オンネトー茶屋日記

阿寒国立公園オンネトーの四季折々情報の発信

薪割りと木の大切さ

2008-07-24 21:00:10 | オンネトー情報

西日本では猛暑が続いてますがこちらオンネトーでは天候不順の日があり朝晩肌寒い日もあります。たまたま朝晩店内を温める為鋳物のストーブで火を焚くときもあります。特に本州方面から来た観光客は薄着のスタイルが多く寒い寒いと言いながら店内に入って来ることも。そこで火を焚いていることに驚き珍しそうにストーブを見て薪に目をやり不思議そうに見ます。オンネトーの原生林の木を焚いているのかと思うのか?茶屋の薪はそうではありません、農家の民有林の間伐材や間引きした小径木
を分けてもらってきたものです。木を良く育てる為には間伐は必要なことですし、昔は間伐材などは製箸工場で割り箸や爪楊枝に製品にして事業をしていたのですが木を切ることが自然破壊、環境破壊と思われこんにち段々間伐もしなく山林は悪くなっております。又、割り箸等は海外から輸入、その海外では日本向けに間伐どころでなく木そのものをばたばたと切り倒し日本に輸出、世界的に原生林はなくなり洪水や温暖化になっております。
日本で昔の里山をつくり間伐材を利用して薪や割り箸などを自国で生産した方が良いのか、それとも海外で原生林をだめにしているのを分かっていて輸出した方が良いのか良く皆で考えてみよう?マイはしはエコーに良いでしょう、でも先に書いたような問題もあることも考えてみては。
それはそうと茶屋の薪に話は戻りますが茶屋では農家の山林から持ってきた木を子割りにして来春燃やす為半年くらい積み上げて干しておきます。それで薪割りをします。
観光客は茶屋の薪小屋を見て何となく理解をしてくれます。
そして大きなまさかりを珍しそうに見て薪割り体験をしてみたいと、それが上の写真です。彼女も鋳物のストーブ、薪、まさかりを始めてみた一人です。そこで薪割り体験、少し大きめな丸太を思い切りまさかりを振り下ろし見事真二つに。満足満足ストレス解消になつたかな~
皆様も木に触れて薪割り体験はいかがでしょうか。