木工と海外通販大好き

アメリカの木工機械、電動工具大好きの徒然日記

組子細工の行灯製作 その7 完成

2019-08-26 06:19:15 | 作品

組子細工を生かした行灯の製作がついに完成しました。

構成はパーツ等は

サイズ 高さ460mmx横220mmx奥行き220mmです。(18mm角の台座部分(上下)を含む)

使用している電球は、口金 E17のLED電球で電球色をセットしています。

全てをセットするとこんな感じです。

点灯すると

違う角度から、台座を設けた事で行灯の安定に寄与しています。

塗装は、レモンシェラック塗装後、ビーズワックス+テレピン油で艶を出しています。

構想から完成まで約1ヶ月半、初めて作ったので試行錯誤と前準備にかなりの日数を要しました。

しかし、白柿の研ぎ方・使い方、細工物の楽しさ等得たものは多く、実際全ての物が組み上がった時 設計通りになっているのか、上手く嵌るのか一抹の不安もありましたが杞憂となり良い成果につながり満足しています。


行灯の製作 その6

2019-08-25 05:33:16 | 作品

今回使用したDovetail Bitは、

隣にマッチ棒を並べて見ましたが、かなり小さいビットです。

残る工程の2.天板部分の組子の固定(取り外しも可能とする事)のアイデアが次の2つの写真です。

天板部分を受けるための台座?を追加

上の写真で作成し部材を仮にセットして見ました。角を45°にカットした意味はこれです。

3.電気器具を取り付ける為のホゾ加工と天板部分の組子の固定(取り外しも可能とする事)、4.接着、5.一番下に装飾を兼ねた台座取り付ける為の下準備も完了しました(よく見れば分かりますが...)。

7.手すき和紙(所々に四角い色々な色が散りばめてあります)を貼っる作業も完了しました。後もう一息といったところです。

最終の塗装は明日を予定しています。


行灯の製作 その5

2019-08-23 03:49:33 | 作品

取り付けるオス側の部材のホゾ穴位置をメス側に白柿で写し取ってメス側のほぞ穴加工しました。

穴径は約5mmx5mm程度なのでこれに合うドリルビットをドリルプレスにセットして8mm掘り下げて加工した所です。

工房が暗いのと老眼で物が見づらいのでLED照明に拡大レンズをセットした照明器具を使用しています。

これだと細かい白柿の墨線が良く分かります。

両端加工出来たので組子を入れて具合を確かめました。Good!!

内側16箇所のホゾ加工が済みましたので今まで出来た物をセットし、組子も入れて見ました。

残る工程は、1.サンディング、2.天板部分の組子の固定(取り外しも可能とする事)と装飾?、3.電気器具を取り付ける為のホゾ加工と電気配線処理、4.接着、5.一番下に装飾を兼ねた台座取り付け、6.塗装、7.最後に手すき和紙を貼って照明のテストといったところでしょうか?...


行灯の製作 その4

2019-08-21 14:30:34 | 作品

本体フレームは、天板部分の四隅と下部部分の四隅は「蟻形差しほぞ接ぎ」で行う事にしました。

まず、簡単に図面を引いてイメージを膨らませ形にしました。

何度もテストピースで付き合わせノギスで間隔を確認し、この様な形に、ルータービットはMLCS"66 Piece" Router Bit Setsの中の最小Dovetailビット(上端約6mmx高さ7mm)をルーターテーブルから6mm出して形成しました。材料、使用するビット共に小さいので位置合わせに大変苦労しました。

16mm角のオス側材料はノギスで測ると微妙にサイズが違い、ルーターテーブルでカットすると切削が過ぎてメス側との接合がスカスカの時もあったので最新の注意が必要でした。

まだ外観の骨組みの確認までですが、次は中に入れる組子枠のほぞ穴をしようとしています。


行灯の製作 その3

2019-08-17 03:57:52 | 作品

5枚の組子の外枠は10×11mmで留つぎを行い次の行程へ

枠を固定するのに使用したのは、以前知り合いから頂いた真鍮製のハタガネ29mm,23mm,18mm

これ、使った見たら意外と使い易い!!!

次のステップの為に、テストピースで確認。

これにより取り付ける位置の寸法が分かったので

ホゾ穴の大きさをテストピースで確認しつつ、テーブルソーのフェンスにJigを取り付けひたすらカットです。

ホゾのオス部分は、組子で作成したJigが活躍。

細かい所はノミで修正しますが素人ではJig無しではノコギリを真っ直ぐ引くことは出来ませんのでこれオススメです。