延齢草

2008年04月08日 | その他植物

新着写真。

エンレイソウ(延齢草)。

山林に生えるユリ科の多年草。
1本の茎の先に3枚の葉を輪生させた姿がユニーク。
花弁も3枚であんまりユリ科っぽくない花だが、こちらがユリ科の基本的な姿らしい。
ユリの仲間の花びらは6枚あるように見えるが、実際にはうち3枚は萼。

「延齢草」は、長寿の効能のある草とされていたことから。
根茎を乾燥させたものを胃腸薬とするらしい。
また実は食べられるとか。
もっとも毒草との情報もあり。


 ユリ科 トリリウム(エンレイソウ)属
属名のTrilliumは、ラテン語のtreis(3)からで、花びらや葉が3枚からなることより。
花言葉は「奥ゆかしい心」「モダンな美」「熱心」「不安」など。


がばっと食いつきそうな形状。
花と人は近くで見るもんじゃありません。