団長のつぶやきブログ

団長の日々のつぶやきを掲載。
団長独自の大相撲の見所と総括や週末の重賞無謀予想等多種多面に記します!

6/4の重賞予想

2005-06-03 11:13:54 | 競馬予想
ユニコーンS予想

◎:ドンクール
○:カネヒキリ
▲:サンワードラン
△:シンメイレグルス
×:エイシンニュートン、モエレアドミラル

ダートの猛者揃いの白熱したレースになる予想。
東京D1600m勝ちのアドバンテージがあるドンクールで堅い。
相手はダート無敗カネヒキリ、内容良化サンワード。
シンメイも怖いがスタートが芝という所がポイント、△に。

・近鉄が好きになった理由(4)

2005-06-03 03:34:57 | 野球
18:44、第2試合が開始された。
先発はロッテ:園川、近鉄:高柳。
この試合も先制したのはロッテだった。マドロックのソロアーチで0-1。
近鉄も反撃はしたいが1試合目と同様、投手に苦戦を強いられた。
そんな中で6回表、何とか同点に追いついた。
「何とか突き放したい。」
ナインやファンはそんな気持ちでいっぱいだった。
そして7回表、伏兵の2選手が活躍を見せる。
怪我で欠場していた金村に代わった吹石がソロアーチで2-1、さらに守備中
心であった真喜志もソロアーチを打ち3-1。これで勝利の女神、そして優勝
は近鉄に傾いたかのように見えた・・・しかし!!
その裏に悪夢が襲った。
ロッテの左腕大砲:岡部にソロアーチを許すと、ヒットで出た古川を西村がタ
イムリーヒットを打ち、3-3。試合が振り出しに戻された。
歓喜から一気に悲鳴に変わった7回が終わり、残り2回に近鉄は逆転を賭ける
しかない。
その8回。ブライアントが火を吹いた!!
ややつまり気味の打球を力でスタンドへ持っていき4-3。再び女神が傾いた。
「このまま決めたい!」
と近鉄は1試合目でリリーフに出した阿波野を投入。必勝態勢にそして心中を
賭けた。
しかし1アウト後、代打:高沢にまさか、まさかのホームランで4-4。
球場全体がこのホームランで静まり返ってしまった。
残すは後1回。そして時間も迫られていた。
当時のパリーグはダブルヘダーの第2試合は延長戦になった場合規定時間を設
け、その時間を超えた場合その回数を持って試合終了とする―と言うルールが
あった。
その規定時間は22:44。それまでには決着を着けなければならなかった。
その9回表にアクシデントが発生した。
古川の牽制アウトが納得いかず、ロッテ:有藤監督が猛抗議をはじめた。
これには近鉄ファンはたまらない。もう時間がない。
辺りからはブーイング、罵声を有藤監督を浴びせていた。
一方、仰木監督も「早く、終わってくれ。」と願うしかなかった。
結局9回でも決着つかず、延長戦へ。
本当に時間がない!奇跡を・・・もう1度奇跡を起こしてくれ!!
近鉄ファンは願っていた。
ブライアントが相手のエラーで出塁。
「これが最後のチャンス、そして奇跡!!」
と近鉄ファンは勝ち越しを祈る。
しかし・・・オグリビーは三振に倒れ、V2戦士:羽田も併殺に倒れた。
もう、この時には近鉄に次の攻撃のチャンスを作る時間がなかった・・・。
この時点で近鉄の優勝は消滅。西武球場のファンは歓喜の中だった。
そして10回裏。
サヨナラだけはしたくない。しかし、もうチャンスはない。
そんな複雑の心境の中でプレイをしなければならなかった。
そして―。近鉄は守りきり4-4。最終戦は引き分けに終わった。
負けなかった。しかし僅かな勝率の差で優勝を逸した悔しさからは涙がこぼれ
ていた。もちろん、スタンドからも・・・。
試合終了後、仰木監督は選手たちに
「両スタンドへ挨拶をしてきなさい。」
と指示。
選手は1塁・3塁スタンドへ多くの近鉄ファンに脱帽して一礼をし球場を去っ
た。
この試合は「10・19」として今でも語り継がれている。
そう、球場へいたファンもそして英断を下したテレビ朝日をつけていた視聴者
にもこの感動と興奮、そして悔しさ等を持たれた筈だ。
拙僧は「なんて素晴らしい試合だったんだ。こんな試合をした近鉄を応援しな
ければ!」と誓い、その日を境に近鉄を応援、そしてプロ野球と言うものに関
心を抱くようになったのである。