NOSUMOOの犬死日記

日々のくだらない話と不思議な話が核
MAIL nosumoo@mail.goo.ne.jp

第567話 今度はいじめを本格的に考えることにする 1

2012年07月26日 22時56分17秒 | 日記
オリンピックだ、祭りだと浮かれていたいというのに、
ちょこっと気が向いたのでテレビをつける。

すると、皆さんに大人気のあの話題が目にとまる。
そもそも大津市って一体どこですかね、私は北海道人なので……。
そう、久しぶりにこんな世間知らずの僕も知っている大津市のいじめ問題だ。



どうも、暑い夜をいかがお過ごしか、
いまだに扇風機も出さずに耐え忍んでいるnosumooです。



このブログでは、扇風機一つで涼しくなる方法をいつかに紹介したが、
この節電の風潮に、ついには、日の目を見ることになりそうかな?

いや、世間では、寝るときくらいはいいだろうということで、
そんな甘さからか、クーラーはつけて寝ているのかね。

まあ、僕の節電の効果なんて、汗一滴にも満たない程度だなんて考えた1億人が
北海道を海に沈めるほど大量の汗を冷気で冷やしているのだ。
だから、この世の中というのはおもしろい。



さてさて、余計な話はここまでで、
いよいよ本題に移りましょ。



実は、この「いじめ」という話題は、既にこのブログでもご紹介済みである。
とは言っても、あのアニメに便乗した何ともくだらない思考からということで、
今回ばかりは、もう少しだけ真面目に向き合ってみようという趣旨なのだ。

もちろん、僕が真面目になんて言葉を使ったところで、どうせ皆さんには不真面目に映るのだが、
それでも、汗を全くかかない夏というのもばかげた話というわけで、
皆さんとはまた違った角度からこの問題を取り上げてみることにする。



さて、

まず、僕がこのいじめ騒動について、おかしな話だと思った点はというと、
とあるニュースキャスターや最近はやりのツイッターなどの
日本のどこかのだれかの一言に始まる。



「いじめという異常事態が……」



……えっ?これのどこがおかしな話なの




皆さんは、そう思うが、実のところは、こうした出発点から僕と皆さんとでは違うのだ。

そもそも、いじめが起こるということを異常な状態だと感じている方がいるとすれば、それは大きな誤りである。
いじめは、どこにでも起こる極めて自然な状態なのだ。

これを異常事態とくくるから話が飛躍的におかしな方向へと飛んでいき、
いじめをなくすなんて出口の見えない真っ暗闇へと突っ走っていくのである。



あの、初めからきちんと説明してもらえませんかね



詰まるところ、僕らが集団という複数人の集合体をつくったところがよくない。

例えば、画面の前の君がこの世界にたった一人ならいじめなんてことは起こりようもない。
極端過ぎるというのであれば、画面の前の皆さんがそれぞれだれとも接触などしなければと言いかえて同様だ。

要するに、みんなが寄り集まるから、いじめは起こる。
「いじめ」というからわかりにくいのかもしれないね。
集団になるから役割が生じ、摩擦が起こるのである。




ここで、興味深い研究をお話ししましょ。

あるアリの集団がいる。
このアリたちは、約8割が働き、約2割が遊んでいると言う。

それでは、その遊んでいる2割をその集団から引き離すとどうなるか。
残りの役8割のアリから2割のアリが遊び出すのである。


これを現実世界でたとえてみようか。

人間50人を集めてみる。この中でいじめが起きたとする。
そのいじめられた人をその集団から引き離すとどうなるか。
これも先ほどと同様に、残った集団の中でまただれかがいじめられ出すのである。

逆に、いじめられた人だけを集めて集団をつくらせる。
すると、意外なのか、当たり前なのか、その集団でもきちんと役割が決まり、
いじめられる人があらわれるのである



……ってことは、永遠にいじめはなくならない?



結論から言うと、そのとおりだ。

もちろん、「いじめ」という表現はあいまいであり、その程度も千差万別だ。
しかし、その種類や程度は違えど、必ず摩擦が生じ、役割が決まってしまうのである。



何だよ、そりゃ。じゃあ、もう何を言っても無意味じゃん



この役割というのが非常にやっかいな話で、
ある集団では、いじめる側だった人も、別の集団に行けば、いじめられる側になることもある。
ある集団では、リーダー的な存在だった人も、別の集団ではパシリ扱いということもある。

これは、その人の資質、素質、能力などで決まるものではない。
運とも違うが、何となく決まっていくものなのだ。

先ほどのアリのお話でも、2割の遊んでいるアリを排除したときに、
「今度はあなたが遊びなさい」なんていう辞令が女王アリから下るわけではないし、
「オレのかわりはお前だ」と遊び人を去っていくアリから言い渡されるわけでもないのである。



まあ、要するに、「何となく決まる」ということなんだな。
じゃあ、それこそ、どうするんだよ。結局、解決しない問題ってこと



解決の道はある。
先ほど話したとおり、皆さんが集団なんて組まずに、引きこもりになっていればいいのだ。
そうすれば、だれとも摩擦は生じないから、いじめなんて起こりえない。




はぁ?それじゃ、いじめられたやつは登校拒否して、二度と来るなってことか?
そんなことをこんなところで言ったら、即通報扱になるって



うむ。
しかし、解決するには解決したが、
確かに皆さんの言うように、これでは逆に日本の将来が真っ暗というか、
外に出ないから、まちを停電にして真っ暗というか……。



くだらんことはいいからっ



……ぬう。
まあ、そういうわけで、きょうは余計な話が多過ぎて、結論を語るには文字数が足りないのだ。

タイトルにも「1」と振っているとおり、
次回に、もう少しだけ、真面目に考えみることにしようか。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第566話 とある日のすれ違い | トップ | 第568話 どうして?がと... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事