最近、有名人の方々が自殺をされた記事を目にいたします。
出演されている番組を見ては、何だかとても残念な気持ちになり、安らかなご冥福をお祈りするばかりです。
今朝、あるユーチューブの動画を拝見してから、「自殺」について、あの時の記憶が蘇りました。
自殺の衝動に思いを巡らせてみますと、「死にたい」という動機だけが大きく取り上げられます。
世の中には、病気で亡くなられる方もおられますし、交通事故でお亡くなりになる方、老衰で亡くなられる方もおられます。
自殺される方の動機も、「死にたい」という一つだけではございません。
「死ななければならない」という感情に支配されてしまうケースもあります。
なんだか事務的な書き方で非常に申し訳ないのですが、
「死にたい」という衝動は「死ねない」という気持ちとの天秤ですので、とどまる余地があります。
ただ「死ななければならない」という感情に支配されてしまいますと、自分でコントロールできなくなってしまいます。
自分でコントロールできないという事について、どのような状況なのかを、筆者の経験談を元に説明させていただきます。
当時は、仕事がとても好調でしたが、「今が人生で一番良いかも？この先は、？？？」という気分で過ごしていました。
特に大きな問題を抱えていたわけではありませんでした。
ある夜に突然「何か」に取り憑かれたような体験をいたしました。
部屋でたっていた時ですが、少し胸が苦しくなり左さすっていました。
自分の意志とは関係なく、急にその場で足踏みをしだして、少しずつ前に進んでいきました。
小さな円の中を、ゆっくりの速度で行進しています。
意味が分からなかったので、しばらくの間、身を任せていまいしたら、だんだん足踏みのリズムが一定になりました。
リズムが安定していくと「死ななければ・・・」という感情が芽生えて、今すぐに死ぬこと以外考えられなくなってしまいました。
部屋に入ってきた嫁さんが声をかけているのですが、体が自由になりません。
嫁さんに思いっきり腕を引っ張られて、大きくよろけて一連の行動から解放されました。
もしも、自分一人だけだったら抜け出ることが出来ずに間違いなく死んでいたと思います。
嫁さんに状況を確認したところ、真っ青な顔で何かブツブツいいながら足踏みをしていたそうです。
オカルト的・病的と感じられたことでしょうが、これは実話です。
「死にたい」「死にたくない」という感情の外の出来事で、自分では制御できない状況でした。
他の方からは、筆者が体験したような事を、一度も聞いたことがありませんので、筆者だけがタマタマ何かに取り憑かれたのかもしれません。
でも、先々にタマタマ「死ななければならない」という感情に支配されないとも限りません。
さらにオカルト的な話になってしまいますが、何度か金縛りを経験された方は、おられると思います。
お話をお聞きしますと、金縛りになりそうな感じが分かるようになるそうです。
そこで、体を捻じる、寝返りを打つなど、自分なりに解く術を会得されているようです。
筆者は、次回にアレが襲ってきた時は、すかさず何かを掴んで、座り込もうと考えています。
別にふざけて書いているわけではございませんが、あまりに特殊過ぎてお役にたてそうにないお話でした。
