新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

星の並びと五行のバランス

2015年10月02日 | 四柱・その他
変通星には比肩・劫財(敗財)→食神・傷官→偏財・正財→偏官・正官→偏印・印綬11個があります。
日干が木(甲乙)の人は、木が比劫となり、火が食傷、土が財星、金が官星、そして水が印星となります。
日干が火(丙丁)の人は、火が比劫となり、土が食傷…と、一つずつずれて行きます
比肩は自我や自分軸を表し人間の身体でいえば背骨の様なものです。
また、食傷は感受性や創造性という才能を表し、財星はお金や家庭性や優しさ、そして官星は責任感や行動力や社会性を表し、印星は思考力や思想性という才能を表します。
4つの柱にそれぞれ干支があるわけですから、全部で8つの星(●)となります。
その8つの星(●)を木火土金水の5カ所に分けます。
通常男性の場合は比肩(自分軸)に星(●)が3個が理想と言われており、女性の場合は2個ぐらいが良いと言われています。
例えば日干:甲の男性なら下記の様な五行も良いかも知れません…。
木(比肩)●●●
火(食傷)●
土(財星)●
金(官星)●●
水(印星)●
そして、天干の並びは、下記が理想かも知れませんね…。
年上:財星(偏財)
月上:官星(正官)
時上:印星(印綬)
この並びは「財官印三宝の命」という一番良い並びですね。
また、これらの変通星の十二運も旺相するのが良いですね…。
財星は優しさや家庭性や財運を表し、
中心星である月上の官星(正官)は責任感や社会性や行動力、
そして時上の印星(印綬)は思考(頭脳)や才能を表します。
この様な並びの命式は、財運と仕事運と才能とに恵まれた良い命式となります。
また、女性の場合には月上に財星が来る方が良いですね…。
財星は優しさや家庭性の星ですから、その様な運を得やすいと言われています。
女命で月上に偏官等が出る場合は、専業主婦には向きません。
夫の代わりに仕事をする様な運になる場合も多いですね…。
五行のどこかに星(●)が固まり過ぎると(4個以上)、その星(●)の悪さが出やすいですね。
また、どこかに星(●)が固まり過ぎると、他の五行に星(●)が出なくなります…その場合は、その五行の意味する運が弱くなります(意識しなくなる)。
例えば、印星に星(●)が多すぎると、考え過ぎて取り越し苦労となり、ややネガティブになります。
逆に印星に星(●)が無いと、考えずに走って失敗する場合も出てきます。
変通星の並びが良く、しかも五行が安定している場合は、比較的安定した人生を送りやすいと言われています。
あなたの命式はどうですか…?
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コメント (3)
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