12:01 竜頭の滝から歩いて千手ヶ浜に向かいます。(拡大写真)
昨日の伊豆に続き、蒸し暑い東京を脱して、涼しい奥日光に行ってきました。お盆期間中につき、電車もバスも混み気味。日光駅~神橋までは渋滞でノロノロでしたが、いろは坂は大丈夫。まずは竜頭の滝から、5月に時間が無くて行けなかった千手ヶ浜までを歩きます。
12:25 千手ヶ浜まで時折湖畔を眺めながら約4kmの道のり。
竜頭の滝から中禅寺湖畔の遊歩道を歩いていきます。5月に歩いた中禅寺温泉~菖蒲ヶ浜に比べると多少アップダウンがありますが、木道や階段が整備されているので歩きやすい樹林帯の道。日差しが遮られて涼しく感じます。すれ違う人も少なめです。
13:15 千手ヶ浜に到着。中禅寺湖、男体山の眺めが見事です!
竜頭の滝から歩いて約1時間、千手ヶ浜に到着。華厳の滝がある中禅寺温泉は湖のちょうど反対側、対岸の建物が遠くに霞んで見えます。今日の奥日光の最高気温は25度(東京は32度)、風がとても爽やかで、打ち寄せる波の音しか聞こえません。ここで長めの休憩です。
13:45 6月のクリンソウで有名ですが、今はキオンが見頃。
千手ヶ浜といえば6月に咲くクリンソウの群落で有名。夏はキオンという黄色い花が咲いています。この道は千手の森歩道で、約2km先に西(さい)の湖があります。今日初めて来ましたが、この辺りも静かな森さんぽを楽しめそうですね。
13:54 千手ヶ浜バス停から低公害バスで赤沼に向かいます。
中禅寺湖の西側、千手ヶ浜近辺は自然保護のため一般車両は通行止め。日光交通の低公害バスで赤沼に向かいます。国道120号の赤沼車庫から小田代原~西の湖~千手ヶ浜まで一律300円。早朝の小田代原、6月のクリンソウなど沿線の見どころはたくさんありますね。
14:50 お次は戦場ヶ原歩き。新しい休憩場所ができていました。
戦場ヶ原に最も近い赤沼バス停から、戦場ヶ原経由で湯元温泉まで歩きます。湯川沿いの樹林帯を10分ほど歩くと、広大な湿原エリアに出ます。この辺りに新たに木道と休憩場所が設けられていました。小さな黄色い看板に昨日付けでクマ目撃の注意書きがありました。
15:21 毎度おなじみの定点ポイント。真夏の草原の風景です。
そして毎度おなじみの定点ポイント、男体山を眺めながら木道を歩ける戦場ヶ原を代表する風景!草が伸びて青々として、風に揺れています。上空の高い雲が、秋の始まりを予感させます。幸い夕立ちの気配もなさそう。この辺りのベンチも増量されているので、絶景を見ながら休憩です。
今回は初のレインウェア持参でにわか雨対策は万全したが、雨の気配がないので、慌てずに自然豊かな遊歩道を歩くことができました。そして昨年6月以来の湯滝に到着。落差75m、倒木が滝の途中に引っかかっているのが前と違う風景。老朽化した展望台は来月から改修予定だそうです。
17:15 湯元温泉に到着。源泉湯の香で日帰り入浴。お湯が熱い!
そしてゴール、湯元温泉に到着。白濁の硫黄泉で日帰り温泉で入浴してからバスで帰ります!今回は泉源に最も近い源泉ゆの香。小さな湯船と露天風呂がありますが脱衣場、洗い場ともに各4人で限界。お湯は素晴らしいですが、施設が狭くて正直あまりおススメできません。
19:49 帰りは特急スペーシア。渋滞なく最終に間に合いました。
湯元温泉18:25のバスで帰宅。下りいろは坂(日光駅方面行き)は規定により着席が前提で、補助席も満席につき、乗れない乗客も出て混雑しています。お盆期間なのに外国人観光客が半数以上で驚き!幸い渋滞もなく東武日光駅に到着。最終の特急スペーシアに乗れました。
今回は紫と青の雅塗装で21:35に浅草駅に到着。明日もお休みなので遅めの帰宅でも大丈夫ですが、普通電車なら乗換え4回、2時間45分の長旅(浅草22:31着)となるところなので(夜割)特急料金1,000円を払っても特急に乗る価値はありました。
恒例の奥日光、今回はにわか雨が無かったのがラッキーでした。購入したレインウェアを次回長野・白馬の前に試したかったですが、使わずに済んだのも嬉しい誤算か。避暑+絶景歩き+温泉とハイキングの魅力が詰まった奥日光は、安近短で行けるおススメの日帰りスポットです!