木工と海外通販大好き

アメリカの木工機械、電動工具大好きの徒然日記

eBayでの買い物2回目ときっチンに その4

2018-09-28 20:49:34 | 作品

eBayでFreud(フロイト)の7-1/4inchのブレード2枚パックを2つ(計4枚)注文したのが届きました。

今まで使っていたのは7-1/4inchの歯数24の物でしたがかなり使用したので今回歯数40の物(Finish/Plywood)を注文しました。

本体価格$43,98、国際配送手数料$18,26 合計日本円で約7,500円くらいでした。

FreudのDIABLOシリーズの良いところは

DELTAテーブルソーに取り付けて使用が出来る事と10インチのブレード比べて切削溝幅が2mmと少ない事、それと風圧が少ない分音が静かな事です。

ただ取り付ける際に注意点が一つあります。

10インチの物と印刷面を同じにして比べると刃の付いている向きが違っているんです。

取り付けはこんな感じです。10インチの物だったら印刷面がこちらを向きます。

キッチンの棚 キャビネット?は昨日までで大体の骨組みが終わりました。

二段ベットの時は、材料は焦げ茶色でしたが表面を削ってDyeステインとシェラック塗装、オイルフィニッシュを経たら目指す色になってきました。
元々の木は、オークを使っていたようです。
抽出しが入る側面・背面は骨組みをトリマーで溝を掘って板(檜)を入れます。
掘った溝は5mm、板厚は9mmですので板にも4mmの溝が必要です。

47mmx22mmx260mm,312mm,340mm 3枚の板が蟻溝によってしっかりと固定されいてるので手前側の足がテーブルから外れても安定しています。
この幅合わせが一番難しく心配した点ですが うまくクリアーできました。


ドリルプレス(Drill Press)の勧め

2018-09-25 01:26:16 | PowerTool

私が長年使っているDELTAのドリルプレス(Drill Press)17-950Lについて優れている点を述べてみたいと思います。
工房ではコンクリート地面にボルトを入れてドリルプレスを固定しているので非常に安定した状態で使っています。

利点

1.テーブル面の左右・前後の傾きが変えられる事によって水平が保たれる事です。

水平を保つのには下記のNut.Clamp(この下に元々はハンドルが付いていましたが邪魔になるので取り外し締め付けはモンキーレンチで行っています-そう度々触る場所ではないので)と奥に見える穴に12mmのHex Wrenchを使って調整します。このハンドル(Handle Part Number:5140029-73は鋳物で作ってあるので強い衝撃を与えると折れます。

交換の部品は、バンドソーのTrunnionが壊れた時お世話になったPeplacementParts.comで在庫があれば注文することも可能です。但し、部品によるかもしれませんが注文してからかなりの月数がかかる(日数ではありません)と思ってください。

2.Light Assemblyとレーザー照射で切削面の位置を照らし、見やすくしてくれる事です。

レーザー照射装置は背面のネジで固定。

レーザー照射装置は9V電池を使用しています。左がスイッチ(現在スイッチ オン状態)、装置下の赤い点がシーザー送出口で左右の凹凸面を回す事により照射位置を指定します。

3.複数の物を同じ深さに掘る場合、ハンドルを動かしこの位置まで掘りたいと決めたら左の目盛りを動かしPinion Assemblyを固定するといつも同じ深さに掘る事が出来ます。

4.ドリルプレス一番の利点は、項番1の写真にある様にテーブル面中央に開けられている穴です。

自作のフェンスと物差しで水平・垂直を取り、クランプで長尺の物を固定し真っ直ぐな穴を掘る事が出来ます。

電動ドリルに水準器を付けて同様な事が出来ますが、不安定な事とホールソーの様に大きな穴は掘る事が出来ないので目的に合った道具が必要です。

欠点は、本体をボルトで固定していますので簡単に移動が出来ない点と回転数の変更が本体上部のベルトの付け替えで行う点(ほとんど回転数は低速で固定していて問題はないのですが...)かな!!

それとアメリカからの注文した品は保証がありませんので不具合が見つかった場合は自己責任で解決する必要があります。それでもアメリカの木工製品は魅力満載で私の工房では欠かすことの出来ない品ばかりです。

当初は卓上のドリルプレスを使っていましたが、海外通販を行う様になってからドリルプレスを見つけすぐ手放してしまいました。
本体の代金と送料で金額はちょっと張りますが、設置場所と購入先が見つかったら是非勧めたい道具の一つです。


初めてebayで買い物

2018-09-23 21:52:01 | 海外通販

今回キッチン用の収納棚製作に当たってデジタルノギスの便利さを痛感しました。

これはアマゾンで購入してよく分からないメーカーでしたが使い勝手は申し分ありませんでした。

DeWALTの18V電池パックとMilwaukeeの18V電池パックを探していたらebayでMitutoyoのデジタルノギスを見つけて値段に惹かれて(日本のアマゾンで購入すると約12,000円とかなり高額です)ポチッと押してしまいまいした。

これが今日届いたその製品です。

様々な言語で書かれたわかり易い説明書、日本語表記の保証書、検査証明書まで添付されていました。日本で販売されている物との違いはmm/inchの切り替えボタンがあるかないかのようです。

送られてきたのは中国からでした。9月10日に注文して今日届いたので約2週間かかった計算です。

Mitutoyo製品はテーブルソーのブレード調整で使用するdial gaugeを持っていますがこれの保証書と同じものでした。


きっチンに その3

2018-09-20 18:22:27 | 作品

立て列のラインのホゾ穴加工は出来上がったので今日は横のラインの蟻溝加工です。

本体の加工に入る前に蟻溝の接合がうまくいくかテストピースでチェックします。

ルーターテーブルにセットしてあるのはRocklerの1/2 shunkのビットです。

ポータケーブルのルーターに取り付けてあるのはオレンジ色のCMTの1/2Shunkのビットです。Rocklerのビットと角度大きさは共に同じです。

T型のJigは今回の作業に当たって事前に作っています。
作るのに当たって肝要は、カットする材料とJigの厚みを同じにすることによりクランプ1つでどちらも押さえ事が出来、ルーター操作中に材料が動く事を防止する事です。

本体部分の蟻溝加工は完了です。

いい雰囲気になってきました。

途中までですが... 一部設計を変更しましたので図面とは違ってきました。

ホゾ加工・蟻溝加工を施した箇所を外す時は、マレットで少しずつ叩いていかないと外れません。


きっチンに その2

2018-09-18 21:30:20 | 作品

今回、材料の本数が多いのと場所場所でホゾの形が違うので作業を始める前に視覚的にわかるように図面を引きました。ちょっと色鉛筆で彩色してみました。

これが全体のイメージ。抽出しは別ですが...

ホゾ部分の詳細(原寸大)です。

出来上がったところまで仮接続してみました。角の茶色のラインは元々の着色された色で木目が見えているところまでサンダーを使って(40番のサンドペーパー)ひたすら削りました。この作業で約3日費やしました。

板の厚みをデジタルノギスで測ってみると全部のパーツと言っていいほどサイズが違うのでサンダーを使っての表面削りは失敗かとも思いましたが、ここまではうまくいっています。

ホゾ部分のアップです。まだ右4本の頭部分の修正ができていませんが...

上下が逆になっていますが...これが全て組み込まれれば立ての列は完成です。

その後は、この写真には載っていませんが横のラインを結ぶ為、9本の加工パーツが待っています。