弧宿の人

2009年02月14日 | 本の紹介
春の嵐の夜
静かに本でも読もうと読み始めたら
静かどころではなく心荒れ狂って朝まで読み切ることになりました

■弧宿の人(こしゅくのひと) / 宮部みゆき

人として成長し生き続けることの深い ふかい謎に落ちて
すこし心を使い切った気がします

翌日 川向にキジが歩いていました
すっかり春の陽気です

ハンモックに入って読むと少しは落ち着きました
布の端を折り畳んで結ぶだけ
今回は1.3m×3.5mの11号帆布(カヌーの残り)を使わせてもらいました


そのまま一緒に図書館で借りた
「平成20年度経済財政白書」
も少し読んだのですが
易しい語り口と数字の中に様々な人間模様が見えてくるようで
私には恐ろしく揺さぶられるようでした

夜の「たかしま生きもの田んぼ米」

2009年02月10日 | 滋賀高島 水辺の里
月夜に「たかしま生きもの田んぼ米」
田んぼに行ってみました

2月1日に琵琶湖一斉水鳥観察会で
昼間にこの田んぼも見に出かけたのですが
水を張った田んぼには一羽の鳥も見かけません
カモの羽が落ちているのはなんとか見つけたのですが。

農家さんも担当の市職員さんも
わざわざ夜に見に来て「いる!」と聞いていたので
ようやく実際に見に来て見ました

月夜で明るく
双眼鏡でしっかり見えます
探すと、2羽ずつくらいのオナガガモが数組と
遠くに30~40羽くらいのカモらしき影を見つけました

デジカメの写真では
真ん中奥の畦沿いと
左手前に1羽写っています。

ずーっとクチバシを動かして
食事に余念がありません
水を張る意義をようやくしっかり見ることが出来ました

全国エコツーリズム大会inびわ湖高島 開催中

2009年02月06日 | 滋賀高島 水辺の里
全国エコツーリズム大会inびわ湖高島

平成21年2月5・6・7日(ニゴロブナの日)
ということで開催中です

初日のシンポジウム会場では
たくさんの学生の方がお越しで活気がありました
たくさんのふるまいがあって みなさんお腹いっぱいみたいでした



2/6には新旭コースの朝一番で
新旭水鳥観察センター
お越し頂きました
短い時間でしたがありがとうございました

その後 技術と手間がかかるので
全国で3社しかされていないという
「木槽天秤しぼり」で知られる
新旭町太田の上原酒造に同行させて頂きました

今度は自転車で行って利き酒しよう!と決意しました!

今晩は各地で民泊など宿泊されていて
お話が弾んでいることでしょう
どうぞ存分にびわ湖高島をお楽しみ下さい!

そして度々来て頂いて
気に入ったらぜひ住み処に選んで頂ければ!と願っています

「琳派展ⅩⅠ 花の協奏曲」細見美術館 と 大文字からの夕暮れ

2009年02月04日 | わくわく!
「琳派展ⅩⅠ 花の協奏曲」開催中の
京都の細見美術館に行ってきました

花いっぱいで とにかく可愛らしかったです
小さな草花が丁寧に描かれていて
メモするのに大変でした…。

大学時代の下宿先を訪ねたり
その後何度かツリーイング等でお世話になっている
フィールドソサエティーを久々に訪問したり
それから夕陽を追いかけて大文字山に登ってしまいました
ちょっと前に登ったツブラジイを見に行ったつもりだったのですが。

夕陽が落ち、徐々に街の光がきらめいていく時間
そして真上のお月様が光を増し
帰りは ほとんど他の明かりなしで降りてきました

京の街の広がりと
比良から北に広がる
第三のふるさと高島まで
じんわり思いを巡らしました

喜びと悲しみと

2009年02月03日 | 本の紹介
表現することについて
喜びは比較的表現しやすいように感じるのですが
悲しみや怒りは 受け取る側を不快にさせる心配もあって
なかなか表現し難いものです

たまたま色々調べる中で

小此木 啓吾 氏の
「対象喪失―悲しむということ」
「こころの原点 かわりゆく人と人の間で」

というのを読みました
基本的な精神分析についての本だと思います

自然な心の動きでいることが大切なのだと
とにかく感じました