時をかける・・・

            
    ただひたすらにひたむきに

小さい春みつけた

2012-02-26 19:08:36 | 自転車

 もうすぐ3月だというのに今日も冷たい北風が身にしみました。ちょうど一日のど真ん中に用事が入ったため、朝と夕に走りました。

 今日は寒い中、何人かの自転車乗りに遭遇しました。ようやく皆さん冬眠から覚めてきたようですが、こんなに寒いとまた冬眠してしまいそうですね。

 でも、春はすぐそこまで来ています。

 知らぬ間に梅が咲いていました。


「TIME」

2012-02-23 21:39:24 | 日常

 僕の愛車と同じタイトルの映画を見ました。

 科学技術の進化によって人間の成長が25歳で止まる近未来が舞台。“時間”が通貨として流通し、貧しき者は生き延びるためにあくせく働き、それでも早死にしてしまう。一方、富める者は貧しい人々の時間を搾取し、永遠の生を謳歌する。

 例えば残された時間が10時間の人がパンを買ったとしよう。パンの値段はお金ではなく時間で測る。それが3時間だとすれば3時間支払う。残された時間は7時間というわけだ。その時間が「0」となったときに死は突然やってくる。しかし働けばその対価として時間が与えられるという仕組みだ。だから貧しい人々は持ち時間が少なく常に死の淵に立たされ、必死に走り回って時間を稼ぐ・・・

 なかなか面白い映画でした。まさに「時は金なり」という社会を描き、格差社会の不条理をえぐった作品でした。

 映画を見終わった後、スポーツデポでこんなものを買いました。

 僕の持ち時間は9時間。このシューズは50%オフで4時間だ。残り5時間では週末までの命か。それともこいつで思いっきり走って時間を稼ぐか。(無理)

 ところで、サイクルシューズでなくジョギングシューズを何故?

 最近、週一だが太った身体を絞るために走っています。老いた関節の衝撃を少しでも和らげるために買いました。投資すれば本気度も上がりそうな気がします。


風と歌

2012-02-11 22:39:34 | 自転車

白浜に行ってきました。

もちろん自転車です。

海と空の色は春ですが、風はとても冷たい。

それでも若い二人はアツアツです。

ここから得意の妄想が・・・となるはずでしたが、今日は変なおじさんが「この自転車高いんかい」とか「マラソンの距離を自転車だったら何時間で走るんよ」とかいろいろ話しかけにきて邪魔されてしまいました。

白浜からの帰りに、おいやんさんに教えてもらった長義和さんのモネに寄りました。(おいやんさん、お先にすみません)

店の前に立てかけてあるロードは長さんのものでしょうか?残念ながらお話はできませんでした。

四つ買って、二つは家まで持ち帰るつもりが途中で完食です。美味しかった。

最近は走りながらよく歌を歌います。YouTubeでいろんな曲を聴いています。

今日の行きは、スピッツの「ロビンソン」を歌いながら「ルララ宇宙の風に乗る」状態で気持ちよく走りました。

ところが、帰りは強烈な向かい風です。必死に踏ん張っても20Kmそこそこしかでません。足は動かなくなるし泣きたくなるような走りが続きます。

「悲しみや苦しみの先に それぞれの光がある さあ行こう 振り返らず走り出せばいい 希望に満ちた空へ・・・」

ゆずの「栄光の架橋」に救われました。


ダブルベッドで見た夢は

2012-02-09 21:54:25 | 心模様
 これは12年前、2000年2月のことである。
 

カップビレッジからオークランド中心街を望む

 ニュージーランドの旅もいよいよ終盤となり、僕たちはオークランドに到着した。

 オークランドではちょうど世界最高峰のヨットレース、アメリカズカップが開催中で、世界中から観光客がやって来てお祭りのようであった。そのためホテルはどこも満室で、僕たちが泊まったホテルも観光客でいっぱいだった。その真新しいホテルの設備は豪華絢爛、ロケーションもいい。ただただホテル側の手違いでベッドが「ダブル」であること以外は・・・

 僕の旅の友は僕より少し年上のSさん。頭は相当寂しくなっているが、顔の下半分は青々とした長嶋茂雄状態で男らしい精悍さと知的でよく見ると可愛い目をしたおじさんである。

 そんなSさんとダブルベッドで一夜、いや二夜を供にすることになってしまったのだ。なんだか妙な気分。旅行中はずっと禁欲生活を続けているから、誘惑の刺激には相当弱くなっている。それに寝不足も続いていて、ひとたび眠ってしまうと何をされてもわからないのではないか。もし、万一そんなこと?になってしまったらどうしよう。ちょっと考えすぎ?

 僕は気持ちを落ち着かせるために、Sさんに失礼して先にシャワーを浴びた。豪華なシャワールームだ。大理石に大きな鏡、ガラス張りでとてもムーディー。新婚さんならイヤでも盛り上がってしまいそうなシャワールームだ。気持ちを落ち着かせるどころか、よけい妙な気分になってしまうではないか。いけない妄想。

 テレビを見ながらのSさんとのぎこちない会話の後、いよいよ明かりを消すときが来た。僕らは「おやすみ」も言わないで、ダブルベッドの端と端に眠る。緊張感漂う中、無言の時が過ぎ、やがて意識はなくなる・・・・・・

 あこがれの君の太股に手を伸ばしても抵抗しない。もっと奥へと手を伸ばす。さすがに彼女は足を閉じようとしたが、それでも彼女から「やめて」と言う言葉は出ない。やがて僕は彼女を優しく抱擁した。彼女はそれに応えてくれた。柔らかい肌の感触。夢なら醒めないでくれと思うほどの幸福な時間・・・・・・ 

 ハッと目が覚めた。それはやはり夢だった。僕は自分がSさんとダブルベッドに眠っていた状況を思い出し、ゾッとした。夢の中の彼女の柔らかい肌の感触。あれはまさか・・・・・・

 僕はダブルベッドの向こうの端で寝息を立てているSさんを見た。静かに眠っているが、布団は少し乱れている。でも、何事もなかった・・・そうだよね、何事もなかったよね、Sさん。


京都小旅行

2012-02-04 21:59:47 | 日常

京都に遊びに行きたいというので出かけることに。

行きたい所はというと新選組ゆかりの地。まずは壬生寺です。

なぜ新選組なのか僕にはわからないが、次は八木邸です。

ここから先は撮影禁止。芹沢鴨らが斬殺された時の刀傷が今も鴨居に残っていて、基本的には150年前のままの建物です。見学者には若い女の子も多く、ガイドが面白おかしく説明してくれます。

見学した後は抹茶と和菓子を振舞ってくれます。

次に訪れたのは新選組記念館。

といっても古い民家です。中に入ると・・・

館長?さんのコレクションが所狭しと並べられています。記念館といっても、館長?さん一人で趣味でやっているような感じで、電話したら開けてくれました。

この後、西本願寺や二条城など新選組ゆかりの地を訪ね、最後に京都の花街、宮川町へ足を伸ばしました。

ここで何をしたかというと・・・

妖しげな暖簾をくぐっていよいよ変身です。

どう?かわいいでしょ?