「クランスマン」監督:テレンス・ヤング/出演:リー・マービン、リチャード・バートン、O・J・シンプソン、他/1974年・アメリカ・112分<レンタル>
アラバマで起きた黒人による白人暴行事件に端を発し、KKK団の攻撃と黒人の抵抗を描くバイオレンス
KKKとは...黒人排斥運動の秘密結社、クー・クラックス・クラン。で、「クランスマン」っていうのはKKKのメンバーのことです。ちなみに実際は「クランスマン」では無く「クランズマン」と濁って発音するそうです。
古い映画ですが、今回初めて観ました。
実話の映画化のようですが、この暗さは”アメリカン・ニューシネマ”の流れというかベトナム戦争の影響もあるんですかね?
主演のリー・マービンは渋いっすね~...この人もそうだけどチャールズ・ブロンソンとかいわゆる”二枚目”ってタイプではない人が60~70年代頃は主役をはってますが、やっぱり存在感がありますね。最近の主役級の俳優ってやっぱりルックス重視って感じで何か重みが無いです。80年代のシュワやスライ、ヴァン・ダムあたりの演技のできない”肉体派”の台頭が悪影響を及ぼしたのかもしれませんが...(苦笑...別に肉体派を否定はしていませんよ)
時代性の問題なのか内容とは裏腹にかなり牧歌的な感じですね。KKKも秘密というほど隠れてないし(笑)独り抵抗を続ける、O・J・シンプソン演じる黒人青年(今作がデビューらしいです)が町から出ていないにもかかわらず捕まらないし...アメリカの暗部を描いた問題作ではあると思いますが、まぁそんなに面白いってほどではないです。
リー・マービンの存在感は素晴らしいですし、ラストの銃撃戦はお約束って感じですがカタルシスがあって良いと思います。
アラバマで起きた黒人による白人暴行事件に端を発し、KKK団の攻撃と黒人の抵抗を描くバイオレンス
KKKとは...黒人排斥運動の秘密結社、クー・クラックス・クラン。で、「クランスマン」っていうのはKKKのメンバーのことです。ちなみに実際は「クランスマン」では無く「クランズマン」と濁って発音するそうです。
古い映画ですが、今回初めて観ました。
実話の映画化のようですが、この暗さは”アメリカン・ニューシネマ”の流れというかベトナム戦争の影響もあるんですかね?
主演のリー・マービンは渋いっすね~...この人もそうだけどチャールズ・ブロンソンとかいわゆる”二枚目”ってタイプではない人が60~70年代頃は主役をはってますが、やっぱり存在感がありますね。最近の主役級の俳優ってやっぱりルックス重視って感じで何か重みが無いです。80年代のシュワやスライ、ヴァン・ダムあたりの演技のできない”肉体派”の台頭が悪影響を及ぼしたのかもしれませんが...(苦笑...別に肉体派を否定はしていませんよ)
時代性の問題なのか内容とは裏腹にかなり牧歌的な感じですね。KKKも秘密というほど隠れてないし(笑)独り抵抗を続ける、O・J・シンプソン演じる黒人青年(今作がデビューらしいです)が町から出ていないにもかかわらず捕まらないし...アメリカの暗部を描いた問題作ではあると思いますが、まぁそんなに面白いってほどではないです。
リー・マービンの存在感は素晴らしいですし、ラストの銃撃戦はお約束って感じですがカタルシスがあって良いと思います。