時をかける・・・

            
    ただひたすらにひたむきに

チョコっとのつもりが・・・

2012-09-30 21:39:45 | 日常

 この土日は台風で予定が狂ってしまいました。今日の風と雨は強烈でした。午後からは家が風で揺れました。特に被害はなくてホッとしてますが、皆さんは大丈夫だったでしょうか。

 サラリーマン自転車乗りにとって週末の雨は辛いですね。それにぽっかり空いた時間を何をして過ごせばいいのかわからない。

 自転車のメンテ?少しはやりましたが、今日の風雨の中ではできません。

 テレビ?滅多に見ないので面白くありません。

 ごろ寝?それがいいかも。でも、昼間に寝転がっているなんて何だか落ち着きません。

 結局は、PCで遊んだり、おやつ食べたり・・・

 今日は無性にこいつが食べたくて松源に買いに行ったら、「広告の品」で278円でした。ラッキー!史上最安値です。

 188g入りのお徳用パック、チョコっとだけ食べるつもりが一気に完食です。食べ始めた瞬間に止められない自分に気づいていました。最近、ぽっこりお腹が気になります。


 


90円の癒し

2012-09-22 21:12:39 | 心模様

 急に秋めいた。君からの手紙でぽっかり僕の心に穴が空いて、そこに冷たい風が吹いたようだ。

 それはまた自転車で走るには一番心地よい季節の到来でもあるのだが、今日から当分週末の午前中は仕事だ。午後もいろいろと用事があって思うように走れない。

 平日5日間の長い苦しみの後、せめてもの週末は誰にも邪魔されず、ひたすら走りたい。

 今、僕を癒してくれるのは、You Tubeで聞く昔の曲とこいつだ。

 近所の自販機で90円で売っている。酔えれば味なんかどうでもいい。

 今、ビール飲みながら聞いた曲は、久保田早紀の「百万本のバラ」。日本では加藤登紀子が有名だが久保田早紀の曲は歌詞が違う。加藤バージョンよりもっと情熱的だ。

 「貴女の好きなバラの花で 貴女を貴女を貴女を包みたい」

 「僕の僕の僕のこの命 貴女に貴女に貴女に捧げましょ」

 「貴女に捧げたバラの花は 枯れても枯れても枯れてもわが命 貴女の貴女の貴女の胸に咲く 貴女の姿は遠く消えても」

 「僕の僕の僕のある限り 君への君への君への愛は 燃えて燃えて燃えて燃えるよ」

 さっきまで秋風が吹いていた僕の心も90円ビールで燃えてきた。


波が見たくて

2012-09-17 18:53:04 | 自転車

 今日は朝から雨模様。天気予報は曇り時々雨。それに風が強い。

 雨と風、自転車にとってはやっかいなものが揃った以上、家でおとなしく過ごすか。

 ところが、雨はザッーと降ったかと思うとすぐ止んで、晴れ間が出てきたりする。これなら行ける。

 高田の海岸でサーフィンをやっていた。確かにいい波が立っている。

 波を見ると何故か血が騒ぐ。子供のときからだ。

 高田でこの波なら煙樹ヶ浜あたりはもっとすごいだろう。天気は怪しいが、行ってみよう。鹿ヶ瀬越えで行く。

 煙樹ヶ浜の波はやはり迫力がある。波音が響く。

 日の岬方面は霞んで見えない。

 いつまでも見ていたいが、強風で波しぶきと砂が吹きつける。空もますます妖しいのでそそくさと帰る。

 南からの雨雲と競争したが、鹿ヶ瀬の上りで土砂降りの雨につかまった。あと少しでトンネルに避難できたのだが・・・

 トンネルで雨宿りしたものの、すでにずぶ濡れ。シューズの中にも水が溜まってしまった。

 その後も、あちらこちらの軒下を拝借しながら帰る。

 その途中、安諦橋の上で、歩道を自転車で走っていた少女の帽子が強風で飛ばされ、車道の水溜りに落ちた。早く拾わないと川に飛ばされるかもしれない。反対車線を走っていた僕は、車が通り過ぎるのを待って拾ってあげた。少女はペコペコ頭を下げてお礼を言ってくれた。僕は「車に気をつけなよ」と言って颯爽とその場を去った。(ちょっとカッコよかったかも)

 この三連休は、天気が悪いという予報だったし、首筋を痛めていたので、あまり走れないと思っていたが、終わってみれば3日間で300Kmを超えた。他にすることはなかったのかと済んでしまってから思ったりもするのだが・・・


今年初めて

2012-09-16 22:31:59 | 自転車

 高野山に行ってきた。前回いつ行ったのか思い出せないのではっきりわからないが、おそらく今年初めてだ。有田側から上った。

 あらぎの里で休憩していると若い女性が寄ってきた。こんなオヤジに何の用だ。ドキドキ!

 女 「どこから来てどこに行くんですか?時々自転車で走っている人を見かけるんですが、この人たちはどこから来てどこに行くのだろうといつも不思議に思っていたんです。」

 僕 「有田市から来て高野山へ」

 女 「上りばっかりですが・・・」

 僕 「それがいいんです」 っていう平凡な会話をした。若い女は一応納得した表情でにっこり微笑みながらその場を去った。

 走り出してから、さっきの会話を反芻した。そういえば昔、「あなたはどんな人生を歩んで来て、これから何をしようとしているのかさっぱりわからない」と言われたことがある。先ほどの彼女はもっと哲学的な質問を僕に投げかけていたのかもしれない。だとすればどう答えるのか。

 「一緒に走ったらわかるかもしれないよ」

 旧清水町久野原のいつも気になる場所。たわわに実っている。

 秋の花が至る所に咲いていて楽しませてくれる。

 雨が降ってきて、よその家の小屋に避難したが、この先大丈夫だろうか。

 旧花園村の中南の分岐点で左に行けば素直に高野山だが、どういうわけか右のスカイライン方面を選択してしまった。いつ再び雨が来てもおかしくない状況で無謀な選択か?だが、今日は濡れてもいいというか濡れたい気分というか・・・

 そこからスカイラインまでは初めての道だ。6Kmほどの上りだが結構きつくて消耗した。それに高野山とは反対方向(南)に上っていくので、ずいぶん遠回りしたことになる。

 スカイラインに出ると涼風が吹き抜けて気持ちがいい。遠くの山は雨で煙っている。

 スカイラインに合流してからも何故か上り基調。でもそれがいいんです。(いや、やっぱり良くない!)

 天気は持ち直してきた。緑の山並みも鮮やかだ。

 そして、ようやく高野山に到着。この時点で100Km。遠回りしたとはいえ、有田側から上ると遠い。

 お腹も空いたし、ここまで来れば例のヤツ・・・

 上野屋のオムライスだ。枕みたいにでかいことで有名だ。ところが今日は日曜で休みだった。三連休で観光客がいっぱいでもこの店にはそんなの関係ない。

 仕方なく上野屋斜め前の「ココストアぜにや店」の「ばくだんおにぎり」で我慢した。

 だが、こいつはなかなかイケる。250円はちと高いが・・・

 腹ごしらえした後はひたすら帰るだけだ。帰りは海南側へ下った。

 かつらぎ町新城、のどかな山里だ。ここでも実りの秋が美しい。下界は高野山とは打って変わって暑かったが、滴る汗が心地良かった。

 本日の走行距離164Km。高野山から海南側を下って家までは64Km。海南側を往復すれば家から高野山へ128Kmで行けるということだが、同じ道をピストンするのはどうも苦手なもんで、これからもきっと遠回りする。


海の彼方

2012-09-15 20:26:04 | 自転車

 何故海を見つめているのか

 彼が本当に見つめているのは海ではない

 遠い夢か 別れた女か

 彼の後姿が静かに語っている・・・

 「お腹空いた 何食べようか」

 彼はこの後アンパンとおにぎりという変な食べ合わせをして帰った。