ノエルのひとり言(不登校を乗り越えて)

娘の不登校を乗り越えられたからこそ見えてきたこと、感じたこと。
笑顔の毎日を過ごせますように!

保健室登校

2008-07-27 15:07:55 | 不登校
今日の新聞の記事に、

『保健室登校 高校で倍増  小中学でも増』

と出ていました。


   ≪保健室登校≫
  
 登校した子どもが、1日を保健室で過ごしたり、
 特定の授業以外は保健室にいる状態を指す。

 出席扱いにするかどうかは校長が判断するが、
 小中学校の場合は、大半は出席と認めているとみられる。

 保健室登校の子どもには、主に養護教員が、
 心身の悩みの相談などを聞くほか、各教科の指導もしている。

 専用の部屋を設ける学校もあり、教室には通えない子どもが、
 不登校になるのを防ぐ有効な手段の1つにもなっている。



不登校、そして放課後登校や相談室登校を経験した娘。

登校しても、教室に入れないことの、複雑な思いや葛藤・・・

学校へ行き、教室でみんなと一緒に過ごす生活を、
当たり前のこととして感じられたら、
それだけで幸せなことかもしれません。


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14 コメント

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Unknown (ふーみん)
2008-07-28 00:01:03
増えてるんですね・・・
学校に行くことが出来るのに、教室に入れないのはもどかしかったでしょうね。

うちは、全く学校に行くことが出来ませんでした。学校の近くに行くことも拒みました。
あと2ヶ月もすると息子が復学してから1年になります。本当に早いなと思います。
そして不思議な感じもします。

今年の夏は去年と違う夏休みを過ごしています。小学校最後の夏休みを楽しんでいる様子です。海にも行けるし、夏休みの作品も作ることでしょう・・・

そう、笑って毎日過ごしてくれて学校にも通って。楽しく過ごしてくれれば
それだけで良いと思います!!

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Unknown (ふらわぁ)
2008-07-28 01:33:14
保健室登校、娘は経験しませんでした。1度放課後に保健の先生とお話ししましたが、かなり緊張していたような記憶があります。
保健室登校していると休み時間にクラスの子が会いに来たり授業に誘ったりすることが多いでしょうね。そういうのが相当心理的負担になる子が多いみたいですね。
教室に入ることが出来ない自分や毎日は学校に来られない自分の姿を他人、特にクラスメートには見られたくないという気持ちになるのは当然かも知れないですね。でも周りは何とかきっかけを作って良い方向に変化して欲しいと思ってあれこれ努力するのですよね。もちろんそれが効果を表す場合も多いのかも知れませんが。
娘は学校行事の代休で平日に自分の通う学校だけ休みの日の昼間、外を歩く事を気にしていろいろと私に聞いて来ます。初めはそんなこと気にすることないのにと思っていましたが、不登校を経験した娘は私が考える以上に人の目が気になるのかもなと思えてきました。
教室でみんなと一緒に過ごす生活、嬉しいことです。
苦しい思いをしている多くの子どもたちにも、元気に仲間と過ごせる日が来ますように...
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Unknown (かれん)
2008-07-28 20:02:10
以前不登校についての話し合いなるものに参加したときに、カウンセラーの方が「最近は高校生の不登校の相談が増えている」と仰ってました。
やはり年々増えているのでしょうかね・・・
うちの息子も保健室や放課後登校は全く行くことができませんでした。
でも、私の場合、かえってそれが動くきっかけにもなり、今があると思ってます。
日々子育てにも疑問を感じてたので、これから中学・高校に向けて、早い時点で気がつくことができて本当に良かったと思います。
教室でみんなと一緒に過ごせる事、それだけで幸せですね・・・
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Unknown (メルシー)
2008-07-29 09:54:50
ウチの場合は、保健室ではなく、相談室登校をした時期がありました。
専門のカウンセラーの先生が、週に2回、相談室に来て下さったので・・
私の場合、支援を受けずに不登校克服を目指したので、
こういうシステムは、助かりました。
たったひとりでは、教室復帰は難しかったと思います。
教室に戻る前の段階として、週に2回の相談室登校をしたことで、とりあえず、「学校へ行く」というハードルを下げることが出来ましたし、
学校には、自分の味方がいるんだと思えるようになったと思います。
ただ、あくまで、教室復帰へのステップと考えて欲しいなと思います。
卒業まで、保健室・相談室に登校することを決めてしまう親子もいて、それは残念だなと思います。
子どももかわいそうです。

不登校が増えていると言われていますが、
保健室登校や相談室登校が「出席」とカウントされているケースがほとんどなので、
実際にはもっと、不登校は多いんでしょうね・・
私の生徒でも、1割の確率で、不登校予備軍の子ども達がいます。
まだ1年生なので、これからが心配です。
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コメントありがとう! (ノエル)
2008-07-30 02:31:17
ふーみんさんへ

1度は学校を拒否した娘が、例え放課後でも、相談室だったとしても、学校へ行けるようになった時には、嬉しかったんですよ。
でも、その状態が長く続くと、いつまでこんなことをしているのだろう、教室に戻ることはできるのだろうかと、焦りが出てくるんです。
やはり、みんなのいる教室で過ごすことに意味があって、出席扱いにはなっても、不登校と変わらないと思うんですよね。
教室でみんなと一緒に過ごせるようになって、本当に幸せだと感じます。
ふーみんさんのところは、去年の夏休み、支援を受けられてはいたけれど、再登校を前に、大変だったでしょうね。
今年は、小学生最後の夏休み、充分満喫されてるようで、本当によかったと思います。
旅行も、めいっぱい楽しんできてくださいね。



ふらわぁさんへ

娘が相談室にいると、仲良しの友達が遊びにきてくれたり、クラスメートが声をかけにきてくれたりしてました。
結構普通に接しているように思え、教室に戻るきっかけになればいいのにと願っていましたが、ふらわぁさんがおっしゃるように、娘の心の中は複雑で、無理して笑顔で接していたのかもしれませんね。
今頃になって気がつきました。
お嬢さんは、今でも、周りの人の目を気にされてる様子があるんですか。
敏感で繊細な性格は、簡単には変えられないのかもしれないですね。
うちの娘にも、その傾向はあるかな。
学校に行けなかったり、保健室登校している子どもが、教室復帰できることを、祈りたいと思います。



かれんさんへ

復学支援は、完全不登校であることが条件ですので、支援を受けられたみなさん、別室登校の経験は少ないんですね。
うちは、ちょっと例外だったのかも。
初めて先生と電話でお話させていただいた時には、相談室登校をしていました。
五月雨登校への支援も、考えての相談でした。
それまでの経緯と今の状態をお話したら、「教室へ入れない相談室登校というものに、意味を感じていらっしゃいますか?」と・・・
先生は優しいですから、「少しでも学校と繋がっていたいと思われるお母さんのお気持ちは、よくわかります。」とも言っていただいたのですが、やはり、教室でみんなと一緒に過ごすことが必要なんだと、気付かせていただきました。
あの時決断して、本当によかったと思っています。



メルシーさんへ

そうだったんですか。
ウッピーちゃんは、相談室登校から、教室復帰することができたんですね。
娘が相談室登校してた時期、低学年の女の子も、相談室に来ていました。
給食の時間になると、クラスの友達が何人か来て、一緒に相談室で給食を食べているうちに、自然と教室に戻ってしまったと、相談室の先生からお聞きしました。
保健室や相談室の存在意味は、確かにあるんですよね。
うちの娘の場合には、簡単に教室に戻れる状況ではありませんでしたが。
メルシーさんが関わっておられる学童のお子さんにも、心配な様子の子が、そんなにたくさんいるんですね。
メルシーさんたちのような、母親以外の方と接することで、いい方向に影響することができたらいいですね。
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お久しぶりです (しま)
2008-07-30 22:53:38
お久しぶりです。
いつもブログは見させて頂いています。
なかなかコメントまで至らず・・文章力に自信が無くて・・。
「保健室登校」・・・みなさんのコメントを含め、どのお話もすごくよくわかります。
私も昨年の夏休みは、「また2学期も教室に入れず保健室なのか・・。」と、不安と心配で毎日が辛かったです。
実際2学期はほとんど保健室から離れられなかったですし・・。
けれど、学校には渋りながらも登校し続けました。教室に戻るまでの気持ちの変化を辛抱強く見守ってくれたお陰だと思います。
存在意味は確かにあります。
教室に戻れた3学期以降から今まで、時々過保護・過干渉になりそうな自分がいます。ノエルさんはじめ、みなさんのブログを読ませて頂きながら、また間違った対応しないように頑張っている毎日です。
でも・・なかなか私の心配性の癖は抜けなくて、娘にも時々影響が見られるのが困ったものです。
またコメントさせて頂きますね。
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しまさんへ (ノエル)
2008-08-01 12:03:44
お久しぶりです。お元気でしたか?
どうされてるだろうと思っていましたが、
(家庭教育支援について、エンカレッジの先生とお話したことがあって、しまさんのこと思い出していました。)
ブログ読んでくださっていたとのこと、とても嬉しいです。
去年の夏休みは、辛い毎日を過ごしていらっしゃったんですね。
しまさんが、こちらを訪問してくださるようになったのは、確か、秋でした。
保健室登校のお嬢さんのことで、随分悩み、苦しんでおられ、でも、私は何もしてあげられなくて、申し訳なく思っていました。
その後も、学校側が、チームを組んで対応してくださったり、何より、しまさんが、家族療法を頑張られ、お嬢さんは、教室復帰を果たされたんですよね。
しまさんのように、家族療法だけで乗り越えられた方や、支援を受けずに克服された方を、心から尊敬します。
それが、どれほど大変なことか・・私には想像もできないことでしょう。
過保護・過干渉、それに心配性。
私もそうですし、みなさんも、きっと同じですよ。
だから、こうして、励ましあって、何とか頑張っているんじゃないかな。
しまさん、よかったら、またいつでもいらしてくださいね!

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とってもつらいです。 (チョコ)
2009-08-21 13:26:22
この4月から6年生になる娘が、突然、登校拒否を始めました。今まで、本当に学校が大好きな子でした。
1学期の最後には、保険室登校と週1~2日を休んで過ごすような日々で、夏休みに入りました。
校外宿泊登山や学校のキャンプ、受験校の宿泊オープンスクールは、とても楽しく過ごして来たようでした。家では、大荒れで、夏休みの宿題も拒否。ドリルとプリントをやりましたが、全部、破き、始業式から、行かないからと、言います。
パソコンのゲームに依存していたことが、先週分かって、パソコンを家に置くことをやめ、ひょんなきっかけから、犬を飼いました。
もう、行かないと思っていた塾の夏期講習も行き、お勉強も少しづつですが、自分からするようになってきました。
家での態度も、言葉づかいも、落着きを取り戻しはじめました。
そろそろ新学期の声も聞こえはじめ、今日は、塾へ行くのもおなかが痛くなったのか。とりあえず、行きましたが。
2学期からは、どのような対応をしていけば、いいのか?皆様の体験談や、上手な登校刺激。私へのお叱りのお言葉などを頂戴しながら、前向きに歩みたいと思っております。
よろしくお願い致します。
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チョコさんへ (ノエル)
2009-08-21 18:23:14
チョコさん、はじめまして。
きっとお嬢さんは、チョコさんにとって、ご自慢の娘さんだったのでしょうね。
突然の登校拒否、保健室登校の状態から夏休みに入られたとのこと。
夏休みも終わりが近付き、不安が膨らんでいくお気持ち、私も経験しましたから、よくわかります。
辛いですね。
お身体は大丈夫ですか?
落ち着きを取り戻し始めたとはいえ、お嬢さんの荒れたご様子には、心が痛みます。

>私へのお叱りのお言葉などを頂戴しながら、前向きに歩みたいと思っております。

こんな言葉、なかなか言えるものではありませんよ。
チョコさんのそのお気持ちがあれば、きっとよい方向に向かわれるのではないかと思います。
お子さんからのサインや叫びに早く気付いて、正しい対応をしてあげることが大事だと思います。

まず、チョコさんの子育てを振り返ってみてください。
これまでお嬢さんに対して、過保護や過干渉で、手出し・口出しばかりしていませんか?
親の考えを押し付けたりしてきませんでしたか?
お嬢さんは、自分で考え、自分の力で行動することができますか?

私は、娘に対して、まるっきり逆のことをし、依存心の強い子に育ててしまいました。
そして、不登校という辛い経験をさせてしまったのです。
幸い、エンカレッジという復学支援機関に出会い、家族療法によって、親の対応を変えることで、娘は学校生活に適応できる子へと変わることができました。
本来、子どもは誰でも、大きな力を秘めていて、逞しいものです。
親が、その成長を邪魔してはいけませんよね。

子どもへの対応の仕方については、不登校や子育てのカテゴリーの記事の中にあります。
(でも、記事がたくさんあり、まとまりもないので、読んでいただくのは大変だと思います。)
ブックマークにある「ぶにん先生」は、家庭教育支援を専門とされている先生で、ブログでもためになるお話をたくさん載せてくださっていますし、先生が書かれた『ころばぬ先の家庭教育』というご本は、とても参考になると思います。
1度、ご覧になってはいかがでしょうか。


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共感する (けろこ)
2011-02-05 21:33:47
保健室にいってる娘さんと教室に行ってるほかの子供さんを比べないほうがいいですよ。うちにいるより学校にいれば先生だったり、同じ相談室や保健室の子供だったり何か人とのふれあいがあるんですようちも相談室ですが不登校してたころに比べたら楽しいって本人も言ってるし今の娘さんをみとめてあげてうけとめてあげることですよ
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