りんごっこ劇場

どうせ一度っきりの人生,楽しまなくっちゃ!損々、
お酒に趣味に好きな事をして 我が老後まっ盛り! 花盛り!

桐野夏生『柔らかな頬』読後感想

2020年01月30日 |  小説 読書
令和2年1月30日(木)



○○郵便局の『仔ひつじ文庫』から借りてきた、

桐野夏生作『柔らかな頬』 逢坂剛作『カプグラの悪夢』完読 




桐野夏樹作『柔らかな頬』 文庫本2冊ほど
主人公カスミは、故郷北海道を捨て東京へ、
結婚し、夫の友人石山と不倫
石山夫妻に北海道支笏湖の別荘に招待されたカスミ家族
カスミは別荘でも密会 密会を娘有香にもみられていた。
直後 皮肉にも娘有香5歳が行方不明? 

ここから始まる人間模様
石山夫妻 カスミ夫妻 別荘の管理人と使用人
はたまたカスミの両親 捜索に当たった警察官
あらゆる視点から 心の奥底に筆を走らせていますが、


娘の有香は、母親に頬ずりしてもらって満足という唯一のくだり
『柔らかな頬』これが題名に?

最後の最後に、
『男の人がにこにこしながら有香を見ていた。
この人が私を殺すんだ。
有香は、早く殺してくれと細い頬を差し出した。』
というが、

犯人は誰? 

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