第609話 「嗚呼・・・懐かしのジャパメタ、その10」

「久々の日記かと思ったらまたCDのレビューかい？」
と思う人もいるでしょうが・・・まぁ興味あるかたは読んでくらさい(笑)
そんな訳で前回のジャパメタ関係のCDを今回もまた(笑)
なんか最近は昔聴いてたCDを久しぶりに聴きたくなるんですよ。
懐かしいっていうのもあるんだけど色んな発見があったりしてね。

そんな訳で前回の日記に引き続き今回もDEAD ENDのCDを。
前回の日記でDEAD ENDというバンドの紹介をしたんで
今回は紹介文は書かないで久しぶりに聴いたCDの感想を書きます。

前回の日記ではDEAD ENDのメジャー1st「GHOST OF ROMANCE」の
事を書きました。今回はメジャー2ndの「SHAMBARA」、3rd「ZERO」
を書きます。何かメジャー1stの「GHOST OF ROMANCE」を聴いたら
他のCDも聴きたくなってつい購入してしまいました(笑)

まずメジャー2ndの「SHAMBARA」なんですけど初めて聴いたのは
高校生の頃でした。インディー時代の「DEAD LINE」というアルバムは
毒々しさに満ちた衝撃的なアルバムでした。
メジャー1stの「GHOST OF ROMANCE」はちょいと毒々しさが足りなかった。
そして2ndの「SHAMBARA」。当時聴いた感想は毒々しさが戻ってきた・・
そして音楽性にも進化が見られた・・・そんな感想でしたね。
だから高校生の頃はこのアルバムは結構聴いてた記憶があります。

高校を卒業して上京し東京で初めてみたライブが渋谷公会堂
でのDEAD ENDでした。「SHAMBARA」リリース後だったので「SHAMBARA」
からの選曲が中心でした。パンク好きな友人と行きまして
2階席だったんでステージは遠かったんですけど良かったですよ。
友人はパンク好きだったのであまり楽しんでなかったみたいですが(笑)
このライブはビデオ化されDVD化もされてます。

そしてDEAD ENDのラストアルバムとなったメジャー3rd「ZERO」。
このアルバムがリリースされた頃は私はパンクに目覚めてまして
一切メタルやハードロックは聴いてなかったんです。
実家に帰省したときに大学生の友人に聴かせてもらったんです。
この時代のDEAD ENDはまずビジュアルが変わってた。
メイクや派手な衣装は着てなかった。
「何か見た目が普通になったなぁ～」が当時の私の感想。

そして肝心の音はメタルやハードロックとは違う音に変わってた。
そして歌詞も昔のおどろおどろしい歌詞から普通の歌詞に変わってた。
今までとは違うバンドになってた。当時の私の感想は
「音も歌詞も普通になっちゃったなぁ・・・もう聴けないな」
というのが正直な感想でした。まぁ私がメタルやハードロックから
離れてたというのもあると思うんですが。

そして久しぶり今回この2枚のアルバムを聴いた感想なんですが
まず「SHAMBARA」は以外と普通な感じでしたね。
当時は「おぉ～！」って思ったんですが。でもいいアルバムだと思いますよ。
そして「ZERO」なんですが当時は「ダメだ・・」って思ったのに
久しぶりに聴いたら良かった。まぁ音はハードロックじゃないんだけど
ギターのクリーンな音使いやリズム隊との絡み・・細かいフレーズなど
いいアンサンブルだなぁ・・って思いましたよ。
ボーカルも2ndまでの特徴的な歌い方はしてないんですが
自然体で歌ってるような感じでしたね。

今回感じたのは昔は好きだった音が今はそうでも無いこと。
昔は理解出来なかった音が今はちゃんと理解出来てること。
中学生の頃にロックに目覚めてからその後、色んなジャンルの音楽を
聴いてきたからでしょうね。私が今好きな音楽を
学生時代の私が聴いても多分理解出来ないでしょうね。

久しぶりな音を時代を経て聴くと色んな発見があります。
今回DEAD ENDは数年ぶりに聴いたけど元メンバーの人達は
今も音楽の世界で頑張ってるみたいだし
なんか感無量な気持ちですよ。当時はそういう時代だったんですよね。


ジャパメタ関係日記過去ログ

●第608話「嗚呼・・・懐かしのジャパメタ、その9」
●第503話「嗚呼・・・懐かしのジャパメタ、その8」
●第433話「嗚呼・・・懐かしのジャパメタ、その7」
●第422話「嗚呼・・・懐かしのジャパメタ、その6」
●第404話「嗚呼・・・懐かしのジャパメタ、その5」
●第403話「嗚呼・・・懐かしのジャパメタ、その4」
●第290話「ジャパメタ一気にUP」
●第210話「嗚呼・・・懐かしのジャパメタ、その3」
●第199話「嗚呼・・・懐かしのジャパメタ、その2」
●第198話「嗚呼・・・懐かしのジャパメタ、その1」