「電気の未来 スマートグリッド」 大山力ほか著 日本電気協会
電気新聞の連載をベースにQ&A方式で、スマートグリッドについて様々な角度から解説している一冊。初心者にもわかりやく書かれており、スマートグリッドについてよく理解できる。また、冒頭に震災がもたらした電力危機についても説明している。
スマートグリッドという言葉はいたるところで見たり聞いたりするが、その定義は未だ明確になっておらず、その起源も不明。本書では、2003年頃には使われていたとし、定義は収れんまでしばらくかかるとしているが、電気系統につながっている様々な器械・装置を情報通信技術でつなげていくことは共通と解説している。
主な記載内容は以下のとおり。
・国際標準化の動きが進んでおり、日本の技術がガラパゴス化しないようにすることが大切
・スマートメーターの導入が日本は遅れている(イタリアはほぼ設置、スペインは2018年、イギリスは2020年までの導入を義務化)
・スマートメーター導入のメリットは、①検針や契約の自動化、②家庭内の機器の監視・制御など
・スマートグリッドのキーデバイスとしての蓄電池への期待
電気新聞の連載をベースにQ&A方式で、スマートグリッドについて様々な角度から解説している一冊。初心者にもわかりやく書かれており、スマートグリッドについてよく理解できる。また、冒頭に震災がもたらした電力危機についても説明している。
スマートグリッドという言葉はいたるところで見たり聞いたりするが、その定義は未だ明確になっておらず、その起源も不明。本書では、2003年頃には使われていたとし、定義は収れんまでしばらくかかるとしているが、電気系統につながっている様々な器械・装置を情報通信技術でつなげていくことは共通と解説している。
主な記載内容は以下のとおり。
・国際標準化の動きが進んでおり、日本の技術がガラパゴス化しないようにすることが大切
・スマートメーターの導入が日本は遅れている(イタリアはほぼ設置、スペインは2018年、イギリスは2020年までの導入を義務化)
・スマートメーター導入のメリットは、①検針や契約の自動化、②家庭内の機器の監視・制御など
・スマートグリッドのキーデバイスとしての蓄電池への期待