前の記事でナチスドイツの台頭について触れたが、日本がどのようにして戦争へ突き進んだかについて見て行きたいと思う。
いわゆる戦争といえば、太平洋戦争(または大東亜戦争)をイメージしがちであるが、1931年に勃発した満州事変、その後に1937年に始まった日中戦争、そして1941年開戦の太平洋戦争とつながっており、満州事変勃発の1931年から太平洋戦争の終戦の1945年までを「15年戦争」という呼び方 . . . 本文を読む
先週、Star Wars Episode 3を見ました。(軽くネタバレなのでご注意下さい)
Star Wars Episode 3といえば、若きジェダイ、アナキン・スカイウォーカーがフォースの暗黒面に囚われ、邪悪なシスの暗黒卿、ダース・ベーダーへと変化していくストーリーに注目が集まっている。
しかし、Episode 3は銀河の体制が共和国から帝国へと移り変わるストーリーでもある。銀河共和国は元 . . . 本文を読む
政府税調が所得課税の各種控除の抜本的な見直しを行い、提言することを決めたが、配偶者控除は廃止も検討されている。その税調の議論の中で「家でごろごろしている主婦が子供を産まない」という発現があり、波紋を呼んでいる。
配偶者控除については、「共働き世帯が増加する中で、共働き世帯と専業主婦のいる世帯で税負担に差が出ること」について不公平感が高まっている事情もあるが、日本はこれまで「男性が仕事、女性が家事 . . . 本文を読む
夏休み初めての週末、恒例行事である子供達の夏休みの宿題のテーマの検討である。
今年は下の子供も小学1年生となり、親の負担は倍増である。
上の子供が星に興味を持っているので星に関係したものということで、ペットボトルを使ったプラネタリウムを作るといって張り切っている。黒くぬったペットボトルに星座の形の通り穴を開け、内側から豆電球で照らすもので、星座といっても夏の大三角形と北斗七星程度のものであるが。 . . . 本文を読む
厚生労働省が発表した「労働経済白書」によると団塊の世代が引退することでコストの負担は低下し、その結果88兆円もの「余裕」が出ると試算しているそうだ。
団塊の世代は、高度成長期前後に成人し日本の経済成長に大いに貢献した。円が安く、またオートメーション化が進んでいない時代の働き手であったため、多くの企業で今も在籍数の比率が高い世代で、今や大ベテランの存在でもある。コスト競争力が高く、かつ右肩上がりが . . . 本文を読む
久しぶりに医薬品に関するニュースを取り上げて見たいと思います。
サリドマイドの治験開始
以前も紹介したが、かつて先天性奇形を引き起こした催眠鎮静剤サリドマイドが多発性骨髄腫の治療薬としての治験が開始された。サリドマイドは周知の重篤な副作用を持つ事から治験の実施にあたっては妊娠検査や薬剤の管理を厳密に行い、安全性確保のために万全の体制で臨むとのことである。今後治験の症例が順調に集まれば2006年 . . . 本文を読む
B29迎撃機設計の技術が、戦後カローラなどの国産車開発に生かされ日本の繁栄につながったとの新聞記事があった。
太平洋戦争末期、日本は大型爆撃機B29により次々と焦土と化していた。B29は日本の戦闘機の性能が発揮できない高高度を飛行するため、迎撃の効果が上がらなかった。そこで陸軍はB29迎撃機の設計を中島飛行機と立川飛行機に指示した。
中島飛行機は国産戦闘機として傑作との評価が高い4式戦闘機「疾 . . . 本文を読む
山口市の南にある阿知須町にある2001年に開催された山口きらら博の跡地が利用されている公園に行く。この一帯はきらら博にちなんで「きらら浜」と呼ばれている。
今年3月にオープンした道の駅きらら・あじすに到着、売店で薩長同盟弁当を見つけたので購入。薩長同盟弁当は昨年山口駅で発売された駅弁で、幕末に土佐の坂本龍馬が仲介した薩摩藩と長州藩の同盟にちなんで鹿児島県の特産の豚(トンカツ)、山口特産の鶏(クワ . . . 本文を読む
スペースシャトル、ディスカバリー号の打ち上げ中止が直前になって決定した。
ディスカバリー号の乗組員野口聡一さんはシャトル5人目の日本人宇宙飛行士となる予定だった。
スペースシャトルの打ち上げは、2003年のコロンビア号の爆発事故以来、2年半ぶりの打ち上げになるはずだったが、外部タンク内のセンサーの不具合により中止が決定された。スペースシャトルはこれまでに2回の爆発事故が発生している。
宇宙へ . . . 本文を読む
信念の人、中山文科相が講演で「従軍慰安婦発言」に関する発言を行った。
私は以前に「従軍慰安婦」という存在に懐疑的であるなら「政府が公式に認めている従軍慰安婦に関する政府見解に具体的な論拠を挙げ、大臣の職を辞する覚悟で反論してもらいたい。」と述べたが、次なる一手は、中山大臣を支持するカナダへ留学している20代の大学院生からのメールであった。
「(従軍慰安婦という言葉は)一部の日本人が自虐的にも戦 . . . 本文を読む