帯ちゃんシリーズ、第三弾!
今回は、帯ちゃんことさっちゃん自身が想い出語りをしています。
今日は、高校一年生の時の話。楽しかりし日々。
題して『 さっちゃんと父 』、どうか宜しく、お見知り置き下さい。。。
≪其の14≫ 変心
「ねえ、良かったら今日、お昼一緒にお弁当食べない?
皆が誘おうよって、あの隅の3人がさっ。」
「あっ、そうなのお~!ありがとお!」
「いつも休み時間、本読んでるよね。」
「うん、好きなんだ!」
本を読んでいる時に誘ってくれたのはマンミ。隅に居たうちの
一人が私を大きく変える存在の女の子、久保ちゃんだった。
彼女のことは、『結婚式の影絵』 に書いたが、
同じ生年月日、血液型、身長、体格、そして複雑な生活事情?
本当に 私とよく似ている人だった。彼女が陽で私が陰。
ちょうどバランスがとれて釣り合っていたのだろう。
彼女とはどこへ行くのも一緒だった。
この彼女のおかげで私は、一度目の変心を遂げた。
彼女から受け取ったのは、心からにじみ出るやさしさと
いたわり・思いやりの心。人へと尽くす心、
自分にはそこまで出来ないな。どうせ自分は自分、
人は人と、投げやりなひねくれた心を持ちつつ、
太陽の光の如く、私にも少しは吸収されたようであった。
このころが一番笑いの絶えない時期だったようだ。
えっ?・・なんでって?父がよくいっていたんやわ。
「おまえ、そりゃあ~~~、気持ち悪かったでぇえ~~!
よう、寝ながら笑っとったもんなあ。。。
寝言も言うっとったし、時々、座ってたし~、
何か、楽しいことでもあったんか?」
・・・・いや、私は全然、覚えてへんねんけど・・・・
我の弟ですが、夜中にスクッと起きて、トイレの前まで行って我に返り戻ってきます。
用も足さずに・・・
また、夜中にいきなり、叩いてきます。
翌日聞くと、サッパリ分っていません・・・それでは危ないということで、
周りの凶器になるょうな危ない物を、すべて隠した記憶があります。
危ないですねェ~
起き上がって移動までするのは、おっしゃるとおり
少し危ないですね。叩いてくるのもちょっと危ない
気がします。弟さんは今は大丈夫でしょうか?
私の場合はこの1年間だけでした。