Around 50 人生はアドベンチャー!

40代半ばにして再婚
妊活のおかげでベビーを授かりました。
ベビーのこと・日常・野球・読書など気まぐれで綴ります。

怪物の木こり

2020-09-14 22:17:00 | 読書
(内容)
良心の呵責を覚えることなく、自分にとって邪魔な者たちを日常的に何人も殺してきたサイコパスの辣腕弁護士・二宮彰。ある日、彼が仕事を終えてマンションへ帰ってくると、突如「怪物マスク」を被った男に襲撃され、斧で頭を割られかけた。九死に一生を得た二宮は、男を捜し出して復讐することを誓う。一方そのころ、頭部を開いて脳味噌を持ち去る連続猟奇殺人が世間を賑わしていたー。第17回『このミステリーがすごい!』大賞大賞受賞作。


初読みの作家。

この作品も先日読んだ「私の消滅」と同じでテレビで浜辺美波が絶賛していた一冊。

序盤は確かに面白かったが、中盤以降、色んなことの辻褄が合わないことが気になったしまった。

また、二宮と嵐子の時間軸のズレも気になってしまい、何?どんでん返し?と勘違いしてしまうこともあった。

細かいことは書かないが、もう少し構想段階で練られた方が良かったのでは?と思ってしまう。

内容的には嫌いではないが、色々な綻びが小説全体を台無しにしている感じがした。

デビュー作ということなのである程度仕方のないことなのかも?



★★★☆☆



最新の画像もっと見る

post a comment