わたしのさんぽ道

平日は真剣に働き、休日は真剣に遊ぶ。そんなわたしの「休日バージョン」のほうをお送りいたします。

3月13日 北陸ラスト

2010年05月30日 | 土曜日

(12日)22:17 ボンネット型の485系も見納めです。(拡大写真)

今日のダイヤ改正で、上野から金沢を結ぶ寝台特急「北陸」が廃止、急行「能登」が定期運用から離脱し、季節臨時運転へ格下げに。「銀河」「はやぶさ・富士」に続き、毎年恒例となりつつある「報道ステーション」(金沢駅から生中継)で最後の見送り。

(2008年12月26日=上野駅撮影)私が唯一撮影した急行「能登」号。

長らく昭和の名車両として人気のあった国鉄色のボンネット型485系がいよいよ今日で引退。夜行列車の合間を縫ってホームライナーなどでも活躍していました。写真を撮った1年前は「能登に乗って金沢でも…」と書いていましたが、とうとう乗る機会がありませんでした。

続いて寝台特急「北陸」が上野に向け出発。5分前に出た格下の「急行」能登を終点上野駅まで追い抜くことなく、しかも10分差をつけられて到着、という特急運用とは言いがたい「補足トリビア」も、もう語られることもないのかな?

これで東京駅発のブルートレインも全廃し(電車特急サンライズ号は残る)、上野駅発も札幌行きの「北斗星」と青森行きの「あけぼの」が残るのみ。あくまで予想ですが、来年以降「あけぼの」も廃止対象となると思うと寂しいですね。

夜行列車全盛期の世代ではないので、ブルートレインについては、哀愁はそれほど感じませんが、新しいものより古いもの好きの私にとっては、新しいものがやってくる喜びよりも、長年親しまれたものが去っていく瞬間は、やはり一抹の寂しさを感じますね。

先週と違って今週は好天でしたが、やはり仕事疲れもあって、今日土曜は遅めの起床でスタート。朝、頭痛がするので薬を飲んで2度寝したら、すでに陽も傾き夕方に。パソコンも馬券も完全にお休み。今日は何も書くことがありませんが、たまにはこういう日もいいのかな。


3月 7日 お墓参り

2010年05月29日 | 日曜日

14:25 お墓からも東京スカイツリーが見えました。(拡大写真)

2001年に交通事故で亡くなった競馬仲間、碓氷CUEさんのお墓参り。待ち合わせは東武線の業平橋駅。5分ほど早く着いたので、建設中の東京スカイツリーの写真を撮りに駅周辺をぐるっと回ってきたら、他の3名全員揃って私の到着を待っていました…申し訳ない。

亡くなった当日の9年前、競馬場に来ないなぁ、と思っていたら、前日不運にも交通事故に遭っていました。競馬場にいた仲間に連絡が入り、申し訳なくも普段着のまま千葉市内のお通夜に駆けつけたのは記憶に新しい。当時は年上で兄貴分でしたが、9年経ってこちらの年齢が上回ってしまいました。

そして、間もなく東京タワー333m越える高さにまで成長した東京スカイツリー。今日現在304m、お墓からもバッチリ見えるようになりました。以前「半蔵門線が押上まで延びてきましたよ~」と報告したので、今回は東京スカイツリーも…と思っていたら、これでは報告するまでもなさそうです。

業平橋駅周辺は普通の住宅街で閑散とした雰囲気ですが、東京スカイツリーが開業する2012年には、タワーの足元に大型ショッピングセンターもできるようなので、近々風景が一変しそう。その頃には、私たちも新しく出来たお店で献杯となるのかな?

  
18:10 献杯は、おりゃさん宅にて。夕食をごちそうになりました!

お墓参りの後は居酒屋で献杯が恒例でしたが、今回は江戸川区在住の新婚おりゃさん(愛称)宅にご招待され、夕食をごちそうになりました!奥さまのおもてなし、次々と用意してくださる手料理がとにかく素晴らしい!静かなBGMが流れ、レストランのような雰囲気にもこだわりを感じます。

奥さまがピアノ教室の先生ということで、別の部屋にはグランドピアノがデン!と置いてあるのは驚き!バリアフリー対応の新型マンションとはいえ、搬入も相当大変だったようです。急な団体客に驚いてか、ネコちゃんたちは最後まで寝室から出てきてくれませんでした。

おりゃ家はどうやら自称「調味料フェチ」らしいので、昨年暮れに野田に行った時に手に入れた「キッコーマン宮内庁御用蔵しょう油」を手土産として持参したのが当たり。唐辛子と焦がした玉ねぎとガーリックなどが入った「桃屋のラー油」がおりゃ家イチオシ。これだけでご飯が進みそうです。

最後には1人1人マシュマロとドリンクのお土産まで。明らかに育ちが違う?私には、背筋がピンと張って緊張してしまうような素敵なおウチでしたが、とても優雅な日曜日を過ごさせていただきました!おりゃさん夫妻、ありがとうございました!


3月6日 スカイライナー

2010年05月23日 | 土曜日

22:24 久々のBトレインは京成スカイライナーAE100形。(拡大写真)

京成上野~成田空港を結ぶ京成電鉄の特急スカイライナーは、今年大きく様変わりします!まず従来の高砂~船橋~成田空港の京成本線は使われず、高砂から北総線経由で、千葉ニュータウン中央~印旛日本医大~新線を通っていく新ルートが開通します。

そして山本寛斎氏のデザインによるスタイリッシュな新型車両も登場。最高速度160km/hは私鉄特急では最速、日暮里~成田空港が15分短縮され、36分で結ばれる計画が発表されています。開通は今年7月。現在北総線の運賃が高いので、新料金が気になりますが、ぜひ乗ってみたいですね。

京成電鉄は成田山参拝客を運ぶために開業して、昨年100周年を迎えたばかり。他の鉄道に比べ、沿線には観光地が少なく地味ですが、成田空港ができて以来、空港アクセスの重役も加わり、東京スカイツリーの押上地区も含めて、俄然注目の路線となっています。

昨年4月以来、偶然?封印していた久々のBトレインは、今年1月に発売されたスカイライナーAE100形。特徴的な前面とクリーム色の車体に赤青のラインがきれいに再現されています。先頭車はライトカバーが開いているのと、閉じている両方が入っています。

今日は天気も悪いし、仕事疲れもあって完全休養日。ほとんどテレビとパソコンの前から動けませんでした。馬券も東西とも馬場が悪いので、余裕のお休み。オープン戦はヤフードームでソフトバンク-巨人戦。杉内投手の仕上がりが良く、カンペキにやられていました。


2月28日 春の中山競馬

2010年05月23日 | 日曜日

7:26 なんと100分の2秒差で惜しくも銀メダル!(拡大写真)

バンクーバー五輪もいよいよ大詰め。早朝中継されていたスピードスケート女子団体パシュート決勝では、なんと0秒02差でドイツに逆転されて銀メダル!中盤はリードを奪って優勢でしたが、後半得意なドイツに逆転を許してしまいました。いや~残念。金メダルは簡単には手に入りませんね。

表彰式では、出場した穂積選手、田畑選手、小平選手の3名がもらったメダルを、控え選手のためメダルが授与されなかった15歳の高木美保選手に掛けてあげていたシーンが感動的でしたね!高木選手、さすがに今回は成績は振るいませんでしたが、次の大会では主役級の活躍を期待したいものです。

さて今日はソフトボールの練習でしたが、雨のため中止に。午後は晴れる予報なので予定変更。チリ沖大地震による大津波警報のため、海沿いを走る鉄道は軒並み運休で行先も限定されるなか、雨が上がるのを待って、お昼から中山競馬場に向かいます。

 
14:43 中山競馬場。最前列の柵には今朝の水滴がまだ残っています。

朝方強い雨が降ったので、日曜日なのにお客さんの出足も悪く、場内も空き気味。着いて最初のレースは、久々にラチ沿いの最前列に陣取り、レース写真を狙います。中山・東京ともに空いている時は最前列、混んでいる日はスタンドからが写真撮影の狙い目です。

9レース潮来特別は武豊騎手のマゼランが逃げて大差勝ち(写真右)。おととしのGⅡ青葉賞で1番人気になって、ダービーの伏兵候補とまで言われましたが、その後骨折で出世が遅れています。今日は休み明けで体重プラス18キロでも格の違いを見せつけられました。

メインは第84回という伝統のGⅡ中山記念。準オープンを勝ったばかりのキングストリートが武豊騎手で1番人気になるような、一長一短のメンバーで混戦ムード。中山実績があるダンスインザモア、ショウワモダン、セイクリッドバレーなどを絡めた穴予想でいきます。

15:52 中山記念は波乱決着。13番人気のトーセンクラウンが1着。

レースはモエレビクトリーがよどみないペースで引っぱって差し馬の決着に。13番人気の伏兵トーセンクラウンが内からスルスル抜けて5馬身の圧勝。2着も12番人気のテイエムアンコール、3着5番人気のショウワモダンが入って3連単53万の波乱となりました。

1・2着馬は力の要る馬場が得意なオペラハウス産駒。3着ショウワモダン自身もこの馬場が得意なので、終わってみれば実績・能力よりも馬場適性が明暗を分けた結果に。3頭ともにムラ駆けなので狙いどころが難しく、穴馬同士の買い目はなかなか買いにくいですね。

16:28 最終レースは菊沢隆徳騎手、最後の騎乗で盛り上がりました。

競馬界は3月に新人騎手がデビューする都合で、騎手や調教師は2月いっぱいで引退するケースが定番。関西では角田晃一騎手、関東では菊沢隆徳騎手も最後の騎乗。菊沢騎手にはチャンピオンラブという有力馬が用意されているので有終の美を期待しましたが、直線追いつかず3着まで。

 
16:35 レース終了後は、菊沢隆徳騎手の引退セレモニー。

引退セレモニーは仲間の騎手たちに胴上げされて、横山典弘騎手から花束贈呈。最後は記念撮影で終了。とにかく人柄のよさで、多くの騎手・関係者に慕われていた菊沢隆徳騎手。調教師になっても現役時代同様、人気薄での好走で、穴馬券に貢献してほしいと思います!


2月27日 三河島処理場

2010年05月23日 | 土曜日

13:00 「荒川区ふるさと文化館」の企画展を見学。(拡大写真)

午後から南千住の「荒川区ふるさと文化館」で開催中の企画展「三河島と日本初の下水処理施設」を見学。わたしの出身である荒川区の下水処理施設なのに、今まで詳しく知る機会がありませんでした。入館料100円、今日は13時から学芸員の展示解説があるので、しっかり学んで帰ります!

14:23 今月アド街にも登場した「三河島」の歴史を勉強しました。

地名の由来は「徳川家臣が三河の国からやってきた」という説が最も有力だそうです。鉄道事故の影響もあって、今や三河島の地名はJR常磐線の駅名が残る程度。のどかだった農村に鶴が飛来する様子が、歌川広重の名所江戸百景「箕輪金杉三河しま」(展示あり)にも描かれています。

東京の市区改正計画の1つ、大正11年に日本初の下水処理施設が誕生し、大都市東京の発展に大きく貢献したと言われる三河島下水処理場。現在はレンガ造りの建物や保存状態のよいポンプ施設など下水処理施設の一部が、国の重要文化財に指定されています。

 
14:36 奥の細道出発の地、千住大橋は浮世絵にも描かれています。

荒川区ふるさと文化館から歩いて5分ほどにある千住大橋にやってきました。渡し舟が当たり前だった江戸時代に隅田川に初めて架けられた橋で、歌川広重の名所江戸百景「千住の大はし」に江戸時代の様子が描かれています。現在の昭和2年製の鉄橋は国内最古の鉄橋です!

深川から水路を利用した松尾芭蕉が「おくのほそ道」への出発点として上陸したのが、ここ千住大橋として知られています。元禄2(1689)年3月27日に千住を出発し、150日間かけて奥州街道から日本海に出て岐阜の大垣に至るまで、日付を追って紹介されている興味深い大看板がありました。

16:03 勉強のあとは、保木間の「天然温泉じゃぽん」でほっこり。

北千住から東武線で10分ほどの竹ノ塚へ移動し、日帰り温泉施設「天然温泉じゃぽん」にやってきました。昨年10月に訪れて泉質が気に入り、2度目の入浴。ナトリウム-塩化物強塩温泉という古代の化石海水ですが、ここの湯はかなりしょっぱく、目に触れるとヒリヒリするほどの高濃度が特徴です。

何でも「ナトリウムイオン塩素イオン」の含有量が関東随一という館内表示も。前回は岩風呂でしたが、今回は入れ替えで檜風呂。土曜夕方でやや混み気味でしたが、浴槽も広いのでノビノビ入浴できました。歴史・文化を勉強した後に温泉で疲れを取る…理想的な休日が過ごせました!