年の瀬のご挨拶（6回目）

激動の2009年も残すところあとわずかになってしまいました。

アメリカで年が明け、3月末に慌しく帰国、帰国後も慌しさに拍車がかかり、その後ブログの更新も儘ならなくなりました。

今年はアフリカ系として初の大統領となったオバマ大統領の就任から、昨年後半に始まった金融不安に伴う不況で世界最大の自動車会社のＧＭの倒産、国内でもフラッグキャリアのJALの経営状態が深刻な状況となったり、トヨタを初めとする日本を代表するメーカーが軒並み大幅な赤字決算となるなど経済も波乱含みとなっています。日本でも9月に自民党から民主党への政権交代が行われましたが、予算や沖縄の米軍基地移設問題などでもたついている上、鳩山首相や小沢幹事長の金銭スキャンダルなどで誕生したばかりの現政権への国民の評価も下降線です。

という時事ネタには事欠かない状況ですが、今年は時事ネタを記事にする時間と気力がありませんでした。いろいろな意味で変革期を迎えていると思いますし、私自身職場で変化を指揮・指導する立場にも立たされています（余り性に合わないのですが）。その中で郷土の偉人である山田方谷の人となりを知りえたことは参考になるのではと思っています。山田方谷の改革の成功は、彼が単に有能であっただけでなく、本来は教育者で、その能力を発揮したことにあるのではないかと思います。その点についてまた記事にしたいと思っています。

それでは今年もありがとうございました。よいお年をお迎え下さい。