1/31虫

2013年01月31日 | 虫写真
2009年9月後半写真。

いきなりの怪生物。なんなのでしょう、この魚の練り物的物体は。
調べたところ、マドボタル類の幼虫とか。
なんとホタルです。しかも幼虫光ります。


デーニッツハエトリも目が飛び出さんばかりの驚きっぷり。


アキノノゲシの種子にギラギラした目を向けるカンタン。
この時季のカンタン♀は、産卵に備えて花の花粉や種を食い漁るのだとか。


こちらはヒヨドリバナの花粉を摂取中。
鬼気迫る表情です。


べたっと寝そべるオオトビサシガメ。


あまりカメムシらしからぬ顔立ちで、真性のろりこんで有名な某アニメ監督の作品に出てきそうな感じです。


カルガモ。立派なムシです。




1/30虫

2013年01月30日 | 虫写真
2009年9月下旬写真。

毎度代わり映えのしない訪花の虫たちの中で、珍しく新顔(たぶん)。
モモブトチビハナアブのようです。
腿が太くてちんまいハナアブ。そのまんまです。


跳ねる必要もなさそうなのに、なにゆえ腿だけこんなにムキムキなのでしょうか。




ミドリバエ。緑のハエ。やはりまんま。
科は違いますがツマグロキンバエと同じような雰囲気。

ちなみに「ふいんき(なぜか変換できない)」とか書いてる輩は、おっちょこちょいでもなんでもなく、確実に悪意あるネット底辺部の住人なので気をつけましょう。


花にむぐりすぎなコアオハナムグリ?
どっちが頭で尻だか分かったもんじゃありません。


イラガ類のいぼ。
色といい毛といい絶妙な嫌らしさです。




1/29虫

2013年01月29日 | 虫写真
2009年9月中旬写真。

真っ赤なトウガラシとヨモギエダシャクと思われるシャクトリ。
「ヨモギエダシャク」というからにはヨモギばっかり食ってるのかと思いきや、何科だろうとえり好みしない、好き嫌いのない子のようです。
わんぱくでもいい、逞しく育ってほしい。


枝の節を模していると思われるこぶや模様が無駄に凝っていますが、トウガラシの葉にいては台無しです。


ぬるっとすべすべしてそうですが、じつは毛が生えてたりします。


頭でっかちで愛らしいハキリバチの類。
バラハキリバチとかバラハキリバチモドキとかじゃないでしょうか。
そもそもハキリバチにあまり縁がないので、経験値不足でどうにもなりません。


写りがアレですが、ヒメクチナガガガンボ?
名前どおり、足に劣らず長い口吻で蜜を吸うガガンボ。
「ガガガ」とガが3つ続いて字面的に美しくない和名です。


ヒメヒラタアブ類の♀。
触らぬ神にたたりなし。


ひっくり返るシュレーゲルアオガエル?
こういうのは全部「アマガエル」としたいところですが、本種にアマガエルにモリアオガエルと、なかなか面倒なようで。
まあアマガエルというのは総称でもあるので、一般的にはそれで問題なし。


植木鉢に巣くっていたアリンコども。
この1枚だけで、さすがに同定は断念。




1/28虫

2013年01月28日 | 虫写真
2009年9月下旬写真。

ツマグロキンバエのアップ。
一般的なハエのイメージとはひと味違うユニークな造形なのですが、「キンバエ」というだけでどうにもアレです。


シマハナアブ?
胸部の黒い横縞がはっきりと確認できます。
ナミハナアブと比べて引き締まってシャープな印象。


こっちはナミハナアブ。
いかにも並な感じ。


不明ハナアブ。
ビョーキな人ならこれだけで一発判別できるのかもしれませんが、もちろん当方はただの凡夫です。


不明ヒラタアブ。
だから分からないですってば。


コアオハナムグリ?のお尻。
いかに花粉に夢中になっているかを語る、雄弁なお尻です。尻は口ほどに語ります。


オオアオイトトンボの♂?
美しいのですが、暗くてじめじめした場所ばかり好む陰性なイトトンボ。




フェンネル

2013年01月27日 | その他植物
2012.8。


2012.9。


2011.7。


2012.8。


2011.7。


2011.8。


2012.8。


 フェンネル。

別名・ウイキョウ(茴香)、スイートフェンネル
英名・Fennel

地中海沿岸地方原産の、セリ科の多年草。
日本には平安時代に中国からもたらされた。

茎葉や種子には芳香があり、薬や香辛料、食用ハーブとして古代から利用されてきた作物。
肥大する根元を食用とするのはフローレンスフェンネル種で、スイートフェンネルと違い一年草。

草丈は1~2メートル、糸状の小葉を持つ葉が互生する。
6~9月ごろ、複散形花序に黄色い小花を多数咲かせる。

同じくハーブとして有名なディルと非常によく似た草姿で見分けるのは困難だが、ディルのほうは一年草。
また交雑しやすいので、両種を栽培するときは離して植える。


9月下旬の実。
欧米ではフェンネルシードとしてスパイスに、日本では生薬の茴香として健胃などに用いる。

「茴香」は漢名から。魚の香りを回復させることからの命名という。実際、魚料理によく利用されるハーブ。




 セリ科 ウイキョウ属
学名・Foeniculum vulgare

属名のFoeniculumは、ラテン語のfaenum(乾草)が由来で、葉の形状から、あるいは香りが乾草に似ていることから。
種小名vulgareは、「普通の」。
花言葉は「背伸びした恋」「力量」「賞賛」




1/26虫

2013年01月26日 | 虫写真
2009年9月下旬写真。

マメ科植物の実にびっしりと群がるアブラムシ。
今までならアブラムシはアブラムシとして片づけるところですが、いつまでもアブラムシごときに舐められるわけにはまいりません。
ソラマメヒゲナガアブラムシとみて問題ないでしょう。


たぶんエゾアオカメムシの幼虫。
まだ若いのに、「やれやれ膝が辛くてねえ、この歳になると自分の体も思い通りにならなくていけないよ、イタタ」といった声が聞こえてきそうなポーズは、どうにかならないものでしょうか。


紋が黄色くないことで有名なモンキクロカスミカメ。
とはいえ実際に「紋黄」なモンキクロカスミカメも存在するかもしれないので油断は禁物です。


セセリチョウの類。
蛾と勘違いされるという無知にしばしばさらされる連中ですが、ボディの毛並みは複雑な色合いで美しいものです。


あとはこのブタ顔さえなければ。




珍しくクモの巣にぐるぐる巻きにされていない、スジモンヒトリかもしれないケム。
とはいえよく見ると、やっぱり毛にクモの糸が絡んでたりします。




1/25虫

2013年01月25日 | 虫写真

2009年9月下旬写真。

じつにイモムシ然とした、いいイモムシ。
……なのですが、いまだに正体が判明せず。
大穴でシャチホコガ系の幼虫だったりするのかもしれません。


シギゾウムシの類。
これがまあ同定の面倒くさい連中のようで、うっかり誤同定などしようものなら、「シギゾウムシ友の会」に目をつけられてネットの闇に葬られたりするかもしれません。


見事な大物を捕らえたハナグモ。
が、注目すべきは背の模様。
どう見たって完璧にエイです。


こちらは腹が人面模様のジョロウグモ。


やはりジョロウグモの巣。
ちんまいのは♂。
こうやって♂を侍らせているあたりが、「女郎蜘蛛」と呼ばれるゆえんでしょうか。


最強っぽく思えるクモですが、上には上が。


デーニッツハエトリと赤いダニ。
ダニというのもよく分からない連中です。



1/23虫

2013年01月23日 | 虫写真

2009年10月上旬写真。

シオンの花にぶら下がって必死に蜜を吸う、シロツバメエダシャク?
もどかしいまでに要領が悪く、蝶のような姿で蝶の真似事をしていても、蛾はやはり蛾。
彼らには花の上に乗っかるという発想がないのでしょうか。


そしてこれはイチモンジセセリ、蜜吸いのプロの姿です。
強度すら感じさせる圧倒的安定感。


オオハナアブ、ツマグロキンバエ、ハナグモの三つ巴。
それぞれてんで勝手な方を向いて、いささか滑稽な会食風景。


ナミハナアブですが、むしろ注目すべきはハマギクのほう。
筒状花から伸ばされる、雌しべの群れが非常にムシ的。


いかんともしがたいシャクガ。


いい見得を切るオオカマキリかチョウセンカマキリ。
このへんのはだいたいオオカマキリじゃないでしょうか。




1/22虫

2013年01月22日 | 虫写真
2009年10月写真。

セアカツノカメムシのツンデレ交尾。
もちろんちっこいほうが♂。


で、初めて♂の尻のハサミが見られるかと思いきや、この体勢じゃよく分からない!
よーく見ると確かに赤い突起が確認できるのですが……。


ケブカヒメヘリカメムシ?
埃みたいな産毛が生えていて、なるほどカメムシとしては「毛深」かもしれません。


葉っぱの裏にうにょうにょと蝟集する半透明のイモムシ。
ヨトウガ系の若齢幼虫でしょうか。
なんとなく、ぷちぷちとおいしそうです。


ルリマルノミハムシ?
全体としてはちんまりと丸っこくて愛らしいのですが、顔はホラー系。


マユタテアカネかなあという赤トンボ。
一般には「赤トンボ」とひとくくりにされていますが、下手に同定しようとすると非常に難儀な連中です。


ムシ的なゲンノショウコ。