく偶然、しかもあとで知ったわけだが、史実に基づく映画のクライマックス、シュタウフェンベルク大佐の暗殺計画実施日にその映画を見たわけだ。 印象深いぜ。
現代に生きる我々は、もちろん失敗することはわかっているのだが・・・見応えがある。
お勧めします。 是非見てください。 トムクルーズは良い役を得た。
実は・・・・帰りの成田行きの機内から寒気が。 検疫のサーモ検査はすり抜けたモノの、家に帰る頃には38.5℃ こ・これって、新型インフルエンザ?
いつもは山に行く週末、さすがに人との接触を断ち、おとなしくしていました・・・・土曜日は。
ところが、日曜、東京周辺は朝から良さそうな天気! 我慢できず奥多摩の「天王岩」へ向かいました。
始めて来た岩場、濡れてます。 いつもこんなんなんかねえ。 おまけに登れそうなところは先約が張り付いておりどーしよーもない。 地図を開いてみると「つづら岩」も遠くないか?
ところが遠かった。 おりからの大晴天で、無風 今回の核心は、「軍道」から「つづら岩」への炎天下の縦走でございました。 おまけに、カム類等全財産持ってきたので、ザックはゆうに20kgオーバー 3時間以上の苦行でございました
しかし、久々の低山歩き 真夏の低山はナカナカつらい
「まづかりさん」と読むそーです しかし、この尾根、アップダウンが続き、なかなか侮れない
はるか眼下に檜原村
やっと到着「つづら岩」 山岳会らしきパーティが全域に取り付いてましたが、こちらが休憩しているウチに引き上げたので、早速トップロープを張る 手は全部ガバ、スタンスも豊富なので、見た目よりまったく簡単 登山靴で登れます
しかし、OPANDAはトラウマが・・・ガバでも全体重をかけるには躊躇する まあ、好い傾向?
4級-くらいですかね、初心者も楽勝でした
次はその左となり 両方ともしっかりした終了点があります。 安心!
グレードは右と同じか、出だし直登するなら、こちらの方がちっと難しい?
こちらも、完登でした 終了点からは奥多摩の山々が綺麗です
初級者のトレーニングには好いかも
帰りは車道へ一直線 途中にある「天狗の滝」 マイナスイオン一杯、渇いたのどにはおいしい水でした
そのすぐ隣にある「天狗岩」 こちらは「つづら岩」より難しそう
程なくバス停、 またうまいことに、10分も待たずにバスが来た。 武蔵五日市と言えば「瀬音の湯」でしょう
大変な混雑 入場制限10分程待たされました 脱衣場にはカメラ禁止の張り紙 場合によっては警察に通報しますとよ よって露天風呂写真はなしです
代わりに気分のよい休憩所でもどーぞ 生ビールあんだけど、アサ○なんで、見えないようにパシャッ!
岩登りはともかく、炎天下縦走は疲れました (;´Д`A ```
2009/7/22:9時24分15秒
皆既日食開始
周囲の白いのは残念ながらコロナではありません。 雲です。
実際高曇りだったため、このように、まるでコロナのように見えた。
もし、本物のコロナだったら何も太陽光へのプロテクトをつけてないカメラでは撮影不可能だっただろう
今回気が付くのが遅すぎて、太陽撮影用のフィルターが間に合わなかった
撮影は皆既日食時だけと諦めていたが、くもりがかえって幸いし、今回の撮影となった
2009/7/22:9時29分30秒 約5分間の天体ショー(皆既日食)は終わった。
部分食しか見られなかった人には申し訳ないが、部分食と皆既食はまったく違う経験だ
ダイヤモンドリングが輝き、部分から皆既へのほんの一瞬の内に、空は日没後の暗さに包まれ、星々が輝き出す。 何という驚異の世界だろう 38℃もあった外気が、まるですっぽりと冷蔵庫に入ったように冷えてくる。
聞きしにまさる驚異の世界でございました。
アゼン・・・・・(; ̄Д ̄) ・・・・・
さて、日食も終わったし、武漢を離れます あれ? 仕事は??
いいの、北京行ってから
日食が終われば、灼熱の武漢なんぞ用はない。 空港へ直行
どひゃ~、新武漢空港始まって以来の混雑 ほとんど欧米からの日食観測ツアーのようだ
この後、北京雷雨で空港閉鎖 4時間も機内で待たされました
北京は取りたてて見るモノもないが・・・・あ、そうだ! 爆竹で火災、使用不能になった中国中央テレビの新社屋でも野次馬しにいこ
左のビル・・・外側は完全燃焼 直すに直せず、壊すに壊せない(多額の費用がかかる)
そのまま朽ち落ちるのを待つだけ