9月後半写真。
ユウゼンギク(友禅菊)。
別名・ミケルマデージー、ミケルマスデージー、ニューヨークアスター。
北アメリカ原産の、キク科アスター属の多年草。
いかにも日本的な名前だが、明治時代に持ち込まれた園芸植物で、現在では帰化している。
茎葉は無毛で、葉はつるつるしており基部が茎を抱く。
草丈は50センチ以下の矮性種と、1メートル前後になる高性種の2タイプがある。
秋咲きで、青紫・紫紅・ピンク・白などの花色がある。
孔雀アスターの品種など、同じ宿根アスター類の園芸品種との区別は困難。
というより、ユウゼンギクに似た高性の宿根アスターを、園芸上「孔雀アスター」と総称しているらしい。
英語では宿根アスター類を「Michaelmas daisy」と呼ぶ。
「友禅菊」は、花色が友禅染のように鮮やかであることから。
キク科 アスター(シオン)属
属名のAsterは、ギリシア語で星の意味で花の形から。
花言葉は「深い愛」
こちらは小輪で高性のもの。
「ユウゼンギク」と呼ぶべきか、「孔雀アスター」とするべきか。
葉以外は、ノコンギクによく似ている。