団長のつぶやきブログ

団長の日々のつぶやきを掲載。
団長独自の大相撲の見所と総括や週末の重賞無謀予想等多種多面に記します!

・決戦!西武球場!!(1) ~1989・10・10~

2005-06-24 07:08:35 | 野球
88年は涙の2位に終わった近鉄。
臥薪嘗胆の思いで89年ペナントに挑んだ。
しかし、この年のパ・リーグは凄いペナントレースとなった。
前半戦は弱投強打のオリックスが大量リードで首位を独走していたが、後半戦
に入ると息切れ。2位・3位の近鉄・西武が追い上げる展開と代わった。
わずか1ヶ月半で近鉄が逆転。8月終盤には最大2位に4ゲーム差をつけて近
鉄が一歩出る。
しかし、ここから西武が地力の強さを見せ、西武が9月に首位奪回。
ここからは調子を取り戻してきたオリックスを含めた史上空前のデッドヒート
に。
しかし、近鉄は失速し9月終了時点で首位から3.5ゲーム離され3位に。
評論家からは「西武かオリックス。」と絞る中、唯一近鉄の監督を経験した西
本氏は「近鉄の逆転がある。あの10・19は何のためにあるんだ!」と豪語
していた。
しかし上位陣もなかなか混戦が抜け出せない中、近鉄は一進一退をしながらも
優勝復活の望みを繋げ、西武戦へ敵地に乗り込む。
近鉄の奇跡があるとしたら敵地での3連戦3連勝が条件であった。
10月10日 第1ラウンド
西武先発:渡辺久 近鉄先発:山崎
渡辺久が序盤完璧な投球。一方の山崎も粘り強い投球で4回までお互い無得点
の緊迫した展開。
均衡を崩したのは近鉄。鈴木のホームランでまず1点。
しかし西武もすぐさま田辺のタイムリーで振り出しに戻す。
その後お互い1点ずつ取り2-2で迎えた8回。
4番のリベラが勝ち越しホームランで3-2。
その後は守護神:吉井がピシャリと締めて、近鉄が先勝。望みをつなげた。
一方オリックスはロッテに敗れ近鉄の優勝の芽が復活した。
しかし、翌日11日は雨で試合が流れ、12日にダブルヘッダーとして行われ
ることになった。
思い起こせば1年前、ダブルヘッダーで泣いた近鉄。
果たして近鉄の運命は如何に!?
話の続きはまた次回!!