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よくま~情報操作したものだ...

2005-08-25 16:48:27 | 中国・朝鮮
日本と中国、相互理解の不足くっきり 日中世論調査

 経済界や学界の有志でつくる「言論NPO」と北京大学などが北京で23日に発表した日中世論調査の結果から、両国間の理解不足が浮き彫りになった。相手国に「親しみを感じる」人は日本人が15%、中国人が12%。「親しみを感じない」人は日本人が38%、中国人が63%で大幅に上回った。

 ともに過半数が「日中関係はよくない」とみており、一連の反日デモの責任が相手国にあるとする人が6~7割にのぼった。日本と聞いて中国人が思い浮かべるのは南京大虐殺、日本政治のイメージは「軍国主義」が最多だった。

 背景には交流の少なさもあるようで、85%の日本人と98%の中国人が相手国に「1度も行ったことがない」と答えた。

【2005年08月24日09時55分 朝日新聞】

日本政治のイメージが「軍国主義」だって?
軍隊も持てない日本のイメージが?

この記事は相互理解が足りないって主張したいらしいけど、”相互”じゃないね。
少なくとも日本は中国の事を理解している。ちゃんとやっかいな国だってね。

たまには気分のいい記事もある

2005-08-18 10:38:27 | 中国・朝鮮
要は、良い部分も悪い部分もちゃんと評価してこそ、まともに付き合えるですよね。

「中韓の発展、日本に感謝を」 米誌タイム・アジア特集

 【シンガポール=藤本欣也】米誌タイムは最新号で、「現代アジア」について特集、シンガポールの元外交官、キショール・マフバニ氏の論文「アジアの再生」を掲載した。同氏はアジアの世紀と呼ばれる今の発展をもたらしたのは自らの文化に対する自信であり、中国や韓国などアジア諸国はそれを提供した日本に感謝の意を表すべきだとの見解を明らかにしている。

 マフバニ氏はシンガポール国立大学のリー・クアンユー公共政策大学院学長。インド系で、国連や米国で長く外交官を務めた。

 同氏はまず、「文化に対する自信は発展の必要条件である」と指摘。英国の植民地だったインドをはじめアジア諸国では欧州の文化の優越性が民衆の心の底に刷り込まれていたとし、「日露戦争でロシアが日本に敗れて初めてインドの独立という考えが生まれた」とのインドのネール初代首相の言葉を引き、「20世紀初頭の日本の成功がなければアジアの発展はさらに遅れていただろう。日本がアジアの勃興(ぼっこう)を呼び起こした」と論じた。

 韓国の場合も、日本というモデルがなければこれほど早く発展できなかったと指摘。中国も、日本の影響で発展できた香港、台湾、シンガポールという存在がなければ、改革開放路線に踏み出さなかったとし、「日本がアジア・太平洋に投げ入れた小石の波紋は中国にも恩恵をもたらした」「(日本を歴史問題で批判する)中国でさえも日本に感謝すべきだ」などという見解を示した。

【2005/08/18 産経新聞】

韓国「反日歪曲」報道 特ダネ、実は中国映画から盗用

 【ソウル=黒田勝弘】韓国のテレビが「八・一五」に特ダネとして報道した“旧日本軍による生体実験”と称する映像が、実は中国で制作された反日・劇映画の場面だったことがわかり、大誤報として問題になっている。韓国のマスコミや諸団体は反日キャンペーンのためにこの種のでっち上げ的な“歴史歪曲(わいきょく)”をよくやる。今回の誤報事件は「日本糾弾なら何をしてもいい」といった韓国マスコミの安易な反日報道の実態があらためて暴露されたかたちだ。

 問題の映像は韓国の二大テレビ局のひとつであるMBC(文化放送)テレビが「光復六十周年記念日」の15日夜のニュース番組で報道した。報道は戦前、旧満州に駐屯していた日本軍の細菌戦研究部隊「七三一部隊」が自ら撮影した生体実験の様子だとして、生きた人間から臓器を取り出す“残酷場面”などを白黒の記録フィルム風に紹介した。


 放送は「ロシアの軍事映像保管所」から独自に入手した実際の記録フィルムとして特ダネ扱いだった。しかしニュースを見た視聴者から「映画の場面と同じだ」との指摘や非難、抗議の声が上がり、MBCは調査の結果、1980年代に中国で制作された劇映画「黒太陽七三一」に登場する場面であることが判明したため、翌16日夜のニュースで誤報を認め謝罪した。

 この中国映画は韓国でも1990年に「マルタ」という題で公開され、当時「日本軍の蛮行」を描いた反日映画ということで大ヒットし話題になっている。

 映画はカラーだったが、テレビではいかにも本物の記録のように白黒に変えられ、意図的なでっち上げ映像になっている。

 MBC側は表向き仲介のロシア側の話を信じて入手したとし、テレビ局に悪意はなかったという姿勢だが、十分な検証を抜きにした“反日報道の垂れ流し”という批判は免れそうにない。

【2005/08/18 産経新聞】

上の記事、実際のタイム誌を読んでいないので、どのような内容がどんなトーンで書かれているのか不明ですが、この記事を見る限りは悪くない印象です。

下の記事は、反日的な映像が放送されたことは気に入りませんが、でっち上げだった、ということが広く知れ渡ることは良いことですね。他のことなど(あちらの歴史認識全般)も再度検証してくれればいいのですが無理でしょうね。

首相の靖国参拝に関して、政教分離の点から一言

2005-08-15 21:49:38 | 憲法・歴史観
終戦記念日である今日15日、靖国神社へ参拝してきました。

首相の靖国参拝に対して反対する方々は、軍国主義への回帰、中韓の反発に対する配慮、そして政教分離などを理由として持ち出してきますが、政教分離について一言書いておきたいと思います。

靖国神社が神道という一宗教法人で、そこに政治の長である首相が行くことは、政教分離の原則に反するという意見がありますが、果たしてそうでしょうか?

神道である靖国に参拝に行くのは、首相自身の信仰している宗教が神道であるからではないと思います。戦争で国のために命を落とされた方々の多くが靖国に祀られると考えながら亡くなられたからこそ、靖国に参拝するのだと理解しています。つまり亡くなられた方々の信仰を尊重し、靖国に参拝しているのだと思います。
仮に、靖国とは別のところ(別の宗教施設)へ魂が行くと信じ、多くの方々が戦死されたとしたら、首相は靖国ではなくそこへ行くことになるでしょう。
つまり、政治家である首相の宗教・信仰とは全く別の次元の問題です。

首相の信仰する宗教が仏教だからという理由で、靖国を壊して別の仏教施設を作りそこへ参拝したとしたら、政教分離に違反するという批判があってもいいかもしれません。

靖国問題に関しては、参拝するという行為を”勝手に”拡大解釈し、その解釈以外あり得ないという風潮で論じるところが、国外・国内問わず問題だと思います。無論、なぜそうするか?となると政治的な力があるのでしょうが…。

誰も行きたくない人に靖国に行け!などと言っていません。誰しもが自由に追悼したい人が追悼したい場所で追悼する...そういうことが可能になることを祈ります。

最後に、内外問わず戦争で亡くなられた方々に哀悼の意を表したいと思います。

投票しやすい自民党を

2005-08-10 01:17:11 | 国内
優勢民営化法案否決、そして解散...。
いまさら書く必要も、新聞記事から引用する必要もないニュースですが、かねてより小泉首相が言っていた「自民党をぶっ壊す」をいよいよ実践してくれようとしています。

「ゴミ」のような野党(社民党、共産党)は置いておいて、自民党と民主党が二大政党と言われていますが、私は違和感を感じています。民主党というのは実際は「自民党はみ出し組」というだけではないでしょうか?(その人数が増えたため、二大政党みたいになってしまった。)
なのに、自民党に対して対極的な(対抗しうる)存在としてアピールしようと、”自民党案には反対”を基本姿勢として来たため、昔の社会党のようになってしまい、ただ人数の多い「ゴミ」政党となっているように思います。
ただ”自民党内の議会政治”を傍観しながら郵政民営化法案に反対してきた民主党は、今度の選挙ではいまさら郵政民営化を大きく掲げるわけにいかなくなり、郵政選挙ではないことをしきりにアピールすることで、焦点をぼかそうと躍起になっています。

民主党党首岡田氏はA級戦犯を理由に靖国参拝は行わないと公言しており、A級戦犯の意味も知らない首相が現れるのは勘弁していただきたいという点からも、民主党には政権をとってほしくないと切望しています。

私の勝手な理想としては、15日に小泉首相が靖国参拝し、中韓が文句を言ってきたところでそれに呼応して小泉批判を強める民主党(岡田)から、参拝賛成の議員が膿み(郵政民営化反対派)が出た後の自民党に合流し、なんとか公明党と合わせて過半数を取ってくれることです。

そうなってくれれば、消去法による投票ではなく、選ぶ投票ができるようになるので、私としてはありがたいのですが...。

心強い!

2005-08-06 23:39:31 | 憲法・歴史観
戦後60年 李登輝前台湾総統インタビュー

≪「首相はきちっと靖国参拝すればよい」≫

 【台北=河崎真澄】60回目の終戦記念日を前に台湾前総統である李登輝氏(82)は産経新聞と会見し、「他国が靖国神社をうんぬんする資格はなく、小泉純一郎首相はきちっと時間通りにやればよい」と述べ、小泉首相による8月15日の靖国神社参拝を支持した。 

 李氏は靖国問題をめぐり「中韓の反日運動の高まりは、その目的がどこにあるかを考えるべきだ。中韓が靖国神社への批判を始めたのは中曽根康弘元首相の時代から。日本を追い抜きたいがための政治的な要求(圧力)だろう」と指摘。「小泉首相が参拝を取りやめても何の解決にもならず、中韓は別の問題を持ち出す。小泉首相はきちっと時間通りに(参拝を)やればよい。靖国神社を他国がうんぬんする資格などない。私の実兄も祭られており、東京に行く機会があれば参拝したいと思っている」と語った。

 李氏は日本統治時代の台湾で生まれ育ったが、日本の台湾統治について「日本統治は台湾にとって大きな転換期。日本が残した教育と人材は、戦後の台湾工業化の基礎になった」と高く評価した。

 その一方で、日本の後で台湾を統治した中国国民党政権の蒋介石元総統に言及、「日本人は蒋元総統の『以徳報怨(徳をもって怨みに報いる)』との言葉と戦後賠償の放棄に感謝するが、(国民党政権が戦後)台湾で接収した日本時代の資産は工業インフラや不動産など、賠償以上の価値があった」と冷静に評価すべきだとの考えを示した。

 米中関係や今後の日本の国際的な役割に関しては「米国は戦略的に中国包囲網を作っている。中国はいくら軍拡しても米国に勝てないことを知っており、米中戦争は起きない。米国は世界の石油を握っている。日本は世界戦略の中で態度をはっきりさせねばならず、日米同盟を基軸に民主主義と自由主義の陣営にあって政治的な役割を果たすべきだ」と指摘。日本が国連安全保障理事会の常任理事国になろうとしていることについても「当たり前のこと」と支持する姿勢を示した。

【2005/08/06 産経新聞 東京朝刊から】

また8月15日が近づいてきましたね。
今年こそ首相の靖国参拝を!と毎年願っているのですが、どうなるのでしょうか?

よくよく考えると参拝できない理由がわからなくなります。
TVを見たり本を読んでみても、反対派、慎重派の意見というのは、ピンとこない。
政教分離、講和条約、そして中韓(この2国を以ってアジアという風潮もあるが)の反発を理由に持ち出したりしていますが、どれもまともなものとは思えない。

政教分離の原理主義的解釈、講和条約の誤訳(意図的)、そして事なかれ主義…。

つくる会教科書の採用に反対する人たちと靖国参拝に反対する人たちはだいたいだぶっているように感じますが、特定の言論を弾圧しようとする彼らの行為を聞くと、その行為こそが戦争に近い位置にあるように感じます。

市民団体って?

2005-08-04 13:47:18 | 憲法・歴史観
つくる会の教科書選定巡り抗議、東京・杉並で300人

 「新しい歴史教科書をつくる会」(八木秀次会長)のメンバーが執筆した扶桑社発行の教科書問題で、東京都杉並区教育委員会は4日午後、来春から使用する中学校用教科書の選定のための臨時会を開催する。

 これに反対する市民団体ら約300人が、同日午前から区役所周辺を取り囲んで抗議行動を始めた。

 警視庁杉並署によると、区役所周辺では選定に反対する過激派・中核派の関係者がビラを配るなどし、午前9時過ぎには、男1人が暴行の現行犯で逮捕された。

 杉並区内には区立中学校が23校あり、生徒数は約6300人。

(2005年8月4日12時14分 読売新聞)

市民団体って言い方どうなんでしょうねぇ。まるで市民の立場に立っているように聞こえますけど、一般市民は特定の教科書を祭り上げて非難したりしないでしょう。偏ったイデオロギーに基づいたこういった行動こそ、教育の現場に持ち込んでほしくないのですがね。

抗議のやり方が何かに似ています。右翼団体?あれ?似てるな~。なぜだろう…。

結局、共通の歴史認識を持つなんて無駄なことなんです。

2005-08-03 11:44:01 | 憲法・歴史観
日韓中、近現代史 共通教材、異なる記述 朝鮮戦争…「解放」と「侵略」

 【ソウル=黒田勝弘】日本、韓国、中国の民間による三国共通の歴史副教材として宣伝されている『未来をひらく歴史-東アジア三国の近現代史』が、朝鮮戦争(一九五〇-五三年)に関する記述などでまったく異なる内容になっていることが明らかになった。「歴史認識の共有」と「同じ内容の本を三国の言葉で同時発刊」(あとがき)することを売りものにしたこの副教材は、日本の近現代史を暗黒と否定で描く“反日”では一貫しているものの、結果的には「歴史認識の共有」の難しさを示した形になっている。 

 違いが目立つのは朝鮮戦争の部分で、日本語版が「北朝鮮の人民軍が半島南部の解放をめざして南下を始めた」とし、戦争の開始を「解放」という言葉で肯定的に記述しているのに対し、韓国語版は「北韓の人民軍が武力統一を目標に南侵した」と記述し「侵略」を明確にしている。

 日本語版は北朝鮮の“歴史認識”そのままの記述であり、近年は親・北朝鮮化している韓国でもそれは受け入れられないというわけだ。このすれ違いは、日本側の製作者が、いかに極端な歴史認識を持っているかを象徴するものだ。

 一方、この「副教材」は慰安婦問題には異様なほど熱心に多くのページを割いているが、韓国語版が慰安婦を「性奴隷」と表現しているのに対し、日本語版にはこの言葉はない。

 このため民間団体による関連イベントについて、日本語版では「女性国際戦犯法廷」となっているのに対し、韓国語版では「日本軍性奴隷戦犯国際法廷」と記述されている。

 また十九世紀末の列強のアジア進出、支配については、韓国語版が「進出」と表記しているのに対し、日本語版の方は「侵出」と強い表現になっている。日清戦争(一八九四-九五年)の後、韓国で民族的自主の願いで建てられた「独立門」についても、韓国語版は中国に対する独立を強調しているのに、日本語版は日本に対する抵抗・独立の意味を強調している。

 この本は日本の「新しい歴史教科書をつくる会」や扶桑社版教科書に対抗するために製作され、韓国では盧武鉉大統領が称賛し、マスコミが大々的に持ち上げ、日韓双方の執筆者は現在、日本での扶桑社版教科書の採択妨害の先頭に立っている。

(2005年8月3日 産経新聞)

共通の歴史観を持つことが日中朝間の歴史問題を解決すると思い込んで回りに迷惑をかけている事実に気がつかない人が多いのには困ったものです。

持つべき共通の認識は、「それぞれ歴史の認識は違うものだ」ということだと思いますがね。史実と歴史認識は当然別の話なのに、その辺りもごちゃごちゃになっていますよね。史実について語りたいなら善悪論は持ち込むべきではないし。

ま、主張が異なる教科書の採択妨害という行為は、少なくとも教育にはあまりよろしくないかと…。