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タネツケバナ(種漬花)。
別名・タガラシ(田芥子)、カワタカナ(川高菜)、スズナ(鈴菜)。
水田などの水辺を好むアブラナ科の越年草。
もっとも乾燥した空き地などにも普通に見られる。
クレソンによく似ていて、これも食用になる。
また乾燥させた草は煎じて服用すると尿道炎などに効能がある。
種も煎じて利尿や咳止め、むくみなどに。
稲の種もみを水に浸ける頃咲くことから「種漬花」。
また実が熟すと種をはじき飛ばすことから、繁殖力を種馬にたとえた「種付け馬」の転訛とも。
アブラナ科 カルダミネ(タネツケバナ)属
属名のCardamineは、古代ギリシアで心臓病に効能があるとされていたタガラシの一種kardamonに由来。
去年記事。