「韓国現代史」 木村幹著 中公新書
戦後の韓国の大統領が特定の時点で何をしていたかを同時並行的に描くことで、戦後の韓国史の流れを描いている。それぞれの大統領が在任中にどのような政策を行ったかの視点がすくないが、構成が面白く楽しく読めた。
8月15日:金大中は日本人が経営する海運会社に勤務、金泳三は学校を停学中で実家に滞在、李承晩はアメリカで亡命中、朴正煕は満州国軍歩兵団の副官など
植民地解放後も、朝鮮戦争、軍事クーデター、日韓国交正常化への長い交渉、朴正煕暗殺、アジア通貨危機による財政破たんなど、様々な試練を乗り越えながら経済成長してきた歴史と、その時々の大統領や将来の大統領の動きをドラマティックに描いており、政党ではなく個人が大きく政治を動かしていると感じた。
戦後の韓国の大統領が特定の時点で何をしていたかを同時並行的に描くことで、戦後の韓国史の流れを描いている。それぞれの大統領が在任中にどのような政策を行ったかの視点がすくないが、構成が面白く楽しく読めた。
8月15日:金大中は日本人が経営する海運会社に勤務、金泳三は学校を停学中で実家に滞在、李承晩はアメリカで亡命中、朴正煕は満州国軍歩兵団の副官など
植民地解放後も、朝鮮戦争、軍事クーデター、日韓国交正常化への長い交渉、朴正煕暗殺、アジア通貨危機による財政破たんなど、様々な試練を乗り越えながら経済成長してきた歴史と、その時々の大統領や将来の大統領の動きをドラマティックに描いており、政党ではなく個人が大きく政治を動かしていると感じた。