最近「メタボ」という言葉も生まれ、生活習慣病の悪玉の代表のように言われる「コレステロール」。ところが血中の総コレステロール値が低い人は死亡リスクが高い、という研究結果が報告されたそうです。 . . . 本文を読む
ピロリ菌といえば胃に住み着き、胃潰瘍の原因となっている細菌で、胃がんとの関連が注目されていますが、ピロリ菌が作り出すたんぱく質が発ガンを引き起こすことが北海道大学の研究で明らかになりました。 . . . 本文を読む
前回のMEDICINE UPDATE 3から大方1年ぶりですが久しぶりに記事にしたいと思います。
骨髄腫にサリドマイド承認、使用が先行
5月26日に米食品医薬品局(FDA)が、サリドマイドが多発性骨髄腫の治療薬として承認されたそうです。副腎皮質ホルモンとの併用療法として承認されたそうですが、サリドマイドは、米国では既にハンセン病の合併症に対する治療薬として承認されているそうですが、多発性骨髄腫 . . . 本文を読む
鳥インフルエンザの蔓延に伴い、新型インフルエンザに対する唯一の治療薬とされているタミフルの供給が不安視される中、東京大学の柴崎正勝教授が石油から安価に得られる原料から化学合成する方法を発見したと発表しました。
これまでタミフルの主薬成分であるリン酸オセルタミビルはシキミ酸というハッカクという香辛料に含まれる成分を原料に合成していました。この結果ハッカクの価格が高騰したり、原産地の中国では、インフ . . . 本文を読む
ES細胞とはEmbryonic Stem cellsの略語で「胚性幹細胞」が正式な名称です。ヒトの胎児になる前の未分化のヒト細胞のことで、未分化のため、神経、臓器、筋肉、骨といった様々な組織になる可能性があり、この性質を応用した再生治療への期待が持たれる反面、ある程度細胞分裂が進んだ受精卵を破壊して調製するため、生命そのものを操作していることになるのではないかということでその利用に当たっては、倫理 . . . 本文を読む
先週インフルエンザのワクチンを接種した影響でしょうか、インフルエンザの話題が目につきます。
鳥インフルエンザのヒトへの感染が心配されていますが、現在インフルエンザの特効薬とされ、鳥インフルエンザにも効果があると言われているタミフルは各国で備蓄が計画されています。タミフルの有効成分はリン酸オセルタミビルで、ノイラミニダーゼという酵素を阻害することによりインフルエンザウイルスが感染細胞表面から遊離す . . . 本文を読む
今週も自宅に戻って参りました。このたびの帰宅の目的の一つはインフルエンザワクチン接種です。
今年のシーズンは新幹線を頻繁に利用するので是非ともワクチンを接種するようにとの家内の指示(今年の2月にインフルエンザに罹ったときは大阪出張の直後でした)に従い、かかりつけの医者に予約を入れてもらいました。今年はあるメーカーでワクチンの製造に失敗しており品薄になる可能性があるため、早めに手を打っておきました . . . 本文を読む
大型台風が通過し、本日は台風一過の良い天気でした。ようやく朝夕に秋の気配を感じるようになったばかりでですが、インフルエンザに関する気になるニュースを見つけましたので2,3紹介したいと思います。
夏場にインフルエンザ/6月下旬から急増
沖縄ではインフルエンザが小規模ながら6月末から7月にかけて流行したそうです。インフルエンザは空気が乾燥すると感染力が強くなりますが1年でもっとも湿度の高いこの季節 . . . 本文を読む