きょうは春分の日じゃあないか。
なのに、僕はどうして仕事をしているのだろう
なあに、仕事が忙しいのはありがたいことだろう。
そもそも週休2日で働けるところなど役所くらいなものだ。
とグダグダと言っても始まらない
とりあえず、これを書き終えると再び1週間ほどのお休み。
うむ、小説の方はようやく最後の分岐点に到達し、
これから終点に向かうところだ。
そうして、僕も皆さんにならって春休みをいただいたら、
また軽やかな足取りで出発だ
北海道の桜は5月が見頃ということで、
4月は恐らくまだ緑もないことだろう。
新学期には似つかわしくない風景だが、
それもいいさ。
さて、いよいよ後編に突入しましょか
要するに、世に出回っている幽霊の類はそのほとんどが作り物だ。
これはとても残念な話で、本物を探して歩く皆さんはさぞがっくりしたことだろう
しかし、それと同時にどうしても幽霊が嫌いな人は
ほんの少しだけほっとしたかもしれない。
世の中なんてそんなもので、
誰しもが等しく望むなどは存在しない。
このどっちつかずの状態がすべてを正しく機能させる唯一の術だからね
さて、それでは幽霊がいるという観点に立って、いざ検証しましょ
えっもういないでいいよぅ
まあまあ、いいんだよ、別に。
いても怖くなければ問題がない。
だって、サンタクロースがこの世に存在しないとわかっても、
できればいてほしいと願いたいものだ。
それで、どこにでもいる普通のおじ様たちが、
派手な格好でひげを生やして、いないのならなってやろうと言う始末だ
同じいないにしても、
その存在が僕らに何らかの利益を生んでくれるならば許し、
恐怖を与えるのならば避けたい。
そんなわがまま通りませんっ(キリッ
いいものも悪いものも一緒。
とにかくいてくれた方が助かるのだ
さて、それでは、なりすまし幽霊……というか、
僕らが思い描いている幽霊を整理しよう
とにかく、僕はその呪いのビデオというのを嫌というほど見てきた。
もちろん、友人がそういう話が大好きだというのもあるが、
それ以前に中身が凝っていて面白いのだ。
そんな話が実際にあったわけではないが、
実際にあったら怖いんだろう、君たちは??
そんな話が盛りだくさん
でも、そのせいで、製作者は大きな勘違いをしてくれたっ
昔は、さりげなく、それこそ、これって本当に幽霊かぁ
というものが多かったのに対し、最近ではそのアピール度が半端じゃない
要するに、こんなんじゃ刺激が足りぬ
ということだろう。
もっと恐怖を、もっと驚きを、
これが前面に出ちゃったのだ
きっと当の本人たちはそんなことなどに気づきもしない。
もしかしたら、投稿されている時点ですでに加工されているものもあるからだ。
同じ作り手ならばこんな事態は起こらなかっただろうが、
何せ日本じゅう、いや世界じゅうから送られてくるのだ。
これではもう秩序もあったものではない
もう、グダグダと長い話はいいから、早く本題にっ
あっ、はい。
まず、幽霊が視える人だ。
ちなみに、漢字を「視える」としたのは、僕が読んでいるブログにそう書いてあったからだ(笑)
何でも幽霊に限ってはこの「視える」を使うらしい。
そういう決めごとがあるのなら、僕も従おう
さて、そういう人は、例えば純粋な子どもだとか、
20歳にまるまでに視えなければ、もう二度と視れないとか。
はたまた霊感が強いと自負する人、
どうして自負かというと、それを誰にも証明させようしない頑固者だからだ。
とにかく、子どもやそういう人たちに幽霊は寄って来る……はずだった
はずだったって、何それ??
うむ、それが最近では違うのだ
何でも幽霊というのは、とにかくカメラが大好きで、
そういった霊感の強い人目当てというよりはカメラに寄ってくる
つまり、カメラのレンズ越しにその体を見切らせたりするのだ。
ははあ、幽霊というのはとりあえずは目立ちたがりなのかね
そう、アナタ習わなかった??カメラに背を向けちゃだめだって
とにかく、心霊スポットに何人かで行くだろう。
そうして1人がカメラ役で何人かがそれに向かってイエーイとやるわけだ。
そして、幽霊も同じようにカメラに向かってあいさつをする。
「やぁ、僕、映ってますかね??」
そんな声まで聞こえてきそうだ
……ん、待てよ。
確か幽霊というのはこの世に未練や妬みがあって、この世をさまよっているのだろう。
それがどうしてカメラを気にしているのだ。
カメラよりも先にそのうろうろしている人たちをどうにかしなさいよ。
昔はよかった。
背後に立たれたとか、どこからともなく泣き声だとか。
とにかく、本物感が漂っていたはずだ。
しかし、今は何とも自己主張の強い幽霊ばかり。
こちらも怖がらないで、声をかけたら案外いい奴だったりするんじゃないか?
僕はそうして夜な夜な幽霊に向かって声をかけるが一向に出てくる気配はない
恥ずかしがりやでカメラにだけは向かってくるのか。
それが微笑ましい以外に一体何があるのだろう?
なのに、僕はどうして仕事をしているのだろう
なあに、仕事が忙しいのはありがたいことだろう。
そもそも週休2日で働けるところなど役所くらいなものだ。
とグダグダと言っても始まらない
とりあえず、これを書き終えると再び1週間ほどのお休み。
うむ、小説の方はようやく最後の分岐点に到達し、
これから終点に向かうところだ。
そうして、僕も皆さんにならって春休みをいただいたら、
また軽やかな足取りで出発だ
北海道の桜は5月が見頃ということで、
4月は恐らくまだ緑もないことだろう。
新学期には似つかわしくない風景だが、
それもいいさ。
さて、いよいよ後編に突入しましょか
要するに、世に出回っている幽霊の類はそのほとんどが作り物だ。
これはとても残念な話で、本物を探して歩く皆さんはさぞがっくりしたことだろう
しかし、それと同時にどうしても幽霊が嫌いな人は
ほんの少しだけほっとしたかもしれない。
世の中なんてそんなもので、
誰しもが等しく望むなどは存在しない。
このどっちつかずの状態がすべてを正しく機能させる唯一の術だからね
さて、それでは幽霊がいるという観点に立って、いざ検証しましょ
えっもういないでいいよぅ
まあまあ、いいんだよ、別に。
いても怖くなければ問題がない。
だって、サンタクロースがこの世に存在しないとわかっても、
できればいてほしいと願いたいものだ。
それで、どこにでもいる普通のおじ様たちが、
派手な格好でひげを生やして、いないのならなってやろうと言う始末だ
同じいないにしても、
その存在が僕らに何らかの利益を生んでくれるならば許し、
恐怖を与えるのならば避けたい。
そんなわがまま通りませんっ(キリッ
いいものも悪いものも一緒。
とにかくいてくれた方が助かるのだ
さて、それでは、なりすまし幽霊……というか、
僕らが思い描いている幽霊を整理しよう
とにかく、僕はその呪いのビデオというのを嫌というほど見てきた。
もちろん、友人がそういう話が大好きだというのもあるが、
それ以前に中身が凝っていて面白いのだ。
そんな話が実際にあったわけではないが、
実際にあったら怖いんだろう、君たちは??
そんな話が盛りだくさん
でも、そのせいで、製作者は大きな勘違いをしてくれたっ
昔は、さりげなく、それこそ、これって本当に幽霊かぁ
というものが多かったのに対し、最近ではそのアピール度が半端じゃない
要するに、こんなんじゃ刺激が足りぬ
ということだろう。
もっと恐怖を、もっと驚きを、
これが前面に出ちゃったのだ
きっと当の本人たちはそんなことなどに気づきもしない。
もしかしたら、投稿されている時点ですでに加工されているものもあるからだ。
同じ作り手ならばこんな事態は起こらなかっただろうが、
何せ日本じゅう、いや世界じゅうから送られてくるのだ。
これではもう秩序もあったものではない
もう、グダグダと長い話はいいから、早く本題にっ
あっ、はい。
まず、幽霊が視える人だ。
ちなみに、漢字を「視える」としたのは、僕が読んでいるブログにそう書いてあったからだ(笑)
何でも幽霊に限ってはこの「視える」を使うらしい。
そういう決めごとがあるのなら、僕も従おう
さて、そういう人は、例えば純粋な子どもだとか、
20歳にまるまでに視えなければ、もう二度と視れないとか。
はたまた霊感が強いと自負する人、
どうして自負かというと、それを誰にも証明させようしない頑固者だからだ。
とにかく、子どもやそういう人たちに幽霊は寄って来る……はずだった
はずだったって、何それ??
うむ、それが最近では違うのだ
何でも幽霊というのは、とにかくカメラが大好きで、
そういった霊感の強い人目当てというよりはカメラに寄ってくる
つまり、カメラのレンズ越しにその体を見切らせたりするのだ。
ははあ、幽霊というのはとりあえずは目立ちたがりなのかね
そう、アナタ習わなかった??カメラに背を向けちゃだめだって
とにかく、心霊スポットに何人かで行くだろう。
そうして1人がカメラ役で何人かがそれに向かってイエーイとやるわけだ。
そして、幽霊も同じようにカメラに向かってあいさつをする。
「やぁ、僕、映ってますかね??」
そんな声まで聞こえてきそうだ
……ん、待てよ。
確か幽霊というのはこの世に未練や妬みがあって、この世をさまよっているのだろう。
それがどうしてカメラを気にしているのだ。
カメラよりも先にそのうろうろしている人たちをどうにかしなさいよ。
昔はよかった。
背後に立たれたとか、どこからともなく泣き声だとか。
とにかく、本物感が漂っていたはずだ。
しかし、今は何とも自己主張の強い幽霊ばかり。
こちらも怖がらないで、声をかけたら案外いい奴だったりするんじゃないか?
僕はそうして夜な夜な幽霊に向かって声をかけるが一向に出てくる気配はない
恥ずかしがりやでカメラにだけは向かってくるのか。
それが微笑ましい以外に一体何があるのだろう?