第三回調査報告(細羽鯱)

2007年09月24日 | 虫写真

今日も異界の調査報告の時間がやってきてしまいました。

前回の調査より挙動不審な調査員たち。
取り憑かれたように葉を裏返す者。
宇宙生物多発地帯である、散策路の手すりを血走った目で凝視する者。
まるで自ら異界生物との邂逅を求めているかのようです。

この世のものとは思えないイラガ系を目にしても、ふっとせせら笑う隊員たち。
もはや我々をその程度の宇宙生物で動揺させることはできません。

が、いました。
そんな我々を驚愕せしめる怪生物が。



ご覧ください、このエキセントリックなデザインのイモムシを。
ヒーローものに登場しそうな怪生物です。
きっとヒーローもの番組の制作者はすでにエイリアンと入れ替わっているものと思われます。
子どもから人間を洗脳しようという腹でしょう。

これはホソバシャチホコの幼虫ということになっていますが、間違いなく我々は騙されています。
信じられないという方は、成虫の写真を検索してみてください。
どう見ても別生物です。



おぞましさと抗いがたい渇望の板挟みとなって、その場に立ちつくし目が離せない隊員たち。
もはや我々も、異界に取り込まれつつあるのかもしれません。



写真右下の生物と、我々には理解できない通信を交わす宇宙生物。
我々にできることはありません。
人類は終わりかもしれません。



2 コメント

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滅亡の始まりはあまりに身近に (yyzz2)
2007-09-24 20:42:44
>宇宙生物多発地帯である散策路の手すり

次元のはざまの特異点ですねwww.

>ホソバシャチホコ  親は飽きるほど見ているのですけどねー.イモはこんななんですか.
Σ(゜Д゜)ガーン
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yyzz2さんへ (ふにょ)
2007-09-24 21:43:23
このコメント欄のフォントサイズも、記事に準じていたんですね。
今さら知りました。

あの手すりは一体なんなんですかね…。
空間が歪んでるとしか思えません。
それにしてもこのデザインはなにに擬態してるんでしょうか。
やはり宇宙生物という結論しか出てきません。
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